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土木建築等の工事業者の方ならお分かりかと思います。
役所の窓口には多くの所で「営業活動や挨拶で来訪された方は、業務の妨げになりますので・・・」などとして、「貴名受」や「名刺入」なる、名刺を入れる(投票する??)箱が置いてあります。

指名競争入札の参考資料用に、業者ごとの来訪回数などをデータ取りでもしているのでしょうか。
行く所のない営業マンの仕事作りのために置いて下さっているのかな?
まさかそのまま廃品回収だったりして・・・

当然、入れる側の業者は「指名に入る」為など、それなりの期待を持っているわけです。名刺もカラー印刷だとそれなりの値段がしますし・・・

あの名刺入れは何のためにあるのでしょうか。

A 回答 (6件)

補足させていただきます。


>参加資格の審査に名刺投票(枚数)があるか、です。
>業者は当然期待をしていますが、担当者レベルへの挨拶が指名資格に影響する
>か、つまり担当者がデータ取りを行った場合、それをいつの時点で参加資格審
>査会(というかどうかは判りませんが)に上程するかという部分です。
>審査会に上程するプロセスがあれば、それは審査の対象になる可能性があるで
>しょうが、担当者独自のデータ取りであれば、少なくとも「審査」の対象にな
>らないような気がします。
>このあたり、補足出来る方お見えでしたらよろしくお願いします。

 首長の権限が強い市町村あたりでは業者選定委員会そのものが無く、首長の主観的判断で選ばれることはあります。これは別に法的に悪いことではありませんが、大きな組織、例えば国の出先事業所などでは所長が独断で決めるようなことはできません。

 客観的データに基づいて選定名簿を作成し、選定委員会に諮って決裁をとります。それで、問題はそのデータに「名刺の枚数が入っているか?」ということですが、はっきり言えば未だに公にこんなことやっている機関があればちょっと問題ですね。

 今は情報公開法と言うものがあって、選定経緯を開示請求されれば原則的に公開しなくてはなりません。そのときに名刺の枚数をカウントして評価点とするような欄があったら、法的に問題は無くても世論にはとても耐えられません。世論に耐えられるかどうかというのは、すなわち選定基準に「客観性」があるかどうかということです。選定者の「胸先三寸」で決められていないか?という疑問に正当に答えられる必要があります。

 「事業への関心度」(∋名刺の枚数)という尺度は客観的データとは言い難いため、そのものを点数化して評価することは好ましくないという最近の傾向があります。

 選定名簿を作成する担当者本人が個人的趣味で名刺の枚数数えるのは勝手ですが、そんなデータ恥ずかしくて選定委員会に出せませんよ。「バッカヤロウ!!」って一言、それでおしまい。とても決裁なんてとれません。

 ちょっと恥ずかしい話ですが指名願いはデータ細かすぎてまして財務内容なんか見せられても技術屋には良くわかりませんよ。それに内容の分析なんて発注の度に指名願いひっくり返して調べあげるなんてことができると思います?

 資格点数はこういう細かいデータを元に業者に評価点数を与えていますし、資格点数はもちろん業者の規模、技術力を総合的に判断、数値化したものですから、これに基づいて大まかなランク分けをすることは事実です。町の小さな業者にいきなり数億円の工事の発注をすることはあり得ませんが、より客観的で妥当性のあるデータ収集が求められます。
 受注機会の均等性(特定の業者に指名が集中していないか、発注者側が過去に発注した手持ち工事を多く抱えていないか・・・)、地元への経済効果から地元業者に適正な配慮がされているか(少数の業者に特定されなければ規模に応じて地域を限定することは問題ないと判断されます。)、過去に発注した工事で優良な成績を収めているか(規模は小さくても丁寧な工事をしている。その努力を正当に評価する)・・・・等々は評価としては客観性があるのではないでしょうか。
 
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この回答へのお礼

寄せていただいた回答を見てみますと、どうやら「貴名受」は純粋に、業者の挨拶程度のことであればここへ、ということのようですね。

確かに、担当者に詳細な説明を行ったりするときは直接会ってお話をする、中にはその成果かどうか、小額の随意契約作業をいただいたりすることもあります。

指名への影響力という観点から見ると、どうやら合理性、平等性には疑問が残りそうですね。
能力のあまりない業者が名刺だけでランクが上がったり、などということは無いであろう、つまりそういったこととは結びつかない、ということが言えそうです。
枚数が多ければ、印象に残るくらいのことはあるでしょうけどね。

多くの回答、ありがとうございました。

お礼日時:2002/05/24 13:30

 昔は名刺の枚数で指名回数を決めるデータにした時代もあったというような噂を聞いたことはありますが、今はそんなことをやっている役所は無いんじゃないでしょうか?



 ただ、指名願いを出しただけで一度も売り込みにも来ないような業者は発注者側もいったいどういう業者なのか見当もつかないし、逆に足繁く顔を運ぶ業者はその役所のやっている事業に対して「やる気満々」、「研究熱心」という印象を与えるでしょうから、どっちの業者を指名しようか迷ったときには多少影響するかも知れませんね。

 名刺入れを置いているのは、好き勝手に机の回りに立ち入らせないためです。発注前ともなればマル秘の積算書や業者選定資料、予定価格の決裁文書なんていっぱいあるし、市民の疑惑を招くような役人と業者との接触を極力避けるためです。


 名刺配っただけで営業活動していると勘違いしている営業マンの方もどうも多いような気がするのですが、指名願いのデータだけではなかなかその業者を客観的に評価することは難しいと思いますよ。「我が社はこんな新しい技術を開発した。」とか、「今度こういう方面専門の人材を採ったから、こっち方面の工事なら任せてくれ。」とかそういう売り込みをして指名を勝ち取ることこそ営業活動なんじゃないのかな。どこの役所だってそう言う情報を欲しがっているんだと思いますよ。話がしたいのであればそれを役所が拒否する理由は全く無いし、マル秘文書が置いていないオープンスペースで、複数の人数が立ち会っての打ち合わせ、という原則さえ守っていれば問題は無いと思います。
 そういう営業活動の結果、指名に有利に働いたとしたらそれは結局、民の努力に正当な評価を与えるということだろうし、また民の技術を積極的に官が導入していくことによりその技術が普遍化され結果的に市民生活に利益をもたらしていくということにつながっていくだろうし、それはむしろ好ましいことだと私は思います。

 しかしながら・・・それでも悪いことする人は依然後を絶をたちませんね。
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  No1です。

たしかに業者としては、入札の指名や備品などの購入をしてもらうために、役所を頻繁に訪問をします。が、その回数で入札の指名業者を選定することはありません。指名業者は、工事などの規模に応じて対象業者をランク分けしたり、指名願いを提出して登録をした業者の中から、過去の実績に応じて選定をします。名刺の枚数で業者を選定するような役所は、担当者のモラルが問われます。

 業者の名刺には、当然営業に来ていますので発注を念頭においてはいますが、受ける側としてはそれほど名刺を重要視していない、と役所に勤務する友人が言っていました。

この回答への補足

多くのご意見ありがとうございます。
この枠で代表してお礼申し上げます。

この4つの回答で共通して言えることは、業務中に挨拶にこられては迷惑、つまり挨拶であれば名刺を入れて置いていただければ後ほど見ます、ということのようですね。そのために会社の営業項目を書いておくと良い、なるほどと思います。
最近は市民町民の方の目が厳しいので、業者と直接話を行うのは癒着と思われる可能性がある、それも当然あることと思います。
そういった観点から「貴名受」を設置されているというのであれば合理的なことと思います。

さて、両極の意見があります。つまり指名の資料になるかどうか。
当然のことですが、業者は指名願いを提出し、その中の「経営事項審査の結果」や技術者数、工事実績等によって発注側が指名競争入札の参加資格の付与、それをもとにした指名通知書があるわけです。
参加資格の審査に名刺投票(枚数)があるか、です。
業者は当然期待をしていますが、担当者レベルへの挨拶が指名資格に影響するか、つまり担当者がデータ取りを行った場合、それをいつの時点で参加資格審査会(というかどうかは判りませんが)に上程するかという部分です。
審査会に上程するプロセスがあれば、それは審査の対象になる可能性があるでしょうが、担当者独自のデータ取りであれば、少なくとも「審査」の対象にならないような気がします。
このあたり、補足出来る方お見えでしたらよろしくお願いします。

追記
私がいろいろな役所へ行くなかで、窓口受付業務の方が名刺を見ながら一覧表のようなものに丸を付け、仕分けを行っている、そんな光景を目にしたことがあります。気になってしまいますね。

補足日時:2002/05/23 13:43
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 私が担当していた部署では,積算をしていることが多く,貴名受けのない時は,どんどん中に入ってきたので,部屋の入口付近のカウンターに,用のある人の名前を呼ぶか,貴名受けに名刺を入れてもらうようにしました。


 貴名受けは,1週間に1度開けました。一般競争入札ならともかく,プロポーザル入札や指名競争入札でしたら,営業活動としての実績としても見ますし,色々技術的なことも知りたいので,その名刺の先に電話をすることもあります。
 カラーの名刺は不要です。むしろ何をやっている会社か裏に印刷している方がとても助かります。
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業者が、直接担当者に会うと、いろいろ問題がありますから、その様な制度を取っています。


表向きは、其れ丈ですが、実際には、何処の業者が何回訪問したかは、担当者が名刺に目を通して、しっかりと管理しています。
そうでなければ、業者が忙しいときに時間を割いて、頻繁に訪問して名刺を入れてくるはずが有りません。

仕事の発注は、入札の他に指名入札という制度も有り、そのときに、訪問回数も影の効力を発揮します。
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 直接担当者に名刺を渡すようにすると、担当者も忙しいときがありますので、担当者が直接受けるのではなくて、箱に入れておくようにしているのです。

特に、役所の理事者ですと、業者の方の名詞を直接受け取って挨拶をしていたら、一日中それだけで終わってしまいます。そのようなことを防止するために、業者の方の挨拶を断るのも失礼ですし、箱に入れてもらうようにしているのです。又、業者の方と親しく話していると、癒着などの噂も出る場合がありますので、それの防止という目的もあるでしょう。

 箱に入れられた名刺は、目を通して処理をする場合もありますし、そのままゴミ箱へ行く場合もあるでしょう。来訪データは取っていないと思います。
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