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どう思いますか?

この本は、シェークスピアから時代劇まで、幅広いジャンルで活躍する名脇役、樋田慶子の半生記。刺激的なタイトルは、伊藤博文の愛人だった慶子の祖母、千穂の言葉だという。新橋の料亭「田中家」の女将として、明治、大正、昭和の花柳界を生き抜いた祖母の考えに(実際、慶子を林房雄や高浜虚子に引き合わせ、岸信介元総理の愛人にしようとするが)反発し、俳優座養成所の門を叩き役者の道を志す。波乱に満ちた人生を送った慶子はこの本の執筆中、65歳で初めての結婚をしたという。
(つまりは著者は妾にはならなかったわけですが・・・)

お妾さんという前時代的な感覚ではなく愛人、都合のいい女という表現も考えられると思いますが。
そもそもここで言う「一流の男」とは?・・・社会的地位や名誉、金もある大物でしょうが、歴史に名を残すまでいかなくても程ほどにお金と地位があり(例えば医者や弁護士など)、例えば、ワンルームマンションの一つでも与えてくれて服を買ってくれたりお小遣いをくれたり、たまに旅行したり・・・そして、遺伝学上からもかなりの確率で頭のいい子孫も残せるでしょう。

賛否両論あると思いますが、はたして貴女はどう思われますか?

A 回答 (8件)

時代背景もあるとおもいますよ。



わたしの勝手な推測ですが、昔の一流な男、地位や名誉やお金のある男というのは、恋愛云々で結婚できない場合も多かったのではないかとおもいます。
家柄が違えば、付き合うことすら難しかったでしょうから。

ですから、本妻さんは世間体のための伴侶。
そして愛人は、人間的な愛情を満たすため・・・といった感じだったのではないかとおもうのです。
家柄も関係なく側にいることができます。
ですから、昔の愛人と今の愛人とでは質が違ったような気がします。

心を満たすための相手か、性欲を満たすための相手か・・・といった違いがあるのではないでしょうか?
家柄が似たような酒飲みでろくな仕事はしない男の妻になるよりは、本妻にはなれなくとも、大切にされ幸せになれるという意味もあるんじゃないかとおもいます。
詳しいことは分かりませんが。

現代では、お金を持っていたり地位があっても、世間体で奥さんを選ぶ人は減っていますので、現代の愛人といえばやはり奥さんの次になってしまうことが多く、性欲を満たしたり、自己満足のための愛人だったりすることが多く、現代だと愛人は損をするばかりのような気がします。

そうでない関係もあるのでしょうけれど・・・。

ですから現代でしたら、家柄などあまり関係なくなっていますので、一流の男の奥さんになるのが一番いいとおもいます。
昔は、それは望めなかったのでしょうから・・・。
ただ、それを言ったらおしまいなのかもしれませんけどね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

柔らかい文章で読みやすく、かつ納得しました。

お礼日時:2007/02/16 16:30

確かにその言葉にも一理はあるとは思いますが、いかんせん時代が違いすぎますね。



その言葉を仰った方の生きた「明治・大正」の頃と現在とでは、あまりにも違いすぎます。

当時なら「浮気は男の甲斐性」で、本妻の他に妾がいようが世間や本妻からは「殆ど公認」だったと聞いた事があります。

人妻の浮気には「姦通罪」(昭和22年廃止)が適応されたし、「嫁して3年、子なきは去れ」などとも言われ、実際にそれが理由で三下り半を突きつけられたりもあったそうです。

「離縁」されれば、実家の世話になる位しか、食べていく道はなかったとか。

実家には世話になれない、女性では働く場所も無い・・・

そんな時代の本妻さん達は“旦那の勝手”は許すしか方法も無かったでしょう。

出来た本妻さんだと、盆・暮れに「主人がお世話になってます」と、妾に付け届けをしたそうです。

本妻と妾の違いは“籍が入っているか入ってないか”だけで、一戸建ての家をあてがった上、生活費その他は 全部「旦那持ち」。

昔の妾という立場は“籍の入ってない外(そと)の妻” です。

男性の感覚も「一生面倒を見る」か、別れる場合は「一生困らないだけの手切れ金を渡す」が当時の“旦那”連中の“甲斐性”だった様です。

現代の愛人やら都合のいい女とは、決定的に違いがあると思います。

幸い今は女性が働く場所に困る事もないですし、結婚しなくても、離婚経験があっても、世間からまともに扱って貰えない事も無くなりました。


男性の経済力や力に頼らずとも、マンション買ったり、旅行に行ったり、買い物をしたり。 全て今は女性自身の甲斐性で出来ます。

子供でさえ、遺伝子学上の優れたDNAを手に入れて産む選択さえ可能です。(日本ではまだ無理ですが)

少なくとも私は「結婚か妾か」の二者択一は、ナンセンスだと思っています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

とても説得力のある文章です。
かつその淡々とした筆致からは静かな迫力のようなものも感じました。

お礼日時:2007/02/16 17:04

#1 bagnacaudaです。



少し仕事をして、「あの質問にはどんな回答が付いてるかな…?」と見てみたら、結構書き込みがあるので追加です。

#1は質問に対して少し「平凡」過ぎた発想かも知れませんねぇ。
丁度、CDでマーラーの交響曲第3番と10番を聴いていて、アルマ=マーラーのことを思い出しました。
質問者さんの名前をクリックしたら音楽に詳しいことが直ぐにわかったので、説明は不用だと思います。(その他の方はネットで検索すれば直ぐにどういう女性かわかります)

彼女なんて所謂「一流の男」著名な芸術家を渡り歩くというか、同時並行というか、スゴイ女ですよね。
妾どころか、不倫OKで夫以外の男の子供は産むし、その相手がまた天才。
最後まで男に不自由せずに一流の男と結婚し続けて浮気し続ける。
いやはや、男も女もスケールの差というものはどうしようもないのかもしれませんね。(笑)

確か、グスタフ=マーラーとアルマの出会いで、アルマは交響曲第3番をケチョンケチョンにけなしたとか。
僕は嫌いじゃないですけどね、ちょっと1楽章がくどいけど。

まあ、「つまらぬ男と結婚するより一流の男の妾におなり」については人生イロイロでしょうね。
アルマが聞いたら大笑いしそうです。

因みに彼女は僕が寝てみたい歴史上の女ベストテンに入っています。
この質問アンケートで立ててみようかな?(笑)

蛇足でした。。。
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この回答へのお礼

再度、ご回答ありがとうございます。

マーラー、実は大嫌いな作曲家なんです。(ごめんなさい)
世紀末デカダンな時代を奔放に生きた女性は内外に多くいますね。彼女達は決まって芸術家や芸術家気取りの間を堂々と渡り歩き彼らのエッセンスを糧に生きたような人間。日本のお妾さんのような日の目を見ない、ある意味、物静かな雰囲気というかそれ自体がひとつの時代の儚(はかな)さのようなものを感じるのは、はたして私だけでしょうか?

お礼日時:2007/02/16 16:53

いくつかの問題点があります。



1. 「つまらぬ男」と「一流の男」の定義次第でどうとでも解釈可能なこと。特に、「つまらぬ男」などは所詮主観的・相対的な表現でしかないこと (ごく一部の「一流の男」以外はすべて「つまらぬ男」と定義することも可能)。

2. 本人がそのような生き方を肯定できなければ、幸福とは言えないこと。

3. 民法上の不法行為であるため、男に捨てられても法律は守ってくれないこと。

4. 親と子は別人格であり、親がそのような人生を肯定しても子供は否定する可能性があること (本人は幸福でも子供は不幸になる可能性がある)。
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はじめまして。



私はいやですね。一流の定義は人それぞれでしょうが、私にとってひとりの人と1対1で正面から向かい合わない人は、一流ではないです。どれだけ地位があろうとなんだろうと、愛人を作った時点で逃げていると思うし一流とは考えません。

ひとりの人としっかり関係を結ぶのって他の何よりもむずかしいし、大切なことだと思うんです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/02/16 16:19

表立っては言えないけど、でも本音を言えば僕はそういう生き方の方が好感持てるな。


僕も『つまらぬ女と結婚するより一流の女のキープ君』でいる道を選びたいし。

#1さんが既に、何がつまらない男で何が一流の男なのか分類をしてくれてますが、僕もその分類に賛成です。
要は女性(自分。主観で見てって事だと思う)を幸せに出来るかどうかってのがその線引きなんじゃないですか?

普通に考えて、『つまらない男』と結婚したいなんて事はあり得ない訳です。その選択をする意志が本人にないんだから。普通は自分の一番好きな人と結婚したいと思うはずです。
でもこの本が出るって事は、そういう『つまらない男』と結婚する人がいかに多いか、って事を示してると思う。家庭の事情だったり倫理の壁だったり『将来』っていう周りからのプレッシャーからだったり色々あるかもしれないけど、現実にそういう結婚をする人は結構いるわけです。
これって悲惨な事ですよ。一生を台無しにする行為です。本当に自分が『つまらない男』って思ってる人の事なんて、この先一生愛せる保証なんてないですよ。この間に産まれる子も悲惨です。両親が愛し合っていないんだもの。そして必然的に幸せでもないし。
それだったら自分が愛せる男の側にいなさいって事だと思う。(それを端的に言って”妾”って事なんじゃないかなぁ?)それなら幸せは自分の内から湧き出してくるわけです。形式はどうあれ、幸せにはなれるって事でしょうね。(これは男性にも言えると思う)

ただ、一流の男の”妾”になるより、一流の男の”奥さん”になれたらそれに越した事はないと思いますけどね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

『つまらぬ女と結婚するより一流の女のキープ君』・・・うーん、これにはちょっと唸ってしまいました(笑)。まさか巷で流行のホスト君とか?
確かに一流の女性(この一流とは・・・女社長とか実業家?または名門の家の出の名門大学卒のお嬢様とか?)と結婚出来る男性はそれなりのものを持ってないとはなから駄目でしょうが、お遊び相手くらいならおつまみの対象くらいにはなるかもしれませんね。男としては悲しいですが・・・

一流の男の”妾”になるより、一流の男の”奥さん”・・・これが最高でしょう。ただ、その責任も重いですがね。

お礼日時:2007/02/16 16:18

女性です。


「一流の男」の定義はひとそれぞれだと思いますが・・・
少なくとも私は地位はどうでもいい。
弁護士や医師が地位のある職業だとは思わないけど。
お金はあって当然ですが、お金というより、稼ぐ力がある(たとえどんな仕事でもそこで頭角を現す)方が大切かしら。
たとえどんな状況に陥っても這い上がってこれるだけの精神力・体力・知力があるというか。
それでもって頭を垂れることのできる人(謙虚)、女に心底惚れられる人かしら(たとえそれが複数でも)。


その本は読んでませんが、著者の言わんとしていることはなんとなくわかりますね。
確かにくらだん男の正妻になるくらいなら、心底惚れられる素晴らしい男を複数の女性でシェアしてもその人の子を産むほうがいい、って思うかも。
だから結婚制度って男のためにあるって何かで読みました。一夫多妻やハーレムが認められたら、
魅力の足りない男は一生女に見向きもされず、一握りのイイ男がたくさんの女を独占するからと。
もちろんそういう男は、全員をちゃんと養えるのだ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

医者や弁護士は一応、最高学府の中でも最も難易度の高い学部で学問を修め、かつ資格試験をパスした人です。また、実務でも世のため人のためにその果たす責務と報酬は一般的に高いと万人から認められた職業でしょう。
つまり、知と財がある冴えたるものとしての代表格として用いられます。それに外見の良さや腕の良さ、その家柄やサクセスストーリーが加わったりするともう、昔から小説などのネタに枚挙に暇がないのは周知のことです。
正直こういった話には、平凡なサラリーマン(含公務員)の奥様に収まっておられる皆様方も内心穏かではないのではないでしょうか?一度は小説の世界のような超エリートとの結婚を夢見たこともあるのでは?
そんな別世界を知らなくても一生、知ってしまうのも一生だと思います。

お礼日時:2007/02/16 16:01

はじめまして。


僕が思うに人間は男でも女でも、愛する相手を大事にし、その人間から大事にされることが「幸せ」の一つの条件だと思うのです。
その意味で、家族は大事であり、古い考え方かも知れませんが子供を持つことも大切なことだと考えています。

そういう観点から「男」を見ると、

◎結婚して浮気一つしなくても妻を大事にしない男はいます。いや、妻を大事にすると言う感性と能力を欠いている男がいます。
こういった男は「つまらない男」ですし、決して女を幸せに出来ません。

◎逆に、妻だけでなく多くの女性を大事にすることができ、また自分が大事にしている女性から大事にしてもらえる男もいます。
当然のこと資力も、人一倍の繊細さや体力、性的魅力も兼ね備えなければなりません。
仮にこういう男の中で特に秀でた男を「一流の男」とします。

人間の能力や魅力には、どうしようもない差があります。
上記の2人の男を比べた場合、たとえ愛人という立場であっても、後者の方が圧倒的に幸せな人生だと僕は思います。

ただ、世の中こんな両極端の男に分類されるわけではなく、多くの男はこの中間のどちらか寄りにいます。
だから話がややこしくなります。(笑)

まあ、回答になっていませんが、要は「自分を大事にしてくれ、自分も大事にしたい」と思う男と結婚したり、結婚しなくても付き合ったりセックスしていれば、とりあえず大きな間違いはないのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

男性の方ですね。
フェミニストは持って生まれた性格か、努力によるものかいずれにしても多くから愛されはするでしょうね。
「一流の男」のニュアンスが多少違うように思えるのですが、仰せの事柄には確かに納得する部分があります。

お礼日時:2007/02/16 15:32

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