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昨今のニュースを見ていて、ふと気がかりになりました。
一般家庭から排出される生ゴミを自治体や企業が回収。
肥料として再生し農家や家庭菜園様に配布、販売するというものですが。
一般家庭から排出される生ゴミの中に危険なものが混入されていた場合は
それらは適切に処理されるのでしょうか?
金属やポリ容器など生ゴミ以外の物は回収されない、分別されるのは当然事で
しょうが、例えば
・化学薬品や劇薬等で冒された生ゴミ。
・感染性のある雑菌、病原菌に冒された生ゴミ。
・ダイオキシン等、環境基準値を上回る結果の出た食品の生ゴミ。
・悪意をもって劇物・毒物を混入した生ゴミ。
等です。
これらを故意的に出す家庭はいないとは思います。
ですが、事故・悪意というものも存在します。
現に、リサイクル用の回収箱にの中に紙おむつも混ぜて投入したり、使用済みの
注射器が一般ゴミの中に混ぜられていたり、工場からの廃棄物・水が用水路に
流れ込んだり・・・そんなニュースは一度成らず聞かれた事があると思います。
同様なケースで毒物・ばい菌・化学薬品が混入しないとも限りません。
肥料にするという性質上、消毒殺菌などは難しいと思うのですが・・・
それらを説明したニュースやパンプレットを読んだ事がありませんので、急に
不安も出てきました。
生ゴミ処理のリサイクルを進める、それらの自治体企業は何か対策をとられているのでしょうか?

A 回答 (3件)

私も環境関係の仕事に携わっているのですが、


おっしゃるケースは必ず潜在的に発生していることと思います。

ただこれは犯罪と一緒で、家に泥簿が入ることはないのでしょうか?
というように、起こる事そのものがハプニングなんだ、
という考えで実務は進んでいっているんだと思います。

当然対策は講じられており、
私の知るプラントでも、
揮発性薬剤(『あまり』堆肥に残留しない)による殺菌を行ったり、
異物についても、ビニールやガラスなどの混入は『ほとんど』取り除かれています。
堆肥化の工程の中で、かなり高温になることで、
ばい菌等の発生も『かなり』抑えられています。

・・・と、お恥かしい事ですが、
結局のところ『あまり』『ほとんど』『かなり』の世界なんです。

むしろ大変なのはできた堆肥の使用先の問題で、
せっかく作っても、供給過剰となる場合が多いんです。
一世帯から排出される生ごみの量は、約1kg/日と言われています。

自治体や企業、家庭の三者で一番力を入れなければならないのは、
排出抑制なのかもしれませんね。

では、再見!!

この回答への補足

皆々様、ありがとうございました。
(総まとめのお礼欄が無いのでここでまとめて)
1週間立ちましたので一旦、質問をうち切ります。

補足日時:2002/06/02 19:50
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この回答へのお礼

そうですかぁ・・・
やはり見切り発車している面も少なからずあるのでしょうね。

> 自治体や企業、家庭の三者で一番力を入れなければならないのは、
> 出抑制なのかもしれませんね。
捨てたってリサイクルされて環境汚染にはならないんだから、捨てちゃえ!
って簡易に話が進まない事を祈りたいですね。

あろがとうございました。

お礼日時:2002/05/31 21:23

生ゴミ再利用として肥料を生産する場合にあたっては、色々と問題があるんですが、仰るような「安全性」についての面も、問題の一つとしては存在しますし、安全策としては決定打が無いのが現状ですね。




ただし、「対策の必要性」と「可能な対策」を考えると、が必要か?を考えたら、これは余り必要無いorやっても無駄とも思えるんです。

問題となるのは、土中に存在しない種の物質や最近を、人体に影響が出る程の濃度で、処理工程を知った上で捨てる場合だけですよね?

すると、肥料化工程をすり抜けて行くような物質、例えば、一般家庭から多量のPCB有機水銀が、ミスで排出されることも無いでしょうし、コレラ菌やペスト菌が多量に出ることも、まぁ無いんではないですかね?

そして何より、「人体に影響を出そう」とする悪意が存在して、その方法論としてゴミの再利用への物質混入を選ぶのでしたら、当然、相手は相応の知識を持って行動しているでしょうし、「絶対に乗り越えられない防御策(例えば焼却熱というエネルギーで取り出すとか)」を執らない限り、影響は出ると思います。

この面から、「防護策は不可能だし、現実的には必要ないかな?」ってところに行くと思います。
(勿論、実際にこの方法でテロを起こされたら、回収自体をやめるなんて対策が出てくるでしょうが....。)


で、これらの対策の為に推進されているのではないのですけど、かなりの数の行政が「家庭での生ゴミ処理機への助成措置」を打ち出しています。

これは「生ゴミの排出量が少なくなれば、行政の支出も減る。」、つまり「税金で賄うべきサービスが減るので、税金が浮く。だから、その分を設置者に還付する」という方策を執っていますが、これが100%の家庭に導入されたら、異物混入問題は別の面で心配なしになるかもしれませんね。


蛇足ですが.....。

回収→肥料化が巧く行っても、問題は出ます。
それは「肥料化過程で生成されるダイオキシン問題」でして、この面から評価したら、肥料化の是非は混沌としてきますが、これはまた別の話ですね。
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この回答へのお礼

> これが100%の家庭に導入されたら
そうですね。全て家庭内で巡回されるならば問題は無くなるのでしょうね。
でも、相当難しい事ですよね。
生ゴミ処理で土・肥料以外のモノに変化できる様なモノがあればいいのでしょうが・・・。

> 蛇足ですが.....。
確かに。
それも心配ですね。

お礼日時:2002/05/29 18:46

以前住んでいたところで、モデル地区として


生ゴミの再生処理装置をおいていました。
その地区での使い方は、毎日決まった時間帯のみ
ゴミの受付をしていて、管理は自治体の人が
やっておりました。
ゴミの持ち込みは、ボウルなどにそのまま
生ゴミを入れて持っていくスタイル。
処理装置の中に入れる前に管理の方の検査があります。
まぁ、田舎の小さな自治体ですから、
それで上手く運用は出来ているようでしたが、
昼間しか開いていないので専業主婦と
仕事してないお年寄りくらいしか利用出来ませんでしたが。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
やはり管理は必要なんですね。
でも、家庭の排泄物(生ゴミ)を他人に見られるというのは少々抵抗感が出てきてしまいますよね。
台所事情が公開されてるみたいで・・・。

お礼日時:2002/05/29 18:38

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