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唐突ですが、平均赤血球容積(MCV)というのはなんでしょうか。容積ということからヘマトクリットなのかなぁとは思うのですが、どうも違うようです。
これは何を表しているのでしょうか。また、算出法があるようなのですが・・。
この基準値はどのくらいなのでしょうか。
また、検査結果から基準値を逸脱した場合はどういった疾患が考えられるのでしょうか。
是非教えてくださいm(__)m。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

平均赤血球容積の基準値は、83から100です。


算出法は ヘマトクリット(%)/RBC(×10の6乗/μl)
です。
ちなみにヘマトクリットは全血に占める赤血球の容積率です。

MCVの検査は貧血の判定に使います。
MCV<83の時は小球性低色素性貧血
83<MCV>100の時は正常性正色素性貧血
100<MCVの時は大球性貧血
です。
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「総赤血球数」とは1ml中の赤血球の数です。


「ヘマトクリット」とは全血液中に占める赤血球の割合、血液量はmlの容積なので、イメージ的にはヘマトクリット値も「容積」の意味合いを持ちます(数値は%ですが・・)

MCV=ヘマトクリット×10/総赤血球数(RBC)
であらわされます。
つまりMCVがあらわしているのは「赤血球1個あたりの容積」の整数倍です。
※単純に赤血球1個の容積であれば(1ml×ヘマトクリット/100)/RBCですがこれだと数字が小さくなりすぎるので見やすくするために1000倍しています。

ですのでMCVは赤血球の大きさを示してるんだと考えてください。赤血球にも大きな赤血球や小さな赤血球、きれいな形の赤血球、ゆがんだ形の赤血球…色々あるんです。

何故大きさがかわるか?に関しては
1)大きさを維持するだけのヘムタンパク(浸透圧の問題)がない。
2)赤血球分化の過程での異常
などがあるそうです。典型的なものは既に説明されているので割愛。

専門科ではないため大まかな知識としてのみ。
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#1さんの通りです。


低いときの代表は「鉄欠乏性貧血」で一番多い貧血かな。高いときの代表は「悪性貧血」です。
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