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カテゴリ-違いだったらすいません。

建築関係の人と話をしてて「PΔ効果」っていう言葉を聞きました。
その人に説明してもらったんですがいまいちわかりません。
詳しくわかる方、丁寧に説明してください。
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

(1)軸力と曲げを受ける柱の耐力は,


柱の耐力=軸方向の耐力+曲げ耐力
この式を変形して,
軸方向の耐力=柱の耐力-曲げ耐力
で表すことが出来ます。ここで,軸力のみが作用する場合は,曲げ耐力は必要ないので,当然,
軸方向の耐力=柱の耐力
になります。

(2)例えば,柱頭に水平力が作用すると,水平方向の変位を生じます。この水平変位によって,この柱に,水平方向力により生じるる曲げと別の軸方向にのみ着目した
曲げ=軸方向力×水平変位
の曲げが生じます。

(3)ここで生じた曲げは,柱自身が負担しなければならないので,軸方向の耐力は,柱が負担しなければならない曲げにより生じた応力を差し引いた耐力になります。つまり,
軸方向の耐力=柱の耐力-曲げにより生じた応力
となります。

(4)以上の事をまとめて,ここで,本題ですが,
軸方向の耐力のみに着目した場合,柱頭に水平変位(Δ)が生じたことによって,軸方向の耐力(P)が見かけ上,低下してしまいます。これが,PΔ効果です。

(5)通常,水平力による水平方向変位は微小なので,この軸方向耐力の低下は無視することが出来ます。が,特殊な場合,例えば,柱が長い場合は,無視できないほど水平変位が大きくなり,当然,軸方向耐力の低下も無視できなくなります。これをPΔ効果により生じた長柱効果と言います。

(6)因みに,「効果」というのは,軸方向力と関係ない水平方向の変位が,軸方向の耐力に「影響を与える」という意味です。

以上,専門的にはもっとややこしいのですが,概要を記述しました。参考にしてください。
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この回答へのお礼

皆さんありがとうございました

お礼日時:2007/04/17 17:21

建物に水平力(Q)が加わると、水平変位(δ)が生じます。


そうすると、建物の自重(P)によって、さらに倒れ込もうとします。

水平変位δが0ならば、そういう余計な力はかかりません。
水平力を加えなくても、建物が傾けば、その距離に応じて自重で倒れようとします。

この、自重と水平変位との効果によって余計にかかる力(鉛直方向の力)のことをPδ効果といいます。
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http://www.kozosoft.co.jp/gijyutu/s13.html
>島課長「すなわち、次のような片持柱を考える。A図の場合には、Pという鉛直力により柱に軸力が生じるだけだ。
>ところがB図のように柱に大きな層間変形角があると、軸力だけでなく、柱脚にP・△という曲げモーメントが生じるのがわかるね。」
(何の話なのかはわかりませんが...)
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 こんにちは。



 私には、全部説明することはできません。

 PΔ効果 
について検索してみれば参考になるかも知れませんね。

 http://www.yahoo.co.jp/ 
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