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日本とは違ってアメリカではメディカルスクールがあり、最初の4年間で一般教養課程を終えてからメディカルスクールへ行くと思うのですが、例えば日本の大学で医学部ではない学部を4年間終えて卒業したらアメリカのメディカルスクールへはいけるのですか?
あるいは、アメリカではないイギリスやフランスなどのヨーロッパ諸国ではどうなのでしょうか?
国際大学などを設立して、世界中から学生を集めているところもあるようなのですが、ネイティブの人たちが行くような医学部(医科大学)へいきたいので、どなたか知っている方解答お願いします。

A 回答 (5件)

回答としてお役に立たないかもしれませんが、ヨーロッパの医学部を目指す方に必要かもしれないので少し記載します。



私の娘は中欧のインターナショナル校に通っており、日本の学校は経験していません。
このままヨーロッパのIGCSEをとりIBそして欧州内の医学部のある大学を目指す予定です。
現在中学生ですが、大学入学に向けて英語以外の語学習得レベルアップ、必要科目の成績アップを頑張ってます。

よくEU内で医師免許を取った場合
(1)そんなのとっても日本では通用しない
 →日本を中心に考えてらっしゃる方はそうかもしれません。ただ日本の医師免許は日本でしか通じないです。

(2)EU内で医師免許を取ったらEU内のどこでも通用する。
 →こちらにも記載があるのでURLを貼っておきます。
  結論から申し上げれば、EU内のどこでも通じるは正しくないでしょう。

○EEAの医師免許互換制度
EEA加盟国18ケ国では、医師免許と専門医資格の相互承認が行われているため、原則として、
互いの国での自由な診療活動が可能。
EEA市民で加盟国の医学部を卒業し医師資格を持てば、他国で医師として働ける。
■EEA加盟国
オーストリア・ベルギー・デンマーク・フィンランド・フランス・ドイツ・ギリシャ・アイスランド・
アイルランド・イタリア・ルクセンブルク・オランダ・ノルウェー・ポルトガル・スペイン・スウェーデン
・イギリス・リヒテンシュタイン

○イギリス連邦加盟国の医師免許互換制度
以下連邦地域内での相互診療が可能。
イギリス・オーストラリア・香港・マレーシア・ニュージーランド・シンガポール・カナダ・南アフリカ
・マレーシア(1989年以前の医学部卒)・ウェスト=インディーズの各国。

(3)どこの国の大学を受けるのか
 →その大学がある国の言語取得が必要になります。
  たいてい国の検定試験があり、その地域の大学に入学するにはいくつ以上のレベル、と定められています。

(4)EU圏内から、EU圏外から
 →それによっていろんな対応が変わってきます。

(5)医学部がある大学を受けるためには
 →通常の成績や出席状況、サイエンスなどの成績が良いことなどが、必要となります。

その他、大学へ通う年数や卒業後などはほとんど同じです。

娘は将来EU内での活動を考えています。
日本人でも不可能ではないということを結果として伝えられるようになるといいですね。
頑張ってください!!

参考URL:http://www.interq.or.jp/tokyo/ystation/medical3. …
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アメリカの大学に医学部という学部は存在しません。

医学大学院という大学院へ行くことになります。医学大学院への受験で必要なのは、MCATの得点が、それぞれの Medical School が必要とするだけ ある、という事です。それが最初の関門です。別に、アメリカの大学を卒業している必要など ありません。むろん、大学での成績は、オールAが 当たり前ですが。

アマゾンなどでMCATの本を買って、見てみてください。
どんなものか、わかるはずです。

私見ですが、アメリカでアメリカ人が医師になるのは、日本で日本人が医師になるよりキツイと思います。
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> 日本の大学で医学部ではない学部を4年間終えて


> 卒業したらアメリカのメディカルスクールへはいけるのですか?

詳しくはわかりませんが、実質アメリカの大学を卒業しないと
メディカル・スクールにはいけないと聞きました。
なので、すでに日本の大学を卒業してる人は、
アメリカの学部の三年次に編入するそうです。

> ヨーロッパ諸国

ほとんど6年制で、高卒の資格で受験できます。
イギリスはAクラスという高卒後1年、教養課程を履修する
必要があるそうです。その後5年制の医学部に入ります。
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>例えば日本の大学で医学部ではない学部を4年間終えて卒業したらアメリカのメディカルスクールへはいけるのですか?



理論的には行けないことはないですが、現実的には無理でしょう。
公立大学では特に自国民または州民が優先されますし、外国の医学部を卒業した医師が勉強し直す場合ならともかく、普通の大卒の外国人が応募して入学できる可能性は殆どないと思われます。

入学選考時に、各メディカルスクールが要求するRequirementと呼ばれる科目(たとえば化学、生物、数学など)を学部レベルで履修していなければなりません(日本とアメリカの授業レベルが違うため、シラバスと呼ばれる講義内容の日本語版を翻訳し、内容を審査して貰う必要があると思われます)。
http://www.aamc.org/students/applying/msar.htm

その他、とびきり優秀な全優に近い成績、TOEFLの高得点、MSATの高得点、パンチのきいた推薦状やエッセイ、ボランティア経験などが必要になるでしょう。
http://www.aamc.org/students/mcat/

だから、アメリカ人でも、親が金持ちで、しかも優秀な人しかメディカルスクールには行けないんですよね。
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米国とカナダ、フランスの医学部での限定回答となります。



日本人で医学部に進学する人のメインは大きく2通りです。日本の大学を卒業し、米国の医学部の大学院に在籍し、研究しながら勉強し毎年学部を受けるタイプと、高校あたりから留学し、そのまま大学経由で医学部を受験するタイプです。

前者の大学院のタイプは入学が簡単で、しかも医学部ですので、それなりに勉強をするにはいい環境です。先に学位を取って、その後はオーバードクターになりながら、やっと医学部の学部入学の試験にパスする人は日本人に限らず現地の人も多いです。

学部に入学し、卒業しないと医師免許の試験を受験できませんので、大学院が日本でいうところの医学部入学の待機する場所か予備校的存在であるのです。学部に途中で入学できた人は、その後、また大学院で残りの研究をして、博士を取る人が目立ちますので、先に研究するか、あとから研究するかの差だけで、年齢もかなり高い人もいますので、いわゆる浪人ではない、有効な時間の使い方だと思います。

稀なケースとして、中学校から留学し、そのまま優秀な成績で医学部まで進学して最年少で医学部を卒業し、ライセンスを取った日本人も知っていますが、親が日本で開業している人でしたので、仲のよいファミリーに子供を預け、勉強させてもらったみたいです。資金的には、米国がずば抜けて高く、逆にオーストラリアあたりは先進国の中では比較的安いみたいです。それでも、公立の学校ほど、地元の出身者より高額の学費を請求する制度になっていたりします。

どこでも奨学金制度、学費の貸与制度がありますが、前者の資格を得るために熾烈な競争がありますので、これをパスするには幸運と優れた学力が要求されます。

イギリスには大学院で同級生だった人が医学部に留学しましたが、途中で進路を変更し、大学院に入りなおして学位を取り、帰国したみたいです。進学する学年ごとにハードルがあって、同じ学年を数回すると退学になる制度みたいでした。

フランスは昔、カナダを植民地にしていましたので、友人がカナダの大学院修了後、医学部に入学して、基礎医学を学び、その単位をフランスでも使えてフランスで医学部の後期課程、臨床を勉強して、フランスで医学部を卒業した人がいます。その後、カナダに戻り、カナダで認定試験を受験し、北米で通用するライセンスを取得したみたいです。ケベック州とフランスはこういう特殊な相互認定制度もあるのです。

また、カナダは北米基準に沿った医学部の課程を採用していますので、カナダで取った単位を米国の大学で一部認めてもらって、臨床を米国で勉強し、卒業した人もいます。医学部どおしでの単位の相互認定や、編入学を認めているところもありますので、こういう制度を利用する人もいます。しかし、米国の医学部での単位はフランスでは一切、利用できないみたいで、その逆も認めていないみたいです。

学士を大学で取得し、メディカルスクールに入学する数が医学部入学の大半ですが、それ以外に大学の前半を終了した段階から医学部進学試験を受験し、医学部に入学する人、先に医学部の大学院に進学してから毎年医学部を受験する人もかなりいるのが現状で、ストレートで卒業した人が必ずしも優秀な医師になるのではないので、卒業後も常に研究と仕事をして生活する人が目立つ感じがします。
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