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ホームシアターセットしか買ったことが無いために、アンプとスピーカーを選ぶ際の注意点が分かりません。
たとえば、電気的に注意する部分はありますか?
インピーダンスは基本的に同じでないといけないとか聞いたことがあります。
日本製のアンプの場合、6Ωが多いと思うのですが、8Ωのスピーカーはいけますか?
インピーダンスとは単純に多ければいいとか簡単な知識を教えて欲しいです。
用語集にのっているものは難しいです。

他に、これだけはみておいたほうがいいとかあればご教授ください。

A 回答 (5件)

一般の御家庭で使うシステムという前提でお話します。



基本的には気にする事はありません。 単品として市販されているスピーカーのインピーダンスは、6Ωが一番多く、8Ω、4Ωと続いていきます。  安~いミニコン等だと、16Ωのスピーカーが有ったり、高級ミニコンポ(ONKYOのINTECなど)等では、4Ωのスピーカーも存在しています。

アンプ側では、接続できるスピーカーのインピーダンスとして、6~16Ωと記載されているタイプが多いと思います。  一般の御家庭で出せる音量で、指定インピーダンス範囲内であれば全く問題ないでしょう。  専用の部屋で大音量が可能であれば、6Ωよりは8Ωを、又は、駆動力のあるアンプを選択された方が良いでしょう。 高級なAVアンプであれば、低インピーダンススピーカーを用いても気になる事は無く、低域のグリット力が上がり、高音質再生が可能です。 低価格帯のアンプほど、低インピーダンススピーカーの駆動に問題があり、音量により根を上げてしまうケースがあります。  

スピーカーを単品で揃える為の注意点としては・・・  スペック云々より、同じスピーカーを使いましょう! と言う事になります。

大きさや、予算の関係で実現が難しいのですが、5chのスピーカーは、同じスピーカーを使用する事が理想です。  コレは貴方が気にされている電気的な問題ではなく、「音色」的な問題です。  音の「繋がり」に関する問題なのです。  2chのステレオ再生では、左右のスピーカーを対称に同じスピーカーを使うように、サラウンドスピーカーに対しても、同じ理屈が付いてきます。  我々は、視聴の際にそれぞれのスピーカーに音を聴く訳ではなく、それぞれのスピーカーから出た音が交じり合った結果を聴いています。  2chのステレオ再生時には、2本が同じスピーカーですから、設置に間違いが無ければ、ヴォーカルを聴いた時、スピーカーが存在しない、中央から声が聴こえてきますよね。 この状態は、後ろと前のスピーカーでも実現したいのです。 音色が違えば(前後で全く違うスピーカーを使えば)どうなるかは想像出来ますよね。 

全く同じスピーカーを配置する事が理想ですが、現実味はありません。 ですから、せめて同じシリーズで買い揃えるぐらいの努力はしましょう。 シームレスで繋がった時のサラウンド感は堪りませんよ。 \(^o^)/

この回答への補足

この場で補足質問させてください。

同じスピーカーというのは、同じスピーカーユニットをつかっているということでしょうか?
あるいは、まったく見た目も同じものということでしょうか?
ホームシアターセットでも、フロントの2つだけトールボーイ型のものがありますが、あれは同じものといえるのでしょうか?

補足日時:2007/03/16 00:56
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接続や整合性の話、電気工学的な話は別の回答者がしておられますので、インピーダンスの事のみ説明します。



スピーカーインピーダンスは、Ω(オーム)と云う単位で表示されます。
1950年代後半から16Ωが主流になり、1960年代中盤からは8Ωになりました。
最近では6Ω、4Ωと云うスピーカーを数多く見かけます。
因みに私の知る限りでは、過去(第2次大戦中)にドイツのSiemens(シーメンス)がフルレンジのフィールドスピーカー(屋外拡声器)として256Ωなんて物もありましたが、これは当時5Wとか10Wとかの低い出力しか出せなかったアンプでも可能な大きな音を広い屋外で宣伝放送や連絡等に使われたのではないかと思われます。

一般に最近低いインピーダンスのスピーカーが増えた理由は、「ズバリ!メーカーが音質・性能を無視してでもコストを抑えた結果です!!」。
インピーダンスを高くすると製造コストは6Ωスピーカーは8Ωスピーカーの2/3以下ですから、多少の音質や性能を無視してでも利益を計ります。
当然その皺寄せは我々ユーザーに降りかかってきます。

スピーカーのインピーダンスは能率程には重要ではないように思われていますが、オームの違いは顕著で、例えば4Ωのスピーカーで5mの距離を曳くにはAWG16サイズのケーブルで限界(最細)です。
出力の弱い(力のない)アンプでAWG16以上のサイズのケーブルでは正確な電気信号(音声信号ではありません)を伝達できないとして、例えます。
4ΩではAWG16で5mが限界としましたが、8Ωでは10m曳けますし、16Ωですと20mまで曳けます。
そこで、距離とインピーダンスの関係ですが、インピーダンス8Ωのスピーカーは4Ωのスピーカーに較べて同じ距離であれば半分の太さのケーブルで十分電気信号を送る事が出来ます。

尚、低いインピーダンスのスピーカー(4Ωとか6Ω)を使う場合は、アンプのダンピングファクター(アンプの駆動力=力)が低下します。
その内コストパフォーマンスを図りすぎて1Ωとか0.5Ωなんてスピーカーが現れるかも?
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アンプに6Ωと書いてあるのは、6Ωのスピーカを繋いだ時に規定のアンプの定格出力が得られますよ、という意味であって、6Ωのスピーカでなければいけないという意味ではありません。



現代のトランジスタアンプの出力インピーダンスは非常に小さくて、ほとんど『0』です。

したがって、スピーカのインピーダンスは、4Ω~
16Ωでも大丈夫です。

4Ω未満だとアンプの保護回路が働くかもしれませんが。

4Ωの場合、アンプの出力は6Ωの場合の1.5倍になり、16Ωの場合は1/2.6になります。

音の歪みは、スピーカのインピーダンスが小さくなるほど多くなります。
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NO1の方が専門的な解説をしておられるので、簡潔に結論だけを述べます。


日本で販売されている(いい加減な作りでない)普通のアンプなら、4Ω~8Ωはまず大丈夫です。
一昔前のスピーカー(民生用)のインピーダンスは8Ωが標準でした。
インピーダンスの低いスピーカーをアンプに繋ぐと、アンプが不安定になり、最悪壊れてしまう事になります。
最近はアンプの設計技術も上がり安定性も増してきたので、4Ωも繋がる事が可能になりました。(4Ωならアンプの出力が多くとれて、安いコンポーネントセットには4Ωのスピーカーをセットにしています)
8Ωのスピーカーに繋ぐのは、アンプの出力に余裕が有れば、むしろ安定して使用できます。
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インピーダンスとは交流に対する抵抗値のことです。


アンプには最大電圧が決っています。そしてその時の最大電流はスピーカーのインピーダンスで決ります。
簡単に言えば、インピーダンスが半分に成れば電流は二倍流れるようになります。
アンプから取り出せる電流には制限があるので、そこから逆算したスピーカーの最低インピーダンスも決ってしまいます。
これ以上インピーダンスの小さなスピーカーは繋がないでくれと説明書に書いてあるのはこのためです。

ならインピーダンスが高いほうがよいかというと、今度はスピーカーに送りし込める電力が少なくなってしまいます。

インピーダンスを二倍にすると、流れる電流値が半分になってしまいます。

電力は、電圧と電流を掛け合わせたものなので、電力は半分に成ってしまいます、これはスピーカーの最大音圧が-3dbになるという事です。(能率が同じであることが前提ですが)
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