アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

機関投資家は、立ち合い外取引などで、大口でETFを売買しているようです。

なぜ先物か現物バスケットを取引しないのかと不思議に思いましたが、おしグーで下のQ&Aを教えていただき、同じインデックスに連動するETFと現物バスケットは、交換してもらえるとわかりました。
http://www.tse.or.jp/cash/etf/qa.html

現物バスケットの場合、一部の構成銘柄がストップで寄りつかない場合もあり得るから、ETFのほうが執行リスクがないとのこと。

・現物バスケット:ETF、ETF:先物 の裁定が行われていることは、上のpdfで読みました。
・SQ値は始値の指数ではなく、225全銘柄が寄りついた後に修正算出されることは理解しております。


しかし、まだわからない点が。。。

1)ETFの板はあまり厚くありません。そこに大量の注文を入れると、逆に他の投資家に裁定機会を提供してしまいそうです。
大口さんにとっては、現物バスケットより使いにくい気がするのですが?
また、コンマセコンドを争う裁定をやるのでなく、中長期でポジションを持つなら、現物バスケットのほうが低コストではありませんか?


2)例えば、225銘柄の一つが指標から外されるかどうかわからない場合には、現先裁定における現物ポジはETFで持っていたほうが安全でしょうか?
ETFファンドは、外された銘柄が暴落した時点で売ることになるので、あらかじめ現物バスケットをばらして、外されそうな銘柄だけ売ってしまったほうがマシの気がします。


3)今回、仮に日興コーデが外されていたら、空前?の裁定買い残を抱えていた機関投資家は、どうするつもりだったんでしょうか。
裁定取引は、もともとミクロの利ざやしか期待できないから、ちょっとの損でも大打撃のはずです。
前回のSQ時点では、コーデ上場廃止の公算大と見られていたようですが、SQでポジションを解消しなかった裁定業者は、上場維持と読んでいたということでしょうか?


よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

こんにちは。


(1)確かに日中の板は薄いので、実際には日中は先物でポジションを作っておいてETFは引け注文(社内・立会い外など)をつけて引けで先物からETFに乗り換えることをするようです。

(2)出来てしまったポジションに対してはそれがETFであろうと現物バスケットであろうと大した違いではないと思います。裁定をとっている場合は個々の株が暴落しようと関係ないので、対象銘柄から外れる時はとにかく外れる前の最後の日に引けでトレードをつけることに専念するだけで、それを自分でするかETFの運用会社がするかの違いではないでしょうか。

(3)除数がどうなるか大体予想できますので、裁定を組んでいる人にとってはほぼ影響しないのではないでしょうか。日興コーデのポジションを閉じるのと、先物のポジションの調節を引けですればいいのだと思うのですが違うでしょうか。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

rabbieさん、何度もお手数をかけて恐縮です。ありがとうございます。m(_ _)m


1)
納得できてスッキリしました。
自分で先物の動きを見ながらETFでデイトレするので、この板の薄さで?と疑問に思っていました。


2~3)
>とにかく外れる前の最後の日に引けでトレードをつける

いきなり「きょう外します」ってことはないわけですね。



>除数がどうなるか大体予想できますので、裁定を組んでいる人にとってはほぼ影響しないのではないでしょうか。日興コーデのポジションを閉じるのと、先物のポジションの調節を引けですればいいのだと思うのですが違うでしょうか。


コーデの現物はバスケットから抜き出して売り、同時に、先物はコーデの日経寄与度に応じて、対応する量だけ買い戻してポジションを小さくするということでしょうか?

・・・その日の引値におけるコーデの寄与度が予測できれば、先物をいくら手じまえばいいか計算できるわけですね。


理解できたと思います。^-^



コーデ問題で騒いでいるのに裁定買い残が増えていくので、不思議でした。

わかりやすいご説明、ありがとうございました。とても勉強になりました。

お礼日時:2007/03/20 22:06

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!