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Vistaが低性能なPCでも動くオーバーレイを削除してGraphicBoad依存のDXVAメインにした理由は何ですか?

A 回答 (1件)

昨年の今頃には既に情報が出ていましたが、AeroGlassがビデオオーバーレイを使うためです。


Aeroを使わなければ、ビデオオーバーレイでも良いですが、ユーザーインターフェースの描画パフォーマンスが低下するのはもちろんとして、3D Flipなども使えなくなります。

尚、性能という意味では、DirectShowを用いることができるDirectX Video Accelerationの方がAero対応のVistaPremiumのアップグレードターゲットとなっているShader2,0Model搭載のGPUでは性能が向上する確率が高くなります。これは、ATIのavivoやnVIDIAのPureVideo、IntelのClearVideoTechnologyなどの技術をDXVA内で完結サポートでき、CPU負荷を抑えることができるためです。ただ、機能の搭載が不完全な場合は、確かにOverlayの方が性能は安定します。

尚、既存のiDCT(逆離散コサイン変換)やMC(動き補償)、色変換などはこれまでもDXVA(DirectShowまたはDirectDraw)を用いていましたから、既存の製品に関しても極端に負荷が高まることは少ないでしょう。そもそも、大半のAero製品は上記のShaderおよび専用回路を用いた高度な動画再生支援を搭載していますから、DXVAでもそれほど支障はなく場合によっては、再生精度が上がる可能性が高くなります。

今後も考えれば、より映像処理はDXVAにシフトしていくでしょう。
尚、OverlayではソフトウェアがDXVAにも個別で浮気するか、独自にハードウェアに対応するPGを設計する必要があります。Vistaでは、その開発をDirectXである程度完結できるように整備しています。

これは悪く言えば、旧製品を切り捨てたと言えますが、良い意味で言えばソフトウェアの開発がし易くなり、さらに機能さえ満たしていれば動画再生時のパフォーマンスを高めることに繋がります。今後のためには良い判断といえるでしょう。

ちなみに、蛇足ですがグラフィックスボードは英語ではGraphics Boardと書きます。

参考URL:http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/1204/hot …
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