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気体Aの圧力Pとその温度での液体Aの蒸気圧Piにおいて

P>Piなら液体Aが存在し、その蒸気圧(分圧)はPi
P<PiならAはすべて気体で、その分圧はP

大小関係による液体の有無などが理解できません。個人的にはPとPiの大小関係は逆になるような感じがするのですが。。。

どなたか、よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

蒸気圧とは、飽和蒸気圧のことでしょうか?


飽和蒸気圧とは、噛み砕いて言えば「最高圧力」のことです。つまり、「飽和蒸気圧以上の圧力は存在しない」のです。
質問内容にある文章(気体Aの圧力Pと~)は、「すべて気体であると仮定」して話をはじめているのです。すべて気体であると仮定して計算上の圧力がP[Pa]になったとします。もし、P>Piだったとしたら、最初に書いたとおりに「飽和蒸気圧以上の圧力は存在しない」のですから、矛盾することになってしまいます。
ここで気体の状態方程式を考えてみてください。PV=nRTですね。ここで注意すべきは、n[mol]の定義です。このn[mol]は、「気体の」物質量[mol]です。ところで、P[Pa]が大きすぎて困っているのですから、P[Pa]を小さくすればいいのです。V,R,Tが一定で、状態方程式は常に成り立つと考えれば、n[mol]も小さくなるはずです。ということは、「気体の」物質量が減ることになり、代わりに液体の物質量が増えるのです。
P<Piであれば問題はないのでそのままです。ポイントは、最初に「すべて気体であると仮定する」ところにあります。
長文ですいません。
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この回答へのお礼

一応ですが、理解できました。ありがとうございました。

お礼日時:2007/03/24 17:28

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