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某地方銀行を通じて「富士スリーウェイオープン」と「野村ジャパンオープン」に毎月各1万円(1000口)の「るいとう」です。景気の悪化とそれによる給与の減額で先行きが非常に不安です。長期戦だと覚悟はしていましたが、やっぱり心配になってきました。解約しても大きく元本割れしそうです。どなたかこの「ド素人」に安心材料をください!!

A 回答 (3件)

 こんにちは。

No2で回答したtakaandhiroです。
 「株式インデックスファンド225」と「DKA TOPIXファンド」のどちらにするかお悩みのようなので、まず、それぞれのファンドの特徴を申し上げたいと思います。ご存知のことも多いかと思いますが、ご容赦下さい。
 両者とも日本株式で運用するインデックスファンドですが、対象とするインデックス(株価指数)が異なります。前者は、日本株の株価指数の中で「日経平均株価」を対象としたファンドです。例えば、日経平均が10%上昇したら、ファンドの基準価額も10%上昇するように運用されます。一方、後者は、「東証株価指数」(通称「TOPIX」)を対象としたファンドです。TOPIXが10%上昇したら、ファンドの基準価額も10%上昇するように運用されます。つまり、どちらのファンドにするかの違いは「日経平均株価」に投資するのか、「TOPIX」に投資するのかの違いと言えます。もちろん販売手数料や信託報酬、解約時の信託財産留保額といったコストの違いはありますが。どちらの株価指数が良い投資対象なのかは一概に言えませんが、株価指数の算出方法が大きく異なりますので、以下でそれぞれの株価指数の特徴を簡単に説明したいと思います。
 一般的に言うと、日経平均よりTOPIXの方が信頼性の高い株価指数と言えます。それぞれの算出方法に大きな違いがあり、TOPIXの値動きは時価総額の大きい銘柄の値動きに大きく影響され、日経平均の値動きは株価の大きい銘柄(値がさ銘柄)の値動きが大きく影響します。つまり、TOPIXは大企業の影響は大きく、小企業の影響は小さくなりますが、日経平均は企業規模に関係なく、株価の大きい銘柄の影響を大きく受け、株価の小さい銘柄の影響は小さくなるため、TOPIXの方が株価指数として優れていると思います。例えば極論ですが、日本を代表する企業である新日鉄が倒産したと仮定しても、もし他の株価に影響がないとすると、計算上は日経平均は10円程度しか影響しません。一方、TOPIXは大きく影響されます。経済への影響は非常に大きいと思いますので、日経平均の算出方法にはやや疑問がありますね。また、日経平均は225銘柄で構成されており、年数回、銘柄入替えが行われますが、銘柄入替えに伴う株価指数の連続性にも疑問があります。TOPIXは東証1部全銘柄(1500程度)で構成されており、このような銘柄入替えはありません。
 結論を言いますと、投資対象としては日経平均よりもTOPIXの方をお勧めします。ただ、日経平均の方が値動きが軽く、上昇するときも下落するときもTOPIXより大きく動く傾向がありますので、個人の好みもあるため、先ほども言いましたがどちらが良いかは一概には言えません。
 最後にインデックスファンドを選ぶポイントですが、良いインデックスファンドというのは株価指数との連動性が高いファンドを言います。ファンドの投資規模が大きい方が、連動性を高めやすいため、投資規模はインデックスファンドを選ぶポイントの一つになります。ただ、最近はマザーファンド方式で運用するファンドが多くなり、目論見書からでは投資規模が分からないと思います。そのため、コスト面からファンドを選ぶと良いでしょう。最近では、インデックスファンドのコストがかなり低くなっており、販売手数料ゼロ、信託報酬0.5~0.6%、解約時の信託財産留保額0~0.2%程度といったところが低コストと言えると思います。そうした観点からファンドを選ぶと良いかなと思います。
 追加アドバイスや質問があれば、気軽にお伝えください。ちなみに、日経平均やTOPIXの算出方法等の詳しいことは日経新聞社や東京証券取引所のHPで出ています。
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この回答へのお礼

有難うございました!!誰にも聞けずに悶々としていたので、気が晴れました。
早速変更しようと思います。いずれまた、このページを借りてお聞きする事があるかもしれませんがその時はまたお願いしまーす。

お礼日時:2002/06/18 10:29

 逆に不安材料になるかもしれませんが・・・


 私も運用の仕事をしていますが、その立場から個人的な意見を言わせていただきます。ご存知のことも多いかもしれませんが。
 まず、富士スリーウェイオープンについてですが、このファンドは株式とか債券とかへの投資比率を変更するTAA(タクティカル・アセット・アロケーション)戦略のファンドですね。TAAとは、運用会社の見通しやアセットアロケーションモデル(運用会社が資産ごとの投資比率を決定するための計算式のようなもの。一般的には割安と考えられる資産を多く保有して、割高と考える資産を少なく保有など)により、投資比率(株式2割、債券8割といった具合)を変更しながら、収益の獲得を目指す運用戦略です。私が思うには、TAAのような投資比率を変更するファンドは「るいとう」には向いていないと思っています。「るいとう」の良いところは、価格が安いときに多い口数を購入して、価格が高いときには少なく購入するといった「ドルコスト平均法」と呼ばれる投資方法であるためです。バランス型ファンドは、「株式相場が上昇しているのに株式への投資比率が低くてあまり収益があがらなかった」ということが有り得るため、ドルコスト平均法の利点が生かせない可能性があるためです。したがって、異論があるかも知れませんが、私は富士スリーウェイオープンの「るいとう」は止めたほうがいいのではないかと思います。
 次に野村ジャパンオープンについて。このファンドは基本的に株式のみによるアクティブ運用をするファンドです。ある資産(株式など)に特化した運用をする場合、2つの運用方針があります。一つはTOPIXや日経平均などの株価指数と同様な値動きをすることを目標とした「インデックス運用」、もう一つは株価指数(日本株で運用するファンドであれば一般的にはTOPIX)を上回る運用成績を目標とする「アクティブ運用」です。アクティブ運用をする場合は、目標とする株価指数よりも良い成績を得るために、「株価指数と連動しない」というリスクを取って運用する訳です。運用担当者の見通しが当たれば株価指数よりも良い成績となりますが、見通しが外れれば株価指数よりも悪い成績となります。成績が良いか悪いかは運用担当者の手腕による訳です。場合によっては、株価指数が値上がりしても、ファンドは値上がりしないということも有り得ますので、「るいとう」の利点が生かされない場合もあります。アクティブ運用がどれくらい「株価指数と連動しないリスク」を取っているかは、目標とする株価指数の値動きとファンドの基準価額の値動きを調べれば分かりますので、説明の必要があればお伝えください。
 私の個人的な意見を言わせていただけば、「るいとう」の利点を十分に生かせるのは、インデックス運用をするファンドだと考えています。通常の投資信託でもインデックスファンドは多くありますし、株価指数連動型上場投信(ETF)を利用するのも良いと思います。
 何にせよ、運用は自己責任ですから、自分が良いと思った運用商品を利用するのが良いと思います。追加アドバイスが必要であれば、お伝えください。

この回答への補足

具体的な説明有難うございます。
「富士スリーウェイオープン」は「インデックス型」に変更しよう!と思います。「ノムラ~」は迷ってます。もう少し様子を見ようかなとか・・・
ところで、第一勧業の「株式インデックスファンド225」は信託期間が平成17年となっていますが、無期限のものと手数料や信託報酬が若干異なりますよね?
はっきり言うと、私は(同じ第一勧業の)「DKA TOPIXファンド」とどっちにするべきかそんな事すら迷っています!なんか、パニックってます。
takaandhiroさん、呆れてると思うけど違いを教えてください!!
資料を見てるけど漠然としていてイマイチ頭に入りません。

補足日時:2002/06/14 14:23
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「待ち」ですね。


毎月定額ずつ買い付けていくメリットをご存知なら待ったほうがいいです。
個人的なよみですが401Kがじわじわ浸透してきてますよね。必然的に市場もにぎわうのではないでしょうか?

あとド短期でしたら「韓国系」のファンドに注目していますよ。
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この回答へのお礼

そうですか!やっぱり「待ち」ですか!これでやっと熟睡できます。 「中国株」が流行っているのは言わずと知れたところでしたが、韓国もでしたか。勉強してみよ~っと。whiteangelさん、有難うございます。

お礼日時:2002/06/06 17:57

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