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 最近、話題の印パの、カシミール紛争、、、。
効果的な解決方法ってないものなのでしょうか??

 もし、国連、NGOその他国際機関が介入するとしたら、一体、どんな策が妥当だと思われますか??

 みなさんの、仮定のもとの想像~希望~具体策、などいろいろな意見いただけたら幸いです。奇抜、突飛な意見などもお待ちしております。

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A 回答 (5件)

  紛争の平和的処理手段の考え方としては、「外交的処理」、「国際裁判」、「国際機構による政治的処理」があります。



(1) 外交的処理手段-「直接交渉」
紛争当事国は、通常まず外交経路を通じて直接に互いの主張の調整を図り紛争解決を試みます。この最も一般的で原始的な形態が、外交交渉(diplomatic negotiation)または直接交渉と呼ばれるもので、法社会学的には「和解(なかなおり)reconciliation」または「妥協compromise」という概念です。しかしながらカシミール問題は、単なる領土問題だけでなく、重要な内政問題を含有していますので、印パ間の和解または妥協による紛争解決は、極めて困難でしよう。

(2) 外交的処理手段-「周旋」
直接交渉によって解決できないとき、第三国の介入を求めることがあります。第三国が単に紛争当事国に直接交渉の再開を勧め、通信の便宜や、会談場所を提供するなど外面的援助しかしない場合に、これは周旋(good offices)と呼ばれます。ここでの第三者の役割は、紛争当事者間のコミュニケーションを可能ならしめ、また促進することです。印パは、3度に渡る戦争を通して相互に敵対心をあらわにしていますから、紛争の感情的場面の外部にいる第三者の媒介によって、両国のコミュニケーションの閉塞が緩和ないし打破されることが期待されるます。しかしながら英国植民地からの分離・独立時の激烈な内部闘争に起因した印パ間の対立関係を、単に周旋だけで好転させえると期待することは現実的でないとの指摘もあります。むしろ次に述べる、第三国による仲介および調停の方がより効果的でしょう。

(3) 外交的処理手段-「仲介」、「調停」
第三国がさらに交渉に立ち入って紛争当事国の主張の調整や解決策を提示し、和解を促進させる手段に仲介(mediation)があります。過去、英国、米国、ソ連などが第三者として、カシミール問題について印パ間の橋渡しを試みました。しかしながら米国、ソ連などによる仲介にも関わらずカシミール問題が今日まで継続している最大の理由は、紛争当事者である印パ間に解決への熱意がなかったことによります。
第三者が単に間に立つだけでなく、上に立って客観的に審査判断する地位と権限が与えられ、さらに和解案の提案権をもつ場合、調停(conciliation)と呼び、第三者として国際委員会がこれにあたります。カシミール紛争のための国際委員会として、国連安全保障理事会が担当してきましたが、長い間、安全保障理事会によるカシミール紛争の処理は停滞しています。その細部の理由は、ここでは省きますが、これは国連憲章上の問題に起因します。

(4) 国際裁判
際裁判には仲裁裁判と司法的解決(司法裁判)の2種類がありますが、いずれも紛争当事者の合意を基礎にしています。一般的には、紛争当事者の間の力関係が均衡している場合には、裁定手続の合意が成立する必要条件が満たされますが 、インドとパキスタンの国力比はおおむね5対1の実力差であることから、圧倒的な優位に立ち、かつカシミール問題を二国間問題として処理する姿勢を取り続けるインドが、裁定手続に合意する可能性は低い、と考えられます。ただしカシミール紛争において重大な犠牲の回避、印パ間の平和・友好の関係の維持など新たな局面が出現した場合は、裁定による紛争処理の可能性が出てくることは考えられます。

(5) その他の紛争処理
印パ関係の改善に貢献する材料として、非政治レベルでの交流やネットワークの構築の積み重ねなどの国民レベル(NGOなど)での交流を通じて、紛争処理解決の糸口をつかもうという考え方があります。しかしながら印パ間には、政治、経済、宗教など幅広い対立が認められることから、この国民レベルでの、根本的な紛争可決は楽観視すぎると考えます。

以上、政治学的な視点から縷々述べましたが、現在ところ、ラホールの印パ共同声明に沿ってイスラム武装勢力の撤退を目的として、冷戦後唯一の超大国である米国が仲介役を果たすことが、最も現実的な方法であり、紛争解決の第一歩かもしれません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました!

m(_ _)m大変勉強になりました!
そして、参考になりました。

忙しくお礼がおくれてしまいました!

お礼日時:2002/06/22 00:44

私も印パ紛争の根源が宗教的なものだとは思っていません。

code9さんは「居住地」の取り合いとおっしゃって
いますが、私はもっと単純に「領土」の取り合いだと思っています。さらに、解決法の一つとして
「A決定的条件下に置いて、どちらかが勝つ」というのを挙げておられますが、実は、既に決着はついています。
何度か行われた戦争で、いずれも印度が勝ち、カシミールは印度の領地ということになっています。もう一度
戦争をしても、さほど違った結果になるとも思えませんから、パキスタン政府としては、極力避けたいと思って
いるはずです。が、政府の思惑と民衆の感情とが一致する保証もないわけで、問題は、インドがカシミールを領有
していることを快く思わない人達がインドへ出かけていってテロ活動を行っていることにあります。ですから、
こうしたテロ活動を取り締まればよいわけなのですが、政権基盤がさほど安定したものではないため、反発を
かって政権自体が保てなくなる恐れがあります。(この点はパレスチナなども同じ。)結局、民衆の不満が根源に
あるわけですから、これを解消しない限り、根本的解決にはなりません。

で、私の考える解決法ですが、まず、カシミールをインドがパキスタンに譲渡します。これにより、イスラム教徒の
不満がやや緩和されます。ただ、これだけでは、この地域のヒンズー教徒がマイノリティに転落し、その安全が
脅かされる危険がありますから、この地域に国連のPKFを展開します。その状態で経済を発展させ、民衆の生活
水準の向上に努めます。と共に、民族間・宗教間の対話を促進するプログラムを実施します。
・・・ま、最初の条件をインドが呑む理由がないですから、全然現実的じゃないですけどね。
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この回答へのお礼

回答ありがとう~ございました。
(^^)大変勉強になりました!
そして、参考になりました。

お礼がおくれてしまい^^;ました

お礼日時:2002/06/22 00:46

民族・宗教は後に近く、居住地の取り合いが始まりだと、考えられます。


しかし、戦争は長引き、やがて日本もそうでした様に精神面に、救いを求め
形として、武力は小さく(兵器)精神・信仰・民族の憎しみ合いに、飛躍したと
考えるべきでは・・・。
何時までも殺し合いをしている、事実は、世界中に在り、中東・南米は、解決
にいたる事を望まない人も多く、小競り合いのようなテロでも、定期的に、行う
マニュアルさえ、存在してます。
日本人にも、外人部隊として、参加し職業軍人として戦っている人が居ます。
 こう見てみると、宗教・信仰・民族は次第に、後から付いてくる物だと、冷たく
見るしかありません。
 衛星放送で17歳の子供が2時間おきに、隣の村に銃撃しマイクに言ってました
「あそこに、人が要るか知らないけど、兄貴も父さんも効してた・・今は僕の仕事
(役割)になった、皆そうしてる・・時間が着たら・・・撃つ・・」

軍事産業を悪く言うが、日本も、年間数万個単位で地雷などなど製作しています。
そこに、何人も働いている現実は大きく(日立製作所など)イキナリ各業者に
悪者に成れと、各国政治家が自国企業に言えるでしょうか?(特にアメリカ・イギリス)

余談ばかりでした・・・解決策について
A決定的条件下に置いて、どちらかが勝つ
ベトナム政権対ポルポト派など
B完全外交封鎖
武器・物資の削除が目的
C第三国の侵略
次元の違う総攻撃
D国際和平
実は日本などに仲介して欲しいと
国民の声は高い。
確かに、アメリカはあの辺で儲けすぎた
突飛そのものですが、イラクに(フセイン)アントニオ猪木議員が訪問した際
かなり、良い現地の反響がありました。
政治的解決を望む場合、まさに!突飛な!となるメンバーで話し始めると、意外と
進むと僕はみてます。当然その間に妨害テロが予想されますが・・・対応も突飛な
はず。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>日本も、年間数万個単位で地雷などなど製作しています。
そこに、何人も働いている現実は大きく(日立製作所など、、、。

日本において民間企業が、軍事にしっかり関わっているとは、知りませんでした。
各国政治家は、軍事産業により、巨額の富をもっらているため、軍事産業はなくならないかもしれません。
 

スポーツマンシップ的な歩み寄り方なら、政治的より、受け入れる側も肩の力を抜いて歩みよれるかもしれません。
なにげになかなか、良い案だと思います。
 

お礼日時:2002/06/07 16:25

宗教戦争は、きっと人間が存在する限りなくならないでしょうね。


Aという宗教の信者、Bという宗教の信者、ともに自分が正しく、他者は間違っているという判断しかなされないのなら、戦争は永遠に続くでしょう。
しかし、自分が正しいが他者には干渉せず、という考え方が一般的になれば、宗教戦争はなくすことができるのかも知れません。

人間は知能があるが故にあまりにも愚かな存在ですから、悲しいですがきっと無理なことなのでしょうけれど。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>自分が正しいが他者には干渉せず、という考え方が一般的になれば、、、。

一般的な考え方になる日が来ることを祈りましょう。

お礼日時:2002/06/07 15:58

神様が絡んだケンカの決着を付けることはできないでしょう。



それぞれが信じる神の名の元に、その神の占有する土地を増やしたくて戦争をしているんですから。

神様っていうのは人間の血が好きなんですよ。その土地に染み込む他宗教の人間の血が。
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この回答へのお礼

 回答ありがとうございます。
 
 宗教が絡むと、話が複雑ですよね。
 どうにか解決する方法は、ないのでしょうか、、、。
 喧嘩両成敗にならないためにも、国際社会が早く、区切りを入れなければ危険だと思います。
 

お礼日時:2002/06/07 03:31

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