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彼らはどのように感じて生きているのでしょう?

ワールドカップでフランスの黒人の表情がテレビに映るたびに考えてしまいます。

A 回答 (3件)

私は先に回答されているお二方のご意見には賛成しかねます。


確かにフランスは寛容の精神を謳ってはいますが、それはあくまでも建前であって、本音の部分でフランス人が真に寛容であるかどうかは甚だ疑問です。

国籍の出生地主義にしたって、移民の子弟へのフランス国籍付与は実際は制限的なものですし(この制限を強化しようとする動きは絶えません)、移民排斥そのものをうたう極右の台頭も気になる要素です。エリートを養成する高等教育機関(グランゼコルやその準備学級)における非白色人種の子弟の比率の低さにも目を見張るものがあります。滞在許可証・労働許可証を取得するのも至難の業。
これはほんの数例ですが、本音の部分では如何に社会に異分子が入り込むことを嫌っているかが見て取れるかと思います。

また、移民が自ら望んでフランスに移住したとしても、元よりは多少なりとも良い生活がおくれるかもしれません。しかし、それよりももっとよい生活をしているフランス人が否応無しに目に入ります。なんだかんだ言っても移民への風当たりは強い。特に黒人への目は厳しいかと思われます。社会的上昇の機会も限られています。
国籍的には同じフランス人であってもその差は歴然としているでしょう。不満が募るのは至極当然かと思われます。
私はアフリカ系低賃金労働者と実際に話をしたことがありますが、あまり幸せそうとはいえませんでした。

ただ、ワールドカップで「フランス、フランス!」と応援すれば一時的にではありますが、人種にかかわらず「国民的」一体感が味わえるものかもしれません。
フランスが勝ち進んでいる間は、ですが。

↓↓「フランスの国籍法と移民法の再改正の動き」

参考URL:http://www.asahi-net.or.jp/~zr6k-situ/weil.html
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この回答へのお礼

返答ありがとうございます。

参考URLあとでじっくり読んでみようと思います。

やっぱり、共存て難しいんですかね。

お礼日時:2002/06/19 02:06

 日本で生まれた日本人なので彼等の気持ちを代弁することは出来ませんが、フランスの場合アイデンティティと国籍は別物なので、フランスを代表することになんら抵抗は感じていないと思います。


 アメリカの黒人系の人達と違い、アフリカ系フランス人はよりよい生活を求めて自ら望んでフランスに来た人が多いです。北アフリカの旧植民地からの人がほとんどですから。
 またトレランス(寛容)を国の精神とするフランスはiwachanさんのおっしゃるとおりヨーロッパ随一に懐の深い国です。例えば両親の国籍に関わらずフランスで生まれた人にはフランス国籍が与えられます。文化や貧富の差から格差・差別は国内に存在しますが、フランス国籍を持つみなさんは人種に関わらず「私は~系フランス人だ!」という意識のようですよ。つまり日本における在日コリアンの方たちとは意識が違います。
 フランスチームが試合前に国歌を歌うところを見て下さい。ほとんどの選手が一生懸命歌っています。自分の民族に誇りを持ちつつ、フランス人である自分も十分認識していると思います。
 逆に表情が気になったのはフランスーセネガル戦のセネガル代表&観客です。民族意識が高まりフランスからの独立を図ったセネガルにとって旧宗主国フランスから勝利をもぎ取ったことは歴史的なことだった思います。
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答えになってない! と叱られるでしょうが、フランスと言う国は、英米につまりアングロサクソンに対抗してか、異国の文化を受け入れる、ヨーロッパでは一番の国です、日本の柔道や剣道さらに禅などについても、フランスが一番です。

それらの文化は、仏を通して全ヨーロッパへ、過言ではないと思います。
 次に黒人、アフリカ系の人たちの気持ち? ですが、南の住民は、一年間べトナム人と付き合って、感じた事を参考にですが、「ベトナムには、3代続けて貧乏は無い!」との事です。つまり大変楽天的です。実によく笑います。
 アメリカとは違った、アメリカよりも進んだ、人種の融合がヨーロッパでは、見られるのではと思います。 以上です。
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