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アルカリ溶液中(I2+KI+NaOH)に含まれるヨウ素を検出したいのですが・・・どんな測定法があるか教えてください。
ちなみにチオ硫酸滴定だと終点が分かりづらく、チオ硫酸ナトリウムを多量に加えると黄色沈殿が生じます。それがなんなのかも教えてください。
比色分析も行ったのですが時間によって変化が生じてしまいます。
どうすればいいでしょうか??

A 回答 (5件)

>チオ硫酸ナトリウムを多量に加えると黄色沈殿が生じます。

それがなんなのかも教えてください。

の部分について回答します。
 以前、臭素やヨウ素をチオ硫酸ナトリウム(=ハイポ=Na2S2O3)で処理した後、放置したときに生じる沈殿がガラスにこびりついて、洗っても洗っても落ちなかったため、この結晶は何だ?ということで調べたことがあります。
 答えはMerck Indexに載っていました。反応式はうろ覚えですが、沈殿の正体はイオウです。(イオウには自信あり)

I2 + 2Na2S2O3 → 2NaI + Na2S4O6(四チオン酸ナトリウム)

過剰のチオ硫酸ナトリウムが存在すると
Na2S2O3 + 2H+ → 2Na+ + H2O + SO2 + S↓

この場合2H+とは、液が中性の場合は空気中のCO2が水に溶けたときに生じる炭酸H2CO3が酸として働くようです。中性の場合、沈殿が生じるまでけっこう時間がかかると思いますが、CO2が水に溶けるのに時間がかかるからでしょうか。

それでチオ硫酸滴定では少量の炭酸ナトリウムを加えて、液が酸性になるのを防ぐようです。(チオ硫酸滴定はやったこと無いので、最後の項は特に自信なし)
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こんにちは


ヨウ素(I2)のみを測定したいのですか?
それともヨウ素イオンを測定したいのですか?
はたまた、合計量を測定したいのでしょうか?
ヨウ素(I2)のみを測定するものとしてお答えします。ヨウ素はチオ硫酸滴定で求めるのが一般的です。#3の方のご指摘のとおり、滴定は酸性条件下で行わなければならないので、硫酸や塩酸で酸性にして滴定します。黄色い沈殿物はヨウ素の遊離したものでしょう。着色などで終点が判りにくい場合は、電位差滴定を利用することもできます。
他の酸化性物質や還元性物質が共存している場合は測定ができません。
微量のヨウ素を求める場合は有機溶媒で抽出して比色法で求めます。
詳しくはJIS K 0102や上水試験法などに書かれています。
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チオ硫酸ナトリウムによるヨウ素の滴定は日本薬局方にも収載されていますが、


塩酸酸性で滴定するように書かれています。指示薬はデンプン試液。
デンプンを冷水に懸濁させ、これを熱湯に注いで煮沸したもの↑(要時調製)
チオ硫酸ナトリウムはアルカリ性では不安定とされていますので、お書きの系も
滴定前に酸性化してはいかがでしょう? pHを振った経験はないので自信なし。
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単純にヨウ素を測定するのであれば、以下の方法があります。


有機ヨウ素を酸化分解して無機化し、ヨウ素の触媒反応を利用した比色法というのがあります。
4価のCe4+(黄色)が亜ヒ酸(As)で還元され、Ce3+(無色)になる際の退色の速度を435~480nmで測定します。(湿性灰化法)
2Ce4+ + 2I- → 2Ce3+ + I2
AsO2 + I2 + H2O → AsO3- + 2I- + 2H+
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 分析化学は専門ではないのですが……。


 ヨウ素デンプン法ではだめなんでしょうか?

 見当違いの答えだったら申し訳ありません。
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