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 家族が医療保険の療養病床に入院しております。医療区分も1ではなく2か3(気管切開、他あり)、ADL区分も最高ランクのはず。つまり、今、問題の医療区分1の社会的入院といわれる状態ではありません。
 しかし、今の病院の看護師から、入院は3ヶ月までという方針になったので転院してくれと言われています。介護保険の介護療養病床を廃止し、医療療養病床と一般病床のみにしたからだというのが理由だというのですが、よく分かりません。また、それが病院の方針になったというのです。入院当初は長く入院できるという話だったのに、この病院の方針が変わったから出て行けと言うのです。ここは病院だから一生いることはできないといいます。
 医療療養病床でも入院は3ヶ月という決まりがあるのでしょうか? 医療区分が2以上でも、長く入院すると病院経営に影響するのでしょうか? 診療報酬の関係があるのでしょうか? なぜそういう方針にするのか分かりません。本当に転院しなければいけないのでしょうか?

A 回答 (5件)

はじめまして。


あまり詳しいことはわかりませんが、今回、厚生労働省の方針でこれからは一般病棟もしくは老人ホーム型のものにしぼって行こうという考えらしいです。
高齢化に伴って、これからは寝たきりにならないように予防し、保険の負担を抑えようという考えがあるようで、どの病院でも一般病棟への切り替えなどを行っているところが多いと思います。
私の知っている病院では(ほんの1例ですが)、医療保険で運営している療養型は介護度でいえば4or5度の方が多く、呼吸器を必要とはしない気管切開の方が入院しているところがあります。そこでは排泄の援助もおむつの方が多く、おむつや尿取りパッドなどは入院費で賄われるそうです。そのため、おむつを使用する回数が多い人でも一定額以上は病院の負担となるそうです。しかし、本人のことを考えると、汚れた状態で過ごすのは嫌なわけですから、結果、病院にとっては赤字・・・となるわけです。

質問者様が看護師から言われた“入院は3ヶ月までという方針”というのも、そもそも、病院が自ら選んだというより、選ばざるを得なかった(国の方針で)という可能性が十分にあると思います。2011年までには変えなければいけないと言われていますので、全てが病院のせいではありません。

病院も経営していかなければいけませんから、(言い方は悪いかもしれませんが)やむを得ないといった感じでしょうか。
入院当初、この方針が出る前だったとしても、その方針に従わなければいけなくなった病院もある意味被害者かもしれません。

このまま病院に入院していても、再び転院を迫られることになるとも考えられますので、少しずつでも転院の準備をしておくことが必要かと思います。もし、転院先が見つからなくても、在宅介護(質問者様の自宅の介護ができる人数や環境なども関係しますので一概には言えませんが)になる可能性もあります。医療度が高くても在宅で介護されている方も時々いらっしゃるようですので、否定はできません。
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>診療報酬の関係があるのでしょうか?



その通りです。
4ヶ月目以降は、医療報酬が低くなります。
これは「国の政策として、長期入院抑制」だと考えて下さい。
極端な言い方をすると、長期入院患者が多いと経営が成り立たないのです。
以前、病気でもない老人が病院巡礼をし、頓服しない大量の薬を貰う行為が多かった時代がありました。
毎回、ゴミ箱に大量の薬が捨てられていた事もありました。
入院患者も同様な事態が発生していました。

本来は、不必要な診療報酬支払いを止めるのが目的でした。
しかし、病院経営にとっては重要な問題となったのです。

>本当に転院しなければいけないのでしょうか?

基本的に、入院が必要な病名・症状ならば転院する必要はありません。
が、私の周りでも「3ヶ月店員」が暗黙の了解となっている病院が多いのが事実です。
転院を勧める病院で居心地が悪くなるより、早めに良い転院先を探して治療にあたった方が精神的にも安らぎますよ。
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ご存知かもしれませんが、医療療養病床は数年先に無くなります。

これは国の方針でもう決定しています。
厳密には削減なのですが、医療療養で生き残ろうとするなら、いまの急性期並みに人員が要り、さらに医療区分2や3の割合がほとんどでないと継続できません。当然そんなことできる病院は限られており、いっっぱんの療養病床は転換もしくは病棟廃止が進んでいます。
本来の医療療養も一生いれるという目的で作られたものではありません。せめて数ヶ月、在宅までの間をつなぐのが本来の目的です。ところが、老人ホームに預けるより安いとかそういう理由で利用者が病院に留まった結果がこれです。国も廃止するしかなくなったわけです。

病院側の立場から言えば、一般病床がある以上20日程度で一般病床からは出ないといけませんし、その先療養にいくとしても満床でみなが数年住み着いていたのでは他の患者が困るだけです。
病床は全然足りないんですよ。
でも国はそれでも減らせというワケです。
なので今ある数で病床を回転させるためにはある程度で出て行ってもらわないとみんなが迷惑します。
これは国(国民が選挙で選んだ政治家たち)が決めた事ですから仕方ないと思ってください。あなたにも(有権者である以上)責任があるのですよ。
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はっきりしたことは言えませんが、国の方針で介護療養型の廃止、医療療養型の病床数を減らす方向に進んでいるようです。


今後、病院での入院をなるべく短期にして、在宅にて医療、介護サービスを利用、すぐに自宅復帰が無理な場合は、一般病棟から回復リハ後自宅、または退院後老健入所後の自宅の形などが基本です。(いずれも短期間の訓練で後自宅です)
自宅での受け入れが困難であれば、グループホームや有料のホームなどと言われてますが、身の回りのことができなければグループホームには入れません。
さらに、有料ホームといっても医療サービスがないところでの医療が必要な方は受診等家族の協力が必要と思われますし。
無理な場合は、訪問系医療サービスの利用または介護サービスを利用しての医療受診の援助などが必要となるかもしれません。

もともと病院は終身でなく、長期もごく限られた枠になるようですので、自宅または転院と言われてると思います。病気等を考慮して、長期で受け入れてくれるところもあるかもしれませんが、年々厳しくなることは予想されるところです。行く所がないのに3ヶ月で強制退院させられることはないでしょうが、病院から言われているのであれば今後のことも含め受け入れ先を探すしかないかもしれません。
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転院を迫られるのは病院の意思であるとお考えなら 自民党や経団連の思うツボです。


 国会で総理大臣が厚生労働大臣が「医療の効率化」とお題目の如く何度も国会で答弁しているではありませんか。療養病床を減らすという方針はまさしく小泉内閣時代から継続した厚生労働省の方針です。入院期間が短することが病床を有効に活用することだ、というわけです。ちょっと検索すれば容易に確認できる話です。
病院の方針というより 変わったのは国の方針です。毎年コロコロ変わります。そもそも療養病床制度自体が十年ちょっとくらいの歴史しかありません。病院は強引な政策誘導に付き合わされて療養病床を設立させられ 今 廃止させられているのです。そうしないとお金が下りないのだからしょうがない。制度変更もたいへんです。非常に迷惑な話です。病院としても患者が困る自体を好みません。
 そういう政府の基本方針を無視して病院に何を言っても何も変わりません。あなたは選挙権をお持ちでしょう。それを使おうとは思わないのですか。
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