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こんにちは。私は税理士を目指しているのですが、将来は地方の税理士法人に勤めたいと思っております。

よく公認会計士の方が税理士より格上だということを耳にしますが、逆に税理士が公認会計士より長けている点はどこなのでしょうか?税務に詳しいとか、そういう点なのでしょうか?

また、地方の税理士法人で働く場合でも、税理士よりも公認会計士になる方がメリットが大きいのでしょうか?

また、公認会計士の税理士登録制度を廃止しようとする動きがあると耳にしたのですが、どうなのでしょうか?

A 回答 (4件)

公認会計士も税理士も高度な専門家であり、結局のとこは個人次第です。



ただ、会計士の方が格上だと言われるのは「イメージ」や「試験制度」によるところが多いと思います。

何よりも大きいのが公認会計士であれば税理士登録もできるということから、「おまけ」でついてくる資格っぽく思われていることが大きいと思います。

それから会計士試験は受験者(合格者)の大部分が有名大学で占められており、また「司法試験」や「国家I種or不動産鑑定士」と並び三大国家試験・資格などと称されることも多くとにかく「難関」というイメージが強いこと。

一方、税理士はというと、かつては試験合格者の多くが高卒や専門学校卒、微妙な大学の出身者が中心でした。
そして有資格者の大半が無試験で資格を得た国税OBであることや、大学院2ついけば無試験でなれ「た」こと、科目合格制という制度や働きながら受験する人が多いことから、コツコツやれば「誰でも受かる」というイメージが強いです。
会計士試験を諦めた人が会計事務所などに勤めながら目指すことも多いので、会計士がダメだった人が目指すというイメージもあります。
税理士試験を受験したことある人ならばそんなに甘い試験でないことは身をもってわかってると思いますが、世間(特に年配者)は税理士を舐めてかかることが多いです。

ほかにも会計士が対象とするのは主に大企業、税理士が相手にするのは中小零細企業というイメージが強いことから、やってる業務は全然違うのに、大企業を相手にする会計士の方が高度なことをやってるように思われがちです。

要するに、格がどうこうとか、能力がどうこうというわけではなく、(そもそも業務が全然違うのに)なんとなく昔からの名残もあり会計士の方が難しく、高度なことをやってる「イメージ」があるので、格上っぽく思われてるだけです。

ちなみに公認会計士の税理士登録制度を廃止しようとする動きがあることは本当です。
今後公認会計士の数が激増するので、それに応じて税理士登録する会計士も増えることをよく思わない税理士会がいろいろ動いてるみたいです。実際に声明も出しています。

http://www.geocities.jp/cpattedou/zei.html

ただ、どっちの資格も受かっただけで将来安泰という時代ではなく、
二極化が進んでるようですね

http://www.geocities.jp/gakureking/shikaku.html
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この回答へのお礼

なるほど、イメージによる違いが大きいのですね。双方違う仕事をしているのに、出身大学や相手企業の大きさなどで、変なイメージを持ってしまう人が多いということでしょうか。また、公認会計士もそれはそれでいろいろと大変なようですね。紹介してくださったサイトも面白かったです。とても参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2007/04/16 12:01

私は昔自分で両者を分析した結果


今現在税理士法人で勤務しているものです。

・公認会計士はサラリーマン(旧態依然の組織社会。上が絶対です。)
・仕事で客から感謝されない(むしろ嫌がられること多い)
・高度な知識を持っているのに使えない(監査とは名ばかり)
・仕事が単調でつまらない(慣れればルーチンワークです)
・独立も可能と言っても相当な少数派(独立すればどっちみち税理士)
・税理士登録出来ると言っても制度上の話(税務をまた一から勉強)
・短期合格のメリットはある。でも税理士に比べ受からない時のリスクは高い。
・結局、組織社会なので税理士に比べれば学歴、年齢は重要。

独立志向の私としてはほとんどメリットを感じられませんでした。
エリート志向の人は大企業相手に仕事できるので
税理士より向いてると思います。若いうちなら収入も断然いいです。
(税理士は独立するまでの修行時代は薄給。独立後は自分次第。)

今現在、会計士の人と仕事することも多く話も聞きますが
その能力と知識のわりに仕事の充実感を感じていないです。
上記の分析はほとんどあたっていました。
税務は泥臭い分、客からも感謝され、より個人主義な自由な雰囲気があります。

ちなみに将来税務をやりたい人が
両資格登録できるため公認会計士を目指すのはお勧めできません。
もともと地頭のいい会計士は独立後、税務もかなり理解しますが
一生税法にコンプレックスをぬぐえない状態が続くのがわりと普通かと思います。

まあどちらをスタートにしたにせよ独立後は実力社会なので
会計、税務問わず、一番勉強した人が勝ちなのも事実です。
(もちろん人間的能力がより重要になるのは言うまでもありません。)
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この回答へのお礼

なるほど、公認会計士にも悩みごとは多いようですね。収入は多くても、客から感謝されないというのは厳しいものがありますね。やはりやりがいを感じられる仕事を選ぶことが重要なように思えますね。そして、あとは個人の努力ですね。とても参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2007/04/14 20:32

現行法では公認会計士も税理士資格を持っているので、職務の幅を広くしておきたいのなら公認会計士を選択するのがベターといえます。

実際に、監査業務と税務業務との双方を個人事務所でおこなっている公認会計士さんもいらっしゃいます。(大手監査法人では、「下っ端の~」という326june2さんのコメントどおりのようですね・・・。それも修行の一環のようです。)

もっとも、公認会計士試験では税理士試験ほど細かな税法知識を問われることがないので、税務業務をおこなうためには独学などのフォローアップが必須となります。

税理士登録制度廃止の件については、そのような意見もある、という程度のものと認識しておりましたが、実際には違うのでしょうか。

いずれにしても、監査業務も仕事としたいのかどうか、この点がポイントのひとつのように思います。頑張ってください。
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この回答へのお礼

なるほど。やはり税法に関しては税理士の方がよりスペシャリストなのですね。私は監査よりもアドバイザーなどとして中小企業の支援が出来ればいいと思っているので、やはり税理士の方を目指そうと思いました。とても参考になりました。どうもありがとうございました。

お礼日時:2007/04/14 20:28

公認会計士は税理士とは違って個人では殆ど仕事がありません。

 又地方では仕事は無いでしょう。 法令が代わって、上場企業以外の会計監査が義務付けられれば話は別ですが、今のところはなさそうです。 但し、相手が外資系企業だったり大手企業になるので、一部の会計士は収入もすごいと思います。 下っ端の会計士や会計士補は倉庫で在庫勘定ですよ。 
公認会計士の税理士登録制度を廃止しようとする動きがあると>
その様な話があるのですか。
判るような気がします。 両極をなしているわけですから。
私がいた外資系企業に会計監査に来ていた会計事務所が、決算業務もやらせろと言ってきたことがあります。 変な話ですよね。 自分で作って、自分で監査するのだから。
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この回答へのお礼

なるほど、公認会計士は地方での仕事がほとんどないのですね。収入は税理士よりは多いかもしれませんが、地方で中小企業を相手に仕事をしようとしている私には、やはり公認会計士より税理士を目指すほうがよいような気がします。とても参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2007/04/13 18:01

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