ケインズ理論について自分なりに調べたのですが、むずかしい言葉などがでてきて

なかなかよくわかりません。どなたか詳しいかた易しくかつ詳しく説明おねがいし

ます!!

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A 回答 (9件)

ケインズが生きていたころ、政府が10兆円公共投資をすると、8兆円(係数0.8)の需要が喚起されます。


これを、簡単に図示すると
********** 10兆円
********    8兆円
******      6兆円
****        4兆円
**          2兆円  
という具合になります。 厳密に計算すると 経済効果は 40兆円(4倍)になるのです。 
少ない投資(10兆円)で大きな経済効果(40兆円)が期待できるというのが ケインズの理論だといえます

このことから、不況になれば財政出動が有効であるといわれ、アメリカのニューディール政策の時代は、この係数0.8が生きていました。

最近では、日本の「ダム建設」に代表される公共投資では、10兆円使っても5兆円(係数0.5以下)の経済効果しか無い場合 
********** 10兆円
*****       5兆円  となり 経済効果はたったの 15兆円にしかなりません。 このため 「ケインズは死んだ」といわれるのです。

しかし 10兆円の財政出動で 10兆円(係数1.0)の需要を喚起できれば 
********** 10兆円
********** 10兆円
********** 10兆円 
となり お金を必要とするところに回し続ける事が出来れば、需要は何倍、何十倍にもなり、「ケインズは生き返る」と信じます。

そのキーポイントは お金を貯金する富裕層(係数0.5)ではなく 右から入ったお金をすぐに使ってしまう弱者(係数1.0)にお金を渡すことだと考えます。
また、低所得者に職業を与えることがお金を回し続けることでもあります。

ケインズは「福祉社会」を実現することにより「生き返る」はずです。スエーデンなど北欧の国々によって、この考え方が正しいことは、証明されつつあると考えています。

民主党政権での福祉社会実現を願っています。
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sassyさん、ありがとうございます_(_^_)_


根井雅弘先生はその本をお書きになった方で、
根井康之先生は伊東門下で有名な方ですね。
根井康之先生のほうもケインズについて色々お書きになっていますが、
私が持っているのは『市場原理と生活原理』です。
これは、『ケインズを学ぶ』とちがって学説比較ですが、
色々な学説とケインズの理論の比較ができる一冊です。

疑問点を提示していただくと、確かに回答しやすいですよね。
いかがでしょう、質問主(?)さん?
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otukisanさん、『ケインズを学ぶ 経済学とは何か』の著者は「根井雅弘」であっています。

ただし、根井先生が伊東門下であったかどうかは存じ上げませんが。

疑問点があれば、補足を下さい。できる範囲内でお答えします。
ない場合は、ポイントを発行して締め切っていただければ幸いです。
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私も訂正。


伊東門下の根井先生は、根井康之先生です。
すいません。
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訂正します。



誤 伊藤光晴

正 伊東光晴
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自分で自分の補足します。


sassyさんの仰るとおり、いきなり『一般理論』はきついです。
私は、止むに止まれず読みましたが、
ケインジアンの誰かの理論をかじってからでないと難しい感じです。
伊藤先生は、ケインズ理論に関する多くの本を出されていますよね。
すっかり見落としていました。
伊藤先生の門下の方で、根井雅弘先生という方がいらっしゃいます。
根井先生が「高校生向けに」とお書きになった本が、
「ケインズを学ぶ 経済学とは何か」(講談社現代新書)です。
ケインズの生涯を紹介しながら、その理論の変遷を追ったものです。
高校生向けとは思えない部分もあるので、
ケインズという人間と理論との関わりを知るには面白いです。
難しい用語の解説は出てきませんが、手始めに、という本です。

ケインズは、『一般理論』しか読んだことがない(読まされた)ので、
私も、詳細&簡潔には語れません。すいませんー<(_ _)>
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その「むずかしい言葉」を調べて(例えば有斐閣経済辞典第3版を使う)、疑問な語句を拾って提示するのが筋ではないでしょうか。



ま、下のお二方は相当のベテランのようですので、ちょっとかいつまんだ説明を。
それまでの古典派経済学は、需要と供給の均衡について、自然に定まるということを主張していたわけです。その背後には、「供給が需要を作り出す」という「セーの法則」があったわけです。
ケインズはこれを否定し、「需要が供給を作り出す」という「有効需要の原理」を発見したわけです。こうすると、失業問題が解決するわけです。失業については「非自発的失業」がありますが、それについてはこれまでの古典派経済学ではうまく説明できなかった。ケインズは「需要を増やすことによって失業者への供給ができる」と考えたわけです。
『一般理論』をいきなり読むと、食傷しますから、私のチョイスをちょこちょこっと。テイストに合えば、幸せです。

伊藤光晴『ケインズ』(岩波新書)
伊藤光晴『ケインズ』(講談社学芸文庫)
中谷巌『マクロ経済学入門』(日経文庫)
早坂忠『ケインズ』(中公新書)
吉川洋『マクロ経済学』(岩波書店)
ケインズ『講和の経済的帰結』(ぺりかん社)
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ケインズ理論、というのは、ケインズ本人の理論でしょうか?


それとも、ケインジアンの方でしょうか?
両者は微妙に、部分によっては相当異なっています。
でも、手始めとしては、下の中谷先生の本がメジャーです。
中谷先生の本は、基本的にサミュエルソンを頭とする「アメリカ・ケンジアン」の
理論で、いわゆる「新古典派統合」の色合いの強い理論です。
IS・LM理論に否定的なケインジアン(ポスト・ケインジアン)の流れもあります。

『一般理論』の序章を見ると分かりますが、
ケインズは、自分の理論は「経済全体を扱う理論、特に失業」としています。
「失業はなぜ生まれるのか」を説明するのに、
消費性向・流動性選好・資本の限界効率といった、
ケインズの理論のキーワードとなる概念を用いています。
(そして、実のところ、失業=不均衡とは言っていません)

新古典派との最も大きな相違点として本人が強調しているのが、
「現実に地に着いているか否か」です。
新古典派が「合理的な個人」「完全な市場」を前提としているのに対し、
ケインズは「不安定な個人」「不完全な市場」を前提としています。
新古典派理論は「現実を理論に近づけようとする」と捉えていたようです。
ただ、完全に否定するわけでもなく、いくつかの妥協点も見られます。

一口にケインズ理論といってもひじょーうに範囲が広いので、
どのような言葉や理論でつまづいたのかを書いて頂ければ、
より的確なアドバイスが集まるのではないでしょうか?
ケインズ(またはケインズの一派)を研究なさってる方、
結構いらっしゃるのでは?
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たぶん難しいというのは,見かけの難しさでしょう。



私も最初は苦労しましたが,直感に訴えているという意味でとても
なじみやすいとあとで感じました。

具体的には,マクロ経済学では古典派とケインジアンという分類をしています。
両者にどのような違いがあるかというと,価格調整のスピードに違いがあります。
この仮定の相違によって結論に大きな違いが生まれます。
この点を注意して勉強すれば理解がスムーズになりと思います。

たとえば,古典派は価格調整スピードが速いという仮定を置いていますから,需給
にギャップがあれば価格が調整すると考えていますし、一方でケインジアンは調整
速度が遅いと仮定して議論を進めるので,ギャップを財の数量で調整すると考えま
す。

その後の理論的発展は,価格調整スピードの遅い早いの違いによって,どれだけ現
実を説明できるかという点に集中しているようです。

メジャーなテキストは,
『入門マクロ経済学』(日本評論社)中谷巌著
が丁寧で、初心者向けといえるでしょう。
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Qケインズの理論について

最近、ケインズの理論は、もう古い、また、これが箱モノを作り出す要因だと言われますが、ケインズの理論とは、どのような理論ですか?ある本には、こうありました。国民経済を支える2本柱は、金融政策(マネタリー・ポリシー)と財政政策=ケインズ主義(フィスカル・ポリシー)。積極的な公共投資等で経済を支える。国民経済における政府の積極的な財政活動の必要性を提唱。ケインズ理論の政策(1)累進課税(2)貨幣供給を統制し利子率を引き下げ、民間投資を刺激(3)公共投資あるいは民間投資の公共的規制のような投資政策の三つが主要な内容で特に投資政策が中心。上記のように書いてありました。ケインズは、批判はされているみたいですが、これらは、日銀がやっているような調整と同じみたいですね。資本主義では、この理論は必要は必要みたいですね。ケインズの理論を使うとどのようなことが起きて、景気がよくなるのですか?また、箱モノができてしまう原因と言われていますが、それはなぜでしょうか?(3)の公共投資、民間投資とは具体的になんですか?公共投資、民間投資の公共的規制というのは、どういう意味ですか?(書いてる意味が理解できない)ご指導いただければ、ありがたいです。

最近、ケインズの理論は、もう古い、また、これが箱モノを作り出す要因だと言われますが、ケインズの理論とは、どのような理論ですか?ある本には、こうありました。国民経済を支える2本柱は、金融政策(マネタリー・ポリシー)と財政政策=ケインズ主義(フィスカル・ポリシー)。積極的な公共投資等で経済を支える。国民経済における政府の積極的な財政活動の必要性を提唱。ケインズ理論の政策(1)累進課税(2)貨幣供給を統制し利子率を引き下げ、民間投資を刺激(3)公共投資あるいは民間投資の公共的規制のような投資...続きを読む

Aベストアンサー

どうやらお読みになった本が間違っている(誤解させやすい表現を使っている)ようですね。

> 国民経済を支える2本柱は、金融政策(マネタリー・ポリシー)と財政政策=ケインズ主義(フィスカル・ポリシー)

金融政策と財政政策は、ともに経済を調節する為の手段であって、別段ケインズ主義に特有のものではありません。政府のとりうる全ての経済政策は、この二つの何れかに分類されます。例えばマネタリストでは、経済を活性化させるために金融政策を提唱しています。


ケインズ主義的な不況時の対策は、こうです。

不況時は有効需要が不足している、つまりものが売れない。
一つは、公共投資などで有効需要を喚起する、つまりものが売れるように消費者の所得を増やすと、ものが売れるようになるので、景気が回復していくという期待を形成することで投資や消費が回復させ、景気を回復させるという手段です。
もう一つは貨幣供給量を増やすことで利子率を下げ、投資を増やすことによって消費も回復させ、景気を回復させるという手段です。

前者の手段が財政政策、後者の手段が金融政策と呼ばれます。


質問文にはケインズ理論の政策として(1)~(3)とありますが、(1)はケインズ理論というより厚生経済学的な視点の話であり、(2)は正にケインズ理論の金融政策です。

(3)はおそらく「クラウティングアウト」と呼ばれる現象を意識していると思います。
クラウティングアウトとは、例えば住民にタダで魚を毎日配ると、魚屋さんは潰れるでしょう。このように公共事業が民間事業を圧迫してしまう(締め出す)ような効果をクラウティングアウト効果と呼びます。
逆に、道路のように、公共事業をすることによって他の民間事業が利益を受ける場合があり、これをクラウティングイン効果と呼びます。

ただ、公共事業というのは、その地域の経済が落ち込んでいるときに行われるので、公共事業の増加と経済(GDPなど)の減少が負の相関を持ってしまいがちで、よくこの相関をもってクラウティングアウト効果を主張する人が居ます。が、元々の経済の落ち込みをコントロールしてクラウティングアウト効果を測定した論文は今のところ見当たりません。

また、日本ではクラウティングアウト効果が大きいにせよ小さいにせよ、クラウティングイン効果のある公共投資を行えばよいという結論になるので、ケインズ理論批判とは関係のない話ではあります。


> 箱モノができてしまう原因と言われていますが、それはなぜでしょうか?

ケインズ理論からすると、箱モノでは「建てたら終わり」的な側面が少なからずありますから、需要喚起策としてはあまり効果がないというのは目に見えている訳です。したがって箱モノは不況対策としてのケインズ理論的公共投資にはあまり当たりません。
たとえばニューディール政策は、ダム・水力発電所の建設とテネシー河流域の開発が主な柱ですが、箱モノはありません。

ただ、この理論を我田引水的に使うと、
公共投資をすべきだ→「何でも良いから作れ」→箱モノ
という流れになるので、箱モノが増える原因の一つといわれることがあります。

どうやらお読みになった本が間違っている(誤解させやすい表現を使っている)ようですね。

> 国民経済を支える2本柱は、金融政策(マネタリー・ポリシー)と財政政策=ケインズ主義(フィスカル・ポリシー)

金融政策と財政政策は、ともに経済を調節する為の手段であって、別段ケインズ主義に特有のものではありません。政府のとりうる全ての経済政策は、この二つの何れかに分類されます。例えばマネタリストでは、経済を活性化させるために金融政策を提唱しています。


ケインズ主義的な不況時の対策は、こ...続きを読む

Qケインズ政策について

ケインズ政策のことで今度レポートを書くことになりました。
ケインズ政策のことが全然分からないので、知っていることがあれば
どんなことでもいいので教えて下さい!
お願いします!

Aベストアンサー

確か、景気回復の一手段ですよね。景気をよくするためには、消費者である労働者に金銭的なゆとりを持たせる。そのために公共事業へ負債を背負ってでも大きな投資をし、お金の回りをよくしようというモノです。

公共事業というのは、基本的に土木工事などを指しますが、それらはあまり知識が要らず、体力さえあれば誰にでも出来るので、投資をし、失業者に仕事を与えることで「完全雇用」を目指した政策です。

もう少し詳しく説明しましょう。

ケインズというのは、イギリスの経済学者。「雇用・利子および貨幣の一般理論」という書を著したそうです。
この中で、有効需要(実際に貨幣の支出を伴う需要のこと)理論について語られています。

「有効需要の不足が恐慌を生む」とし、公共投資の拡大・金融の緩和、つまり国家の経済介入を理論的に説明した本のようです。

「今の大蔵省のお偉いさんはケインズ理論しか分からないから日本経済が泥沼にはまっていく」と、去年、政経の先生に習いました。

…すいません、私も高校で習った基礎的な知識しかありませんで。

Qギャン理論、ダウ理論、エリオット波動?

 タイトルの3つを教えて下さい。

Aベストアンサー

以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか?
「テクニカル分析」

さらに
◎http://www.panrolling.com/etc/data/terminology.html
(相場用語集)
◎http://www.tokyoin.com/market_market/technicals/tech2.htm
(テクニカル分析の定義と分類)
◎http://seiji45.hoops.ne.jp/home/link17.htm
(米国株式市場分析)

以下の成書は如何でしょうか(内容未確認!)?
=======================================
「株」はチャートでわかる!/阿部達郎[他]/パンローリング/2000.7 
シュワッガーのテクニカル分析/ジャック・D.シュワ…[他]/パン・ローリング/1999.11 
ジャック・シュワッガーのテクニカル分析/ジャック・D.シュワ…[他]/金融財政事情研究会/1999.11
実践相場戦記/青柳孝直/総合法令出版/1998.12
先物市場のテクニカル分析スタディガイド/ジョン J.マーフィ…[他]/金融財政事情研究会/1998.12
テクニカル分析大全集/田中勝博/シグマベイスキャピタ…/1998.6 
はじめてのテクニカル分析/林康史/日本経済新聞社/1997.9 
初心者でも分かる株式投資新しい「定石」と「読み」/谷畑〓昭/現代書林/1996.11 
先物市場のテクニカル分析/ジョン・J.マーフィ…[他]/金融財政事情研究会/1990.5 
株式相場のテクニカル分析/合宝郁太郎/日本経済新聞社/1989.9 
金融・為替・商品のテクニカル分析/ペリー・J.カウフマ…[他]/東洋経済新報社/1986.4 
株式相場のテクニカル分析/合宝郁太郎/日本経済新聞社/1985.6 
アメリカの株式テクニカル分析/マーチン・J.プリン…[他]/東洋経済新報社/1985.5 
=======================================
ご参考まで。

参考URL:http://www.msu.edu/user/okadakat/bond/yosoku.htm

以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか?
「テクニカル分析」

さらに
◎http://www.panrolling.com/etc/data/terminology.html
(相場用語集)
◎http://www.tokyoin.com/market_market/technicals/tech2.htm
(テクニカル分析の定義と分類)
◎http://seiji45.hoops.ne.jp/home/link17.htm
(米国株式市場分析)

以下の成書は如何でしょうか(内容未確認!)?
=======================================
「株」はチャートでわかる!/阿部達郎[他]/パンローリング/2000.7 
シュ...続きを読む

Q市場主義とケインズの有効需要創出政策

学校の勉強をしていたのですが、少し行き詰ってしまいました。

現代の日本は市場主義とケインズ経済学の間を揺れ動いてきたと思うのですが、上記の2点のそれぞれの問題点はいったいなんだったのでしょうか?
なんか混乱してしまってわからなくなってしまいました・・・

どなたかお願いします。

Aベストアンサー

現在の日本のことを考えると、混乱します。

民営化の問題にしろ、小さな政府にしろ、
本質的議論はされていません、問題すり替えと問題解決の一時凌ぎでは。

基本的には、市場主義を小さな政府、他方を大きな政府又は福祉国家、
これで大きな間違いはないでしょう。

「五公五民」と言う言葉ご存知ですか、
税の負担率や保険の関係が「公」、個人的な消費などが「民」です。
日本は現在、「四公六民」程度だと思いますが、
北欧の福祉国家は「七公三民」程度ではないでしょうか。

どの割合が、合理的かという問題と、
官僚の不正など、人間的な部分は、経済学は切り離します。

市場主義は貧富の格差を拡大し、福祉国家は成長が減速する、
これが一般的評価です。

Q新自由主義と現実主義(ケインズ的な)の関係

TPPや色んな経済の考え方で色んな主義があると思いますが、この新自由主義とケインズ的な現実主義が大半な気がします。

何でも民間に任せて競争させてって竹中さんみたいな人もいれば

有効需要を伸ばすとか公共投資を効果的に使う三橋さんみたいな考え方もいます。

Tppに反対の政党が多くいるってことは新自由主義的な考え方はデフレ期には合わない、もしくは考え方自体が古いんですかね?

Aベストアンサー

 「自由な競争」が実現すれば、経済が活性化するのは確かなんですが、「何でも民間に任せる」と自由な競争が実現するわけではない、というのが難しいところ。
 企業には、高い利益を得ようとする性格があります。これを技術開発で実現すればいいのですが、実際には競争相手を減らして、高い価格付けをすることで実現する事が多いのが困りもの。自由な競争を実現するためには、企業が競争相手を減らす事により利益を上げる事を防ぐための規制と、その規制を機能させるための行政機構が必要で、こういう事を考えないで規制を外そうとすると、一部の企業のみが利する経済システムが出来上がってしまいます。
 といって、こうした傾向に反対する人が支持する「規制」がそういう風に機能するかというとそうでもなく、それはそれで別の人が利益を得るものになっています。自由か、規制かというと、哲学的なテーマになりますが、実際には世間の一部の人間の利益の獲得競争であるのが実態でしょう。TPPなどは典型的な例で、自由経済の利得が説かれていますが、実際には、「日本の農業部門」「日本の工業・サービス業部門」「アメリカの産業」の利益の取り合い合戦です。TPP参加で貿易効率化による利益がないわけではないと思いますが、この構図を理解せずに、規制を外せば日本の利益が高まると考えるのは危険じゃないかな(全体の効率化の利益が他国にもって行かれる可能性がある)、と思ったりもします。

 新自由主義は、「自由化こそが、特定の層に利益を与えずに利益を最大化する最も効率的な方法だ(最適な規制なんて出来るわけがない)」という発想に基づくものですが、実際には、そんなに効率的ではないという事が徐々に明らかになってきているような気がします。先行きは不明瞭ですが、競争を機能させるためのシステム作りと、そのための適度な行政機構というのが今後の落とし所になるのでは、と思っておりますが、いかがでしょうか。

 「自由な競争」が実現すれば、経済が活性化するのは確かなんですが、「何でも民間に任せる」と自由な競争が実現するわけではない、というのが難しいところ。
 企業には、高い利益を得ようとする性格があります。これを技術開発で実現すればいいのですが、実際には競争相手を減らして、高い価格付けをすることで実現する事が多いのが困りもの。自由な競争を実現するためには、企業が競争相手を減らす事により利益を上げる事を防ぐための規制と、その規制を機能させるための行政機構が必要で、こういう事を考えな...続きを読む


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