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電流は電位が高いところから低いところに流れます。逆に電子は電位の低いところから高いところに流れます。これは電子が負の電荷を持っているからです。
では、なぜ電子を負の電荷を持つと言う定義をしたのでしょうか?
もし電子をプラスと言うことにして、電子が高電位から低電位に移動するように電位を決め、電流は電子と同じ方向に流れることにすれば計算で混乱するようなことはないと思うのですが。

A 回答 (4件)

人類が電気の存在を認識したのは摩擦電気が最初でしょう.


摩擦電気に2種類あることがわかって,その2種類に名前を付けました.
え~と,絹と樹脂とか,そういう組み合わせです(細かいこと忘れた).
最初のうちは樹脂電気というような呼び方をしていたようですが,
そのうちに正負という言い方をするようになりました.
残念ながらこのときの正負の選び方が「はずれ」だったのです.
この正負の定義が今の正電気負電気の定義につながっています.

たしかに具合の悪いところもありますが,今さら変えられないでしょう.

科学史は専門じゃありませんし,大分うろ覚えです.
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
電子の区別の仕方が「はずれ」というのは何だか今でも間違いを知りつつも使っているみたいで面白いですね。

お礼日時:2002/06/19 23:51

電子を発見したのは、英国の物理学者J.J.トムソンです。

真空管中の陰極線を電極の間に通し、これが負電荷を持っていることを示しました。この発見は19世紀末のことですが、電気や電流の発見はそれ以前のことです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2002/06/19 23:52

はじめに電流に仕組みが解明され、それに+と-決めてしまったのであとで発見された分子はそれに合わせることになったのだと思います。



#1のかたは無関係なんですよね?かなりびっくりしました。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。

お礼日時:2002/06/19 23:47

筆者もそう思います.


ただ, 歴史的には電気の種類(プラス・マイナス)の定義[後から見れば電荷の符号の定義], 電流の定義が先にあったので, 後で電流の正体がわかっても, 混乱を避けるためには変えられなかったようですね.
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
「電流の定義が先にあったので電子が発見されたときには混乱を避けるため変えられなかった・・・」
当時の数十年の混乱よりもその後、ウン百年の混乱の回避を優先してくれなかったのかなぁ。なんて無理なことを考えてます。

お礼日時:2002/06/19 23:46

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