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形質転換の実験でコンピテントセルとプラスミドを
混合しプラスミドを大腸菌に導入後、アンピシリンを含まない
培地で37度で1時間ほど培養するという操作はなぜ必要なのですか?
その間に何が起きているのでしょうか?
わかる人いたら教えてください。

A 回答 (1件)

その1時間の間に起きていることは、



1. 大腸菌の健康状態の回復
2. アンピシリン耐性遺伝子の発現

です。


コンピテントセルは薬剤処理で細菌細胞膜が、かなり弱ったぼろぼろの状態になっています。これゆえにプラスミドが容易に中に入れます。この状態から1時間培養することで、大腸菌を回復させます。
また、導入した遺伝子は直後すぐに発現するわけでもないでしょうから、1時間ぐらいみれば安全かな(そろそろ発現して Amp 耐性になっている)という事です。

ヒートショック直後にまいても、大丈夫ではあるみたいです。しかし、あらっぽいやり方なので、得られるコロニー数は少ないようです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
納得いきました。
大腸菌の健康状態の回復なんてそこまで考えが
及びませんでした。
とても参考になりました。

お礼日時:2002/06/21 00:11

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