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ゲゲゲの鬼太郎の前身といわれるこの2作品?ですが
検索してみると「墓場の鬼太郎」というのと「墓場鬼太郎」というのが出版されてるようです。
この二つには違いがあるのでしょうか?
また話の大筋を教えて下さい。

また鬼太郎の左目がない理由について、公式に2通りのものがありますが
どれがどの作品だったのでしょうか?

・墓石に目玉をぶつけて潰した。
・未熟児でもともとなかった。

宜しくお願い致します・・。

A 回答 (2件)

『墓場鬼太郎』は貸本劇画時代の鬼太郎シリーズの題名です。



昭和34年・兎月書房刊『妖奇伝』掲載「幽霊一家」、「幽霊一家・墓場鬼太郎」

昭和34年・兎月書房刊『墓場鬼太郎』掲載「地獄の片道切符」、「下宿屋」、「あう時はいつも死人」

昭和35年・三洋社刊『鬼太郎夜話』掲載「吸血木と猫娘」、「地獄の散歩道」、「水神様が町へやってきた」、「顔の中の敵」

昭和37年・兎月書房刊『墓場鬼太郎』掲載「怪奇一番勝負」、「霧の中のジョニー」

昭和39年・佐藤プロ刊『墓場鬼太郎』掲載「おかしな奴」、「ボクは新入生」、「アホな男 怪奇オリンピック 」

昭和39年・東考社刊『墓場鬼太郎』掲載「ないしょの話」

で、これらの貸本時代の作品を最近では角川書店で復刻し、『貸本まんが復刻版 墓場鬼太郎』のタイトルで販売しています。

『墓場の鬼太郎』は昭和40年に講談社『週刊少年マガジン』で不定期連載がされた当時のタイトルです。「手」から「ぬらりひょん」までです。そしてアニメ放送が決定した際に、「墓場」という言葉がアニメ向きでないという理由により、「毛羽毛現」からタイトルは『ゲゲゲの鬼太郎』に変更さました。現在アニメなどでおなじみの鬼太郎のイメージは、このマガジン版の鬼太郎でしょう。
 なお、マガジン掲載と同時期に青林堂『ガロ』では貸本時代の鬼太郎のリメイク作品として『鬼太郎の誕生』、『鬼太郎夜話』が掲載されます。
 その後、鬼太郎シリーズは小学館『少年サンデー』や講談社『コミックボンボン』などの子ども向け作品から、日本ジャーナル出版『週刊実話』、光文社『宝石』などの大人向け作品まで、さまざまな形で発表されます。


 鬼太郎の片目ですが、兎月書房「幽霊一家」では、母親の死体から三日後に、墓場から生まれた時点で鬼太郎は片目でした(その後『ガロ』でリメイクされた『鬼太郎の誕生』・『鬼太郎夜話』では、誕生シーンは兎月書房版を下敷きにしています)。

 佐藤プロ「おかしな奴」では、墓場から生まれた鬼太郎を水木青年が投げ捨てた時に、墓石に目をぶつけて片目となります(昭和55年、小学館刊『鬼太郎なんでも入門』に掲載された鬼太郎誕生は、佐藤プロ版を下敷きにしています)。

 角川書店『怪』22号で、貸本版鬼太郎が作品によって、いやそれどころか同じ話の中で、コマによって鬼太郎の片目が左右逆転するシーンがあります。その理由を水木しげる御大に尋ねたところ、「当時、忙しかったから適当に描いたんでしょう。ワハハハハ」という、フハッとするしかない答えでした。御大の作風からすれば、さもありなんでしょうね。
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ただ、好きなだけで、詳しいわけではありません。


「墓場鬼太郎」がマイナー誌で、発表した作品で、「墓場の鬼太郎」がメジャー誌マガジンで、発表された作品では、ないでしょうか。

左目についてですが、漫画の設定が前者で、アニメの設定が後者なのではないでしょうか。
私も長いこと、目玉のおやじが鬼太郎の左目なのだと思っていました。
水木しげる記念館が正式に否定していますね。
記念館にも、生原稿の展示があまり、無かったように、思うのですが、初期になれば、なるほど、もっと、おどろな感じです。

参考URL:http://www.top-page.jp/site/page/mizuki/complete …
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