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枕草子の古典のままの文章と、簡潔でわかりやすい現代語訳付きの本を探しています。
古典のままの文章もそのままついていてほしいです。
絵はあまりいりません。(画家の描いた有名な絵が少しあるくらいで)
または絵はなくてもいいです。

おすすめのあるかたはお答え下さい。

A 回答 (3件)

あなたがどのような理由で『枕草子』を必要としているかによって回答が変わりますね。

もし趣味で読んでみたいというのであれば、すでに回答されているような角川文庫の「ビギナーズクラッシクス」版や、清川妙氏『美しきもの 枕草子』(小学館)といった抄録本がいいです。しかし、何らかの学習に使うのであれば原文を読まなくては始まりません。この場合、現代語訳がついているからといって安易に小学館の古典文学全集本を使ってしまうと・・・これは底本が「能因本」というあまり現在ではメジャーでないものなので、本文が「みんなが知っている」三巻本系統とは異なっていますから注意。
新編古典文学全集は三巻本系統本文ですから、こちらのほうがいいでしょう。また、全訳はありませんが、かなりの部分に現代語の注がついている新潮日本古典集成の『枕草子』上下は、萩谷朴氏の自信作ですし、橋本治氏や酒井順子氏(『枕草子 REMIX』の底本となっています。
なお、田辺聖子氏の『春はあけぼの 枕草子』は小説ですので、原文そのままではありませんし、田辺氏の想像をかなり含んでいますので、あくまで小説として楽しむべきものでしょう。
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この回答へのお礼

詳しいご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/02 16:14

原文と、訳文の比較ができ、語彙の意味などが分かりやすく述べているものであれば、下記のものがおすすめ。


角川文庫:ビギナーズクラシック「枕草子」訳文が少し固めですが、原文に近い訳を行っている。

本格的解説などを含めたものでは
講談社:学術文庫:「枕草子」上坂信男訳

学習で使うのであれば、上記がお勧め。

訳文が面白く、とっつきやすいもの(原文なし)
河出書房新社:桃尻語訳「枕草子」橋本治訳

本格的に原文と取り組む場合であれば、岩波文庫あるいは岩波古典文学大系本がお勧めですが、これは全文訳が無い。
あと、新潮社と小学館も古典文学全集を出版しており、これには訳文と原文ならびに語彙の意味や関連情報が充実しているので、図書館で借りて参考にする手があります。大抵の図書館,高校図書室を含めて、岩波,新潮社,小学館の全集のいずれかはそろえています。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!

お礼日時:2008/02/02 16:13

田辺聖子さんの「訳」というより「小説化」したものを読んだ記憶があります。

わかりやすく、親しみやすかったです。
http://homepage1.nifty.com/kybs/tanabe23.html#mk …
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この回答へのお礼

ありがとうございました!

お礼日時:2008/02/02 16:12

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