プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

 この春からNHKのラジオ英会話入門講座を始めているものです。よろしくお願いします。同時に正しい発音を身に付けようと手持ちの発音に関する2冊の本で勉強しようとしたのですが、[S]の発音の説明が違い戸惑っています。
 
 まず、「英語耳」(松澤喜好著)では、[r]と並んで[s]は日本人にとって難しい発音だとして、
 歯茎と舌の間に狭いすき間をつくり、歯茎に強く空気を当てて、摩擦音を出す。口はややとがり気味に。
 とあります。そして、カタカナで書くと「スー」といった感じの音だが、母音の[u]の音はなく、息の出る音だけを鋭く鳴らす。

 一方、「英語の発音がよくなる本」(巽一朗著)では[s]は無声音の子音で、「いき」の音で、日本人にとって容易に発音できる音のひとつとし、
 舌の先を上の歯茎に近づけ、その間から「いき」を擦り出すように発音する、
とあります。
 これは、同じことを説明しているのでしょうか。一方は日本人には難しい発音、一方は容易と書いてあるので、発音の仕方が違うように思ってしまいます。
 どうぞよろしくご教示下さいませ。

A 回答 (12件中1~10件)

/s/ は日本語にも「サセソ」の子音として存在し、発音自体が例えば th のような困難さがないのは事実です。

その点では「英語の発音がよくなる本」の言うとおりです。「英語耳」の方は誤解を生みそうな表現をしていますが一点だけ「強く息を当て」の部分は重要なところです。
一般に日本語は子音が弱く、英語国民に限らず外国人には聞きとりにくいようです。逆に日本語であまり子音を強調すると、外国なまりに聞こえたり聞きとりづらくなります。
「ケーキの上のろうそくを勢いよく吹き消すことができないと上手く英語が話せなくなる」と(おそらく英語国民の)親が子どもに言っている場面を昔テレビで見たことがあります。また、フランスのCMで日本人が話している様子を牛が話しているようだと揶揄したものがありました。

発音記号的には日本語にある子音でも、外国語(特に英語は息が強い)では強めに発音した方が通じやすいようです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。
>一点だけ「強く息を当て」の部分は重要なところです。
>発音記号的には日本語にある子音でも、外国語(特に英語は息が強い)では強めに発音した方が通じやすいようです。
そうなんですね。気をつけて発音していきたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/05/08 05:08

>in my house などの in の n です。


日本人が発音すればnの音が消えてしまうということでしょうか?

"im my house"のようになり勝ちです。日本語で”しんぶん”を普通に発音されれば お分かりになると思います。しmぶん のようになります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 再度のご回答ありがとうございます。大変よくわかりました。確かに、私もそう発音してしまいます。気をつけたいと思います。

お礼日時:2007/05/11 05:14

ご質問の趣旨から外れると思いますが、英語や他のヨーロッパ語の発音で、気に成ることを書きます。


英語やドイツ語などの”s”の濁らない音はそんなに難しいものでは無いでしょう。むしろ、とでも難しいのは ”s”の濁った音です。
”ズ”と”ヅ”の区別が現代の共通日本語ではなく、どちらかと言えば
”ヅ”に近い音のようです。その他、よく注意されたのは”ジ”、”ズィ”と”ヂ”の区別が、日本人には難しいのでは。
又別の音ですが m で始まる単語の前に来るn が m になりがちです。in my house などの in の n です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。
>むしろ、とでも難しいのは ”s”の濁った音です。
まだ、勉強していませんが、気をつけるようにいたします。
>in my house などの in の n です。
日本人が発音すればnの音が消えてしまうということでしょうか?

お礼日時:2007/05/10 20:20

No.2 です。

ちょっと補足したいと思います。

口の前(10 cm くらいのところ)に、手のひらをおいて、「 sky 」 と発音してみてください。
このとき( /s/ の発音のとき)、手のひらに「息」があたるのを感じるはずです。(No.3 さんの表現を借りれば、s の音は「息を強く鋭く吐いて出る摩擦音」ですので)

手のひらに息があたらない発音では、外国人に聞き取ってもらえにくい発音となります。
また、別の問題ですが(本当は関連しているのですが)、/skai/ ではなく /sukai/ と発音している人も少なくないようです。
 
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 再度のアドバイスありがとうございます。
>手のひらに息があたらない発音では、外国人に聞き取ってもらえにくい発音となります。
 気をつけて発音したいと思います。

お礼日時:2007/05/09 20:50

sの発音は 日本語よりも舌先を引きます。

ただ、これはネーティブようにきれいに発音するのが難しいだけであって、#1さんの仰るように shとさえきっちり区別すれば十分に通じます。そう言えば、uの発音も日本語の「ウ」とは違う音なんですが、外国人が日本語の「ウ」を英語のuで発音しても 音感のいい人でもない限り気付かない場合が多いんじゃないでしょうか?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございます。そうnervousになるなということですね。

お礼日時:2007/05/09 20:46

#4ですが、「英語耳」という本は私は読んだことがありませんので批評などできるはずもないのですが、かつて発音に関して何度も質問を立てた方がおいでになりまして、その方はやはり「英語耳」の発音の仕方を見てそれに沿っての質問だったのですが、これが??という発音の仕方が多かったんです。


今その質問全部を探すことはできませんが、とりあえずこちらとか。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2727741.html

あと、アマゾンの書評を見てみたのですが、こう評している方がおいででした。
「その前半の説明は誤りが多くとても勧められません。catの母音 [ae] を、エからアに移る音で更にそのアは日本語のアよりも口の開きが大きいと書いてありますが、事実に反します。エとアの中間の単母音が普通ですし二重母音化して「エア」となる場合も、アの口の開きは日本語よりも小さいというのが事実です。他にも事実に反する記述が数多く見られます」
(118 人中、86人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています)

このcatの発音の仕方についてもやはりこの本を元に質問が以前ありまして、私も回答させていただいたのですが、おかしなことを書いてる本だなあと思ったものです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

再度のアドバイスありがとうございます。 [ae] の発音は確かにおかしいような気がします。

お礼日時:2007/05/09 20:36

私の個人的な意見では、「英語の発音が良くなる本」の説明の方が正しくて、「英語耳」の解説はかなり疑問ですね~。



「英語耳」では[s]は難しいとして、最後に母音の[u]が無いことを釘を刺すように言っていますね。これ、大変辛辣な表現をさせていただくと、かなり低レベルな見解だと思います。口が尖り気味になることも、普通は考えられませんね。この著者は、[s]の発音をするとき、自分自身が[ス](su)と言っちゃいそうになってるんじゃないでしょうか(笑)。もしそれを指して(sの後に存在しない母音をくっつけたくなること)「難しい」と言うことであれば、わかります。日本人、特に関西弁を話す方々が苦労する部分であることは確かなので(Sに限らず、TとかKも同じく)。でもこれは[s]の発音の難しさではなくて、日本人の悪い癖の話ですね。

関東弁で、「おはようございます」といったとき、実は最後の「す」の発音は「s」のみ(子音)で止めていることに気付かれたことありますか?例えば「安田」も「yasuda」とは発音していません。「yasda」(sのあとのuが無い)と発音しています。実はこうゆうのいっぱいあるんですよ。関東弁ですけどね。NHKのアナウンサーもこの発音方法ですので、これが正しいといって差し支えないでしょう。つまり、日本人にも「非常になじみのある」発音なんです。

では、その日本人にもなじみのある子音の[s]ですが、英語のそれと全く同じかと言うと、それはちょっと違います。しかし、英語と一言で言っても、ものすごくたくさんのバリエーションがあるので、「正しくはこうだ」とは言い切れないのも事実です。重要なことは、日本人式の[s]の発音で通じるかどうかと言うことですが、これは間違いなく通じます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。「英語の発音が良くなる本」の発音がよく思えてきました。
>重要なことは、日本人式の[s]の発音で通じるかどうかと言うことですが、これは間違いなく通じます。
そうなんです。ネイティブの方にチェックしてもらえたらよいかもしれません。ありがとうございました。

お礼日時:2007/05/08 05:03

#4ですが、書き忘れましたので追加です。



「英語耳」での「口はややとがり気味に」の記述ですが、これは違いますね。seeなどを発音するときにとがるはずはありませんから。
口の形はあくまでもその後に来る音次第です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。seeの発音は確かにそうですね。口はとがりません。うーん、「英語耳」への信頼が揺らいできました。

お礼日時:2007/05/08 04:56

音声学的には[s]の音は英語の音と、日本語のシ以外のサ行の最初の音(標準語ですが)とは、同じものだと思います。

音声学の本にもこの音の例として英語のset とともに日本語のsaka(坂)があげられています。
ですので発音の仕方自体は同じということでよろしいのではないでしょうか。

なお、「英語耳」という本の記述に関してこれまでも何度か質問が出ていましたが、音声学的には??の記述も登場していました。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。音声学的に「英語耳」の発音に問題あるのですか?

お礼日時:2007/05/08 04:53

とりあえず発音するというレベルならば、”th”や”L”よりは簡単なので、そういう意味では簡単に出せる音だと思います。

しかし、ネイティブ並みの音を出そうと思うと、最も難しい音の一つですね。

子供が騒いだりしているとき、それを静めるために、人差し指を唇にあてて、息をおもいっきり吐きながら「しっ!」って言いますよね? あれと同じぐらい強く鋭く息を吐いて、「スッー!」と言えば、S音に近い音となります。

息を強く鋭く吐いて出る摩擦音がこのS音です。日本人はこのS音がすごく弱いため、ネイティブは非常に聞き取りにくいそうです。

逆にこの音がしっかり出ている人の話す英語は、ネイティブからすれば非常に聞き取りやすい英語となります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。「しっ!」の例は大変よくわかりました。
>日本人はこのS音がすごく弱いため、ネイティブは非常に聞き取りにくいそうです。
そうなんですか。びっくりしました。気をつけて発音しなければなりませんね。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/05/08 04:49

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!