プロが教えるわが家の防犯対策術!

中3の受験生です。
小論文の宿題で『人の優しさ』というテーマと『家族の大切さ』というテーマの2つが出ました。
書き出しをどんな感じにしたら良いか考えて途中まで書いてみたのですが、まとまりがない感じになってしまいます。
どのように書いたら良いでしょうか?
アドバイスお願いします。

A 回答 (3件)

あと、この2つのテーマは、出だしで何か例というか、一場面を入れて書くといいと思います。

例えば、

【人の優しさについて】※第一段落のみ
 先日、電車で頭が真っ黄色のロックバンドのギターリスト風の人がお年寄りに席を譲っている光景を目の当たりにしたのである。その一方でスーツ姿のいかにも真面目そうなサラリーマンが、その前のつり革につかまって立っているおばあさんの目の前で、携帯をいじっていて気がついていないはずがないのに無視をしているように見える。このように、人を見かけで判断してもいいのであろうか。

みたいな感じの例文が必要になるのではないかなぁっと私は思いました。
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元小論文講師です。

序論とかなんとか中学生に言うと、難しいだろうから、簡単な書き出しパターンを説明しますね。あと、小論文のお約束で「1.語尾がですます調じゃなく、である調で書くこと」と、「2.「小論文=客観的な自分をアピールする文章」なので、「私・僕・俺・あたしは」っという類の主観的な表現は使わないこと」の二つの約束だけは破らないようにしてね。

っというわけで、小論文の書きパターンは
第一段落…問題点を指摘する段落(字数にして2~4行)
★「○○は、・・・。だが、果たして△△なのであろうか。」
だいたい、内容は必ず結論がNOになるように書くこと。

第二段落…客観性をアピールする段落(字数にして3~6行)
★「確かに○○は…である。しかし、××っという点も考えられる」
この場合の○○と××ですが、○○には第一段落の問題の結果、考えられることその1を書きます。そして、××には考えられることその1を真っ向から否定する考えを述べるのです。ただし、ここで注意して欲しいのは、この段落で語りすぎると、次の第三段落で、語るネタが目減りして、本当に言いたいことがぼやけるし、第二・第三段落で意見が分裂して読み手が読みにくい文章になるので、注意してください。

第三段落…自分の本当に言いたいことを述べる中核の段落(内容を一番アツくする)
★「思うに…。」
この文章では自分が思うことを述べる。しかし、第二段落と内容がダブらないことだけを注意する。この段落が小論文の生命線であり、一番言いたいことを述べる段落です。

第四段落…結論部分(字数にして1~3行)
★「○○は××であると考える。」
注意して欲しいのはちゃんと第一段落で問いだした問題点に、この段落でちゃんと答えているのかを確認して欲しい。問題と結論が違うと、大幅に減点されます。この段落の内容はどうしても薄くなりますが、内容よりも、しっかりと結論を導き出しているかを重要です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
「私は~」をつかわない方が良いというのは初めて知りました!

お礼日時:2007/05/08 19:35

 論文は、大論文であろうと小論文であろうと、序論・本論・結論という構成に、必ずなります。

というか、それが論文の定義(の一部)です。この構成をはずしたら、そもそも世の中ではそれは論文とはみなされません。
 ときおり、起承転結だのというマンガみたいなことを本気で言う人が居ますから、だまされないようにしましょう。

 そして、そもそも論文とは、「なぜ?」「どうして?」などの問いに答えるための文章です。これもまた、論文の定義(の一部)です。あなたが出されたテーマは、どちらも問いになっていないので、はっきり言って論文のテーマとして落第なのですが、採点する側はあなたではないので何らかの対応をしなければなりません。
 ですから、テーマをいじって問いの形に変形させましょう。
 「人の優しさはいつ現れるのか?」とか、「家族は、なぜ大切なのか?」とか、「人はどういうときに優しくなるのか?」とか。
 こういう類の問いに対し、あなたなりの答えがあれば、それが結論になります。

 さて、書き出しですね。
 論文であれば、書き出しは必ず序論になります。
 序論では何を書くべきかというと、問いの設定です。問題設定とも言います。あなたが変形させた、問いの形になったテーマを、序論のブロックで宣言することになります。

 従って、書き出しは、その問いにあなたがなぜ興味を持つのかという説明や、興味を持つに至った背景を書けばよいのです。ポイントとしては、このブロックでの記述は現象や事物の描写などの単なる事実にとどめ、仮定や推論は入れないことです。なお、何かを見てあなたが何かを感じたのであれば、感じたこと自体は単なる事実ですから、それもOKです。
 仮定や推論は、本論に書きましょう。

 で、ちなみにですが、結論には本論に述べていないことを書いてはいけません。一言たりとも。それが、結論のルールです。
 本文の中身を要約し、本文に書いてある言葉をそのまま使って、問いに対する答えを簡潔に示すのが、結論の役割です。

 分量の比率は、一概には言いにくいのですが、序論:本論:結論で、2:7:1とか、2:6:2くらいで書きましょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
おかげでまとまりある小論文を書く事ができました。

お礼日時:2007/05/08 19:33

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