プロが教えるわが家の防犯対策術!

 ネイティブの方から1回50分のオンラインレッスンを受けている者です.レッスン時間についてのやり取りをメールを通してするなかで出てきた表現なのですが,何を言おうとしているのかよく分からず,レッスンのなかでその意味を確認しようとしたのですが,私の英語レベルの貧弱さもあって,相手の説明がよく分かりませんでした.勿論,日本語で説明されればすぐに分ったのでしょうが….

 話の流れを申し上げます.ティーチャーは日本にやってきて1年近くになるのですが,日本語のレベルは失礼ながらまだまだという感じです.その理由を尋ねてみると,職場へ行っても日本人の同僚は英語で話したがり,日本語を話す機会が余りないというのです.ならば次回から,英語のレッスン終了後に,引き続き私が日本語のスピーキングの相手を 50 分程の予定で無料でしてあげましょう・・・と提案しました. ティーチャーはこの提案をとても喜びました.次回のレッスンはある曜日の 11:00am に入っていました(約50分間).
 これに対して次回のレッスンの予定時刻(11:00am)に別の急用が入ったので,時間を 9:00am からに繰り上げてくれないか・・・のメールが入りました.そして,その後の日本語のレッスンも時間的に厳しいので,次回の日本語のレッスンはキャンセルしその次の回からお願いしたいという旨のメールが入りました.私の方も その日は 10:00am に行かなければならないところがあり,8:30am からレッスンを始めてくれるなら,何とか 10:00 からの予定にも支障をきたさずに済むので,8:30 からにしてくれないか・・・のメールを送りました.また,日本語のレッスンを1回目からキャンセルすることを少し気にしているようだったので,私は「日本語のレッスンに関しては,都合の悪いときは何時でも遠慮なくキャンセルしてもらってよい・・・」という旨を含めておきました.これに対して,以下のような英文を含むメールが届きました(一部略).まず型どおりの挨拶があって,その後

  Noted about the Japanese lesson. We can start the following week if you don't mind.

 最初の文には主語が欠落しています.この文の主語は「I」でよろしいでしょうか.そしてその意味は「私は日本語のレッスンについて,書き留めました」或いは「了解しました」ぐらいの意味なのでしょうか?それとも,これは副詞句か何かで,この後に何らかの文が省略されているのでしょうか?それとも,これは慣用表現の一種なのでしょうか?また,もし主語が省略されているとすると,この手の主語の省略は極めて一般的なのでしょうか?この辺りの説明をお願いできれば・・・と思います.

 更にこのあと,8:30 からだとOKという私の提案に対して,「そうしてもらえるなら,とても有り難い・・・」といった意味合いの文が続き,最後に次の文が続きます.

So, please let me know if we put a note for the lesson to be 8:30am.

 ここで,if we put a note for the lesson to be 8:30. というのはどういう意味合いなのでしょうか.直訳的には「我々が 8:30 というそのレッスンに対する覚書を置くかどうかを」,意訳して「レッスンの時間は 8:30ということで合意するかどうかを」のような意味かと思うのですが, 自信はありません.先ず,この表現自体が非常によくある表現なのか・・・という点(手持ちの辞書では少なくとも見つけることができませんでした)と,あと,ここでの to不定詞の文法的説明(私は lesson を修飾する形容詞用法かな・・・と思ったのですが),そして,ここでの note は限定されるように思うので,the note の方が良いような気もするのですが,この辺りの説明をして頂けませんでしょうか?

 どうぞ宜しくお願い致します.

A 回答 (3件)

こんにちは。

4/21のご質問ではご丁寧なお返事を有難うございました。

1.Noted:

メールでは簡単な表現が好まれますから、省略や記号化した文章が頻繁に使われます。
ここでは主語Iの省略とも考えられますが、これはNo.2で回答されている通り、It is notedの過去分詞の表記と考えていいでしょう。意味は「~については書き留められました」→「~については了解しました」となります。

2.if we put a note for the lesson to be 8:30am:

(1)we put a note:
直訳は「私達はメモをとる」となりますが、ここではweという主語に注意します。2人が互いに次のアポについてのメモをとるということは、「互いに了解する」という意味になります。おっしゃる通り「同意する」で結構です。

(2)for the lesson to be 8:30am:
形式主語構文It is for~to・・・を思い浮かべて下さい。forはto以下の動作主となる意味上の主語、to~は形式主語Itの真主語となります。

ここでも同じ原理で使われています。ここを文にしてthe lesson is (at) 8:30amとし、
we put a note that the lesson is (at) 8:30am
と言っているのと同じことです。

このto不定詞の文法上の用法は、It~to構文のto不定詞(名詞的用法)とは違い、名詞the lessonを修飾する形容詞的用法のto不定詞となります。

2.Noteにはaかtheか?:

この同意はまだ決定したものではありませんから、任意を表す不定冠詞「a」が使われているのです。例:

If we make an agreement, I'll be happy.(O)
If we make the agreement, I'll be happy.(X)
「もし互いに同意できれば、私は嬉しい」

僭越ですが、50分もSunnyM様にとっては貴重な時間ですから、日本語レッスン料を割引交渉されてもいいのではないですか?無料の日英交換レッスンというシステムもあると思いますし、、、。

益々の英語上達を願いつつ、以上ご参考までに。

この回答への補足

 お礼のなかで一言触れようと思いながら忘れてしまいましたので,こちらに記入させて頂きます.
 交換レッスンに関するご提案を頂戴しましたが,日本語文法の説明もろくにできない実に頼りのないティーチャーですので,とてもお金を頂く気分にはなれません.むしろ,外国の方に日本語のお相手をするのは初めての経験であり,これもまた一つの勉強になるであろうし,ここは一つ楽しんでやってみたいと考えています.有難うございました.

補足日時:2007/05/16 13:17
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この回答へのお礼

 早速のご回答有難うございました.そして非常に詳しくかつ明解に説明していただき,よく理解することができました.これは今回の質問に限ったことではなく,Prismadam さんの他の方への説明も毎日すべて拝見しており,そのなかでいつも感じることですが,説明が順を追って理路整然と展開されいき,そして最後に総括をされるため,要点を明解に捉えることができます.
 一方で,文例の列挙に至っては,いろんな視点から次から次へと見事な表現が繰り出され,いつもため息をつきながら拝見しています.英作文に関する質問が他の方から出ている場合は,私も自分の勉強に・・・と,お粗末ながら自分なりのものをまず作ってみるようにしているのですが,私が作ったものに近い表現を,ときにPrismadam さんが挙げられたもののなかに見出したときなどには,思わず「やったー」と気持ちで,一人悦に入っております.
 今後共どうぞ宜しく御指導下さい.ありがとうございました.

お礼日時:2007/05/16 13:15

なるほど、とりあえず意味はおわかりになって使っていらっしゃるのですが、どのような用法なのか、文法的な説明もふくめてご理解なさりたいようですね。

私は、文法の専門家ではありませんので、どこまでお役に立つかわかりませんが、理解している範囲でご説明申し上げます。

第1点: Noted about the Japanese lesson. We can start the following week if you don't mind.

 日本語でいえば、「日本語レッスンについて」のような表現と理解しております。
 確かに「英語は、必ず主語を必要とする」といわれるのですが、看板などの表記にも主語のないものは多く見受けられます。House For Sale(売り家)など。これなども、This is a house for sale. の省略だと説明できないわけでもないでしょうが、それは、「これは、売り家です。」という看板くらい奇妙な看板になってしまうでしょう。やっぱり、House For Sale のままが落ち着きます。
 しかし、Noted は、過去形なのか過去分詞なのかと気になるところです。おそらく過去分詞でしょう。無理を承知で主語をつけるならば、This is noted about ... 「これは、~について注記されたものです。」なのでしょうか?
 
第2点: So, please let me know if we put a note for the lesson to be 8:30am.

 手持ちの辞書では見つからないのですが、文脈からすると、put a note が、「同意する」というイディオムのようです。本人に確かめられてはどうでしょう? 新しい表現がひとつ増えるではありませんか。
 for the lesson to be 8:30amは、「そのレッスンが8時30分に始まる」という意味になります。to be 8:30amは、a note(「合意」という意味でしょうか?)を修飾する形容詞用法でしょう。for the lesson は、to be 8:30amの主語となっています。不定詞の主語は、for+名詞で表します。

蛇足ですが、ことばを使うときには、必ずしもこのようなことは考えてないようです。私たちが文法的な仕組みを考えることなく日本語を使うのと同じです。このような観点からみた英語のしくみにご興味がおありの場合は、国籍にかかわらずそういうことを教える訓練を受けた教師をお探しになることをお薦めいたします。
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この回答へのお礼

 早速のご回答ありがとうございます.私は歳だけは十分に重ねていますが,英語のキャリアは非常に乏しく,恐らくそのレベルは高校2年生ぐらいではないかと思います.そして,いわゆる日本の中学英語,高校英語から脱皮できていないと言えるでしょう.まあ,これでも毎日このサイトで勉強させて頂けるおかげで大部ましにはなったのですが・・・.そしていつも思うのですが,分からないことがあればこのサイトですべて解決できる,しかも無料で・・・.私のような英語初心者にとって何とありがたいことでしょうか・・・.日本中に,いや世界中に私の先生がいるのだ・・・そんな気持ちで毎日このサイトを覗いています.
 これからもどうぞ宜しく御指導下さい.有難うございました.

お礼日時:2007/05/16 12:42

Noted about the Japanese lesson. We can start the following week if you don't mind.



日本語レッスンについてのお知らせです。もしよろしければ、私たち
は来週から始められます。

So, please let me know if we put a note for the lesson to be 8:30am.

このようなわけですので、午前8時30分からのレッスンに設定して
もよいかどうかどうぞお知らせください。

>ここでの note は限定されるように思うので,the note の方が良いような気もするのですが

そうもいえますが、不自然ではありません。
質問者さんは文法がとてもお得意のようですね。すみずみまで分析
しないと英語が理解できない人がぼくの周りにもいます。
このサイトでぼくがしばしば言っていることですが、文法は忘れた
方がいいです。流暢に英会話ができない日本人を見ていると、彼ら
の多くは、文法を考えすぎて、こういったら間違いだろうか、こっち
の表現を使うんじゃないかとか、考えて英文が出てこない人が多いで
す。ひどいときは、ビジネスの帰り道で、ぼくにこういう人もいます。
「○○さん、ぼく、tooを使っちゃいましたね。なんでhadがうかばな
かったのなかなあ。あの外人さんちゃんと分かってくれましたかね?」
とか。
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この回答へのお礼

 早速のご回答有難うございます.おかげでメールの言おうとしいることは了解できました.ちょっと文法的なことにこだわってみましたが,実際のレッスンの際はかなりいい加減な英語を恥かしげもなくしゃべっています.ティーチャーが日本人なら,照れくさくてやりにくいのですが,ネイティブだと不思議と間違いだらけの英語を大胆にしゃべれるんですね.間違えて当たり前・・・と開き直れるからでしょう.
 今後ともどうぞ宜しく御指導下さい.有難うございました.

お礼日時:2007/05/16 12:21

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