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 1930年代のソ連脅威論、仮想敵国について教えて下さい。

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A 回答 (2件)

当時の各国の革命的情勢も背景にあるように思います。


1918年のロシア革命によって、社会主義革命が「現実」化したことや、第1次世界大戦を終結させたドイツ革命を遂行したのがボルシェビキに近い、スパルタクス団だったことなどが影響し、各国に共産党が設立されます。
また、これにあわせて各国では社会・労働運動が激化していきました。(日本における米騒動が、あっという間に全国に拡散したのも、こうした背景によるものです)
これらのことから、当時の帝国主義諸国の政府は「革命の危機」と考え、その対策に乗り出します。
イギリスやフランスなどでは、一定程度、労働者側の要求を受け入れる形で骨抜きを図るのですが、日本やドイツなどの後進帝国主義国ではそれを受け入れるだけの経済的・政治的な土台の欠如から、その危機を強権的に乗り切る形で遂行されました。(ドイツの場合、国会に社会民主党や共産党が進出してはいたのですが)
また、両国は地理的にもソ連に近かったことから、革命に対する危機感は並々ならぬものであったでしょう。
また、スターリンもボルシェビキの古参幹部の粛清と同時に、「大ロシア」の復活を目指して、周辺諸国への軍事的・政治的介入を図っていました。ちなみに、満州の国境線をめぐって日ソ両軍はノモンハンで軍事衝突するのですが、日本軍は大敗してしまいます。
こうしたことが背景となって、1930年代のソ連脅威論は形成されてきたと思います。
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この回答へのお礼

 日本に来たロシア人のことを調べており、その関係で知りたかったのですが参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2002/06/28 19:30

軍隊というのは必ず仮想敵国を持ちます。

装備や訓練の方向性を持たすにはそれ以外にありません。帝国陸軍の場合はロシア・ソ連でした。陸軍が戦う可能性のある強大国がそれしかなかったからです。たとえば、帝国陸軍が範としたドイツと戦う可能性はゼロです。陸軍というのは兵隊が地面に足をつけて直接みまえるのですから、近くの国です。中国は軍隊らしき組織はないに等しく脅威たりえませんでした。だから消去法的にソ連を仮想敵国としました。軍備というのは平時には縮小される宿命にありますが、軍人という官僚は自らが握る予算が削られるのを好みません。従って、脅威を声高に訴えます。こればいつの世でも同じで、米軍がテロの脅威を訴えるのもソ連という仮想敵国が消滅した中で軍の存在意義を訴えるためともいえます。ただ、実際に当時のソ連は不凍港を求め南進政策をとっており、満州という日本の「領土」は危険だったともいえます。
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この回答へのお礼

 軍隊がつねに仮想敵国をもつものだというのははじめて知りました。ありがとうございました。

お礼日時:2002/06/28 19:34

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