ヴィスコンティの「ベニスに死す」のことで教えてください。
アッシェンバッハが娼館でピアノを弾いている娼婦(エスメラルダと呼ばれていた)に近づいていって、次にそのエスメラルダがふてくされた様子でベッドの上に居てアッシェンバッハが離れていく、という場面があります。
この2場面は、アッシェンバッハが娼婦を買っても何も出来ないまま去っていく、という状況だと以前本で読みました。
これは具体的に何を意味しているのでしょうか?アッシェンバッハが高潔だったこと?勇気がなかったこと?やっぱり男色だったとか?こういうことを表したいのでしょうか?
この場面はトーマス・マンの原作にはなく、音楽家としてのほかの場面と同じくヴィスコンティの創作だそうですが、それらはマーラーの人生をなぞられているそうですね。
マーラーの人生に、こういうエピソードがあるのでしょうか?

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A 回答 (1件)

確かにひっかかるシーンですよね。

単純に解釈するとアッシェンバッハの男色を意味するためのシーンということになるでしょうけど、私はそれだけだとは思わなかったな。エスメラルダってまだ若い少女みたいな感じでしたよね?態度も少女っぽくて。単に男色、女嫌いを意味するなら、もっと熟女娼婦みたいな女優でよかったと思うのですよ。あえて幼い女優を使うことで、アッシェンバッハの、幼くて純粋で美しいものへの畏怖とかを表してた思います。高潔さもありますね。マーラーのことは私は知らないです。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました。
エスメラルダが若いのにはそういう意味があるという考えもあるのですね。
エスメラルダは綺麗なのにアッシェンバッハへの態度がものすごく乱暴で、ほかの熟女娼婦のだらしない態度と合わせて、タジオの上品さと比べているのかと思いました。

お礼日時:2007/06/09 16:02

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よろしくお願いします。

Aベストアンサー

監督ルキノ・ヴィスコンティは映画の中で「化粧」を象徴的に使うことが多々あります。
「ベニスに死す」のアッシェンバッハの化粧もその一つでしょう。
「ベニスに死す」の中では他にも、船の中の化粧した老人、ホテルの庭の化粧をした辻芸人と繰り返し「化粧」のテーマが用いられ、そしてアッツシェンバッハの化粧へと繋がっています。
美少年タッジオへの憧憬から、自身も青春を取り戻したいとの願望が生まれ、あの化粧になるわけです。
あれがグロテスクであり、哀れであれ、また滑稽である事がアッシェンバッハの内面を象徴し、また美しいタッジオとの対照を成しているのだと思います。
若さに固執することのグロテスクさ、哀れさ、滑稽さをまざまざと印象付ける為の化粧で、現実的であるかどうかは問題ではなかったのでしょうね。
ですから、異様さが目を引く事もまた重要であったではずです。
ヴィスコンティは化粧を「隠す」ものとは考えず、どんな化粧施すか(隠し方をするか)によって、逆にその人物の内面をえぐり出そうとしている、と言われています。

他の作品でも、「地獄に堕ちた勇者ども」のマルティンの女装の化粧や、母ソフィーの結婚式の化粧なども印象に残る異様さですよ。

監督ルキノ・ヴィスコンティは映画の中で「化粧」を象徴的に使うことが多々あります。
「ベニスに死す」のアッシェンバッハの化粧もその一つでしょう。
「ベニスに死す」の中では他にも、船の中の化粧した老人、ホテルの庭の化粧をした辻芸人と繰り返し「化粧」のテーマが用いられ、そしてアッツシェンバッハの化粧へと繋がっています。
美少年タッジオへの憧憬から、自身も青春を取り戻したいとの願望が生まれ、あの化粧になるわけです。
あれがグロテスクであり、哀れであれ、また滑稽である事がアッシェン...続きを読む

Qベニスに死す DVDについて

映画ベニスに死すのDVDの購入を考えている者です。そこで、よく利用しているネットショップで検索してみた所、どうやら今売っているのは、期間限定生産の、割りと安めな方(980円)と、値段が全く違う方(3120円)の2つがあるみたいなのです。しかし、この二つの商品、どこが違うのでしょうか?見たところ、全く同じ内容なのですが…。同じものを持っている方、回答お願いします。

Aベストアンサー

http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=20977#4

にも
2004/04/23 (初回版)\3,129

2008/10/08 (最新)\979

までのどんどん安くなっている流れが
のっていますが、
「ベニスに死す」の(初回版)場合、DVDの外パッケージ
を覆うスリップケース(紙製の横からつっこむやつ)
がついてるだけですね。DVDの内容は何もかわりません。

発売メーカーの意図としたら、「(初回版)」のみは期間限定で
とりあえず4000円~5000円で市場に出すわけですよ。
それから、売れ残ったものを回収して、翌年、外のパッケージのみ
換えて、次期発売時に更に安くしていく。それの繰り返しです。

たまに、DVDの内容も変わるケースがありますが、
例えば、デジタルリマスター、日本語吹替新収録、完全版
、DTS収録、・・・・・
そういう場合は、新たに付加価値がついているので、
お値段は据置か、若干高くなるケースもあります。
でも、そういう場合、メーカー側もその付加価値を
必ずアピールしていますから、
「デジタルリマスター版」「日本語吹替新収録!」
「完全版」「DTS収録」
・・・・とうとう、その付加価値ををタイトルに
必ず付記してますね。

わからんときは
ALLCINEMA の各作品の「ソフト」コーナー=
過去の発売履歴をクリックすることです。
「付加価値」が新たについた場合は、細かく記載してありますよ。


余談ですが、私の場合、
画面サイズが「レターボックス」のミニサイズ→
16:9のフルサイズに「付加価値」がついた場合や
「日本語吹替新収録!」「デジタルリマスター版」
「完全版」「DTS収録」等々 旧製品と比較して
内容そのものに「付加価値」がついた場合は、好きな作品の場合
新たに買いなおしますね。値段は若干高くても。

でも、「ベニスに死す」の場合は
スリップケース(紙製の横からつっこむやつ)
が初回版についているだけで、中身は何もかわらんようですね。
だったら、安い方を買うべきなのは当然ですよね。
最初でお話したとおり、売れ残ったものを回収して
紙パッケージのみ若干修正して再利用しているに
すぎませんから。

http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=20977#4

にも
2004/04/23 (初回版)\3,129

2008/10/08 (最新)\979

までのどんどん安くなっている流れが
のっていますが、
「ベニスに死す」の(初回版)場合、DVDの外パッケージ
を覆うスリップケース(紙製の横からつっこむやつ)
がついてるだけですね。DVDの内容は何もかわりません。

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とりあえず4000円~5000円で市場に出すわけですよ。
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Q「ベニスに死す」のテーマ曲は誰の交響曲でしょうか。

古い映画ですが、「ベニスに死す」のテーマ曲を聴いて、オリジナルのCDを購入したいと思いました。

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Aベストアンサー

お書きの通り

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超美形のビョルンアンドレセンが出演していましたが
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また、知るのが少しコワイ気もいたしますが、その後の
彼のお顔がわかるようなサイト等をご存知でしたら教えてください。
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Aベストアンサー

こんにちは。
以下の情報は、参考になるでしょうか?
この回答がお役に立てば嬉しいです。

<出演映画>

「純愛日記」 (原題:A Swedish Love Story) スウェーデン 1970年
「ベニスに死す」 (原題:Death in Venice)  イタリア・フランス 1971年
「Bluff Stop(絶壁)」 1977年 ヨナス・コーンウェル監督
「THE SIMPLE-MINDED MURDERER」 1982年
「Grass Widowers」 1982年
「The King Of Smugglers」 1985年
「Peas And Wiskers」 1986年


<テレビ番組>

「Swedish Crime」 1983~1984年
「Splendid Landing」 1983~1984年


<ビョルン・アンドレセンについて>

1955年1月26日 ストックホルム生まれ。
1971年、マドルフ・フレドリック音楽学校在学中に「ベニスに死す」にタジオ役で主演(撮影は1970年)。
その前年にスウェーデンの新進監督ロイ・アンデルソンの青春映画「純愛日記」に主人公の
友人役で映画デビュー(この作品は日本でも公開され、好評を博した)。

1971年8月と12月に2度来日し、チョコレートのCMにも出演。
この時彼が歌ったCMソング2曲はレコードになってCBSソニーから発売された。

来日時のインタビューでは「役者になる気はない」と宣言し多くのファンを落胆させたが、
1977年、ヨナス・コーンウェル監督の「BLUFF STOP(絶壁)」でカムバック。
その後、1990年代初頭までは本国で映画や舞台、TVシリーズなどにも出演。

参考URL:http://www.geocities.com/Hollywood/Theater/3526/bjorn.html

こんにちは。
以下の情報は、参考になるでしょうか?
この回答がお役に立てば嬉しいです。

<出演映画>

「純愛日記」 (原題:A Swedish Love Story) スウェーデン 1970年
「ベニスに死す」 (原題:Death in Venice)  イタリア・フランス 1971年
「Bluff Stop(絶壁)」 1977年 ヨナス・コーンウェル監督
「THE SIMPLE-MINDED MURDERER」 1982年
「Grass Widowers」 1982年
「The King Of Smugglers」 1985年
「Peas And Wiskers」 1986年


<テレビ番組>

「Swedish Cr...続きを読む

Qベニスに死す について

洋画のサイトですばらしい映画です、一回は観た方がいいと書かれていたので
見ました。
時代も今とは違いますが、それにしても
私にしたら、くだらない中年のうだつの上がらない親父が美少年に恋するのを
まあ綺麗なリゾート地を背景に永遠に眺めているだけ、
ストーリーもメチャクチャ、支離滅裂の
本当にマジの駄作にしか思えませんが・・・・
何処がいいのでしょうか?
推薦した方、またはそれをいい映画という評論家の気持ちが
全く理解不能です。
それとも私がおかしいのでしょうか?

Aベストアンサー

こういった作品は”映画美”とか”映像による芸術表現”を追求しているところが多分にあるので、ストーリーだけを見ると、う~ん?となるのも仕方がないことだと思います。

また監督であるルキノビスコンティの性的な趣味もかなり入ってますので、受け入れられない観客にはまったく馴染めないとも思います。

ただ”面白さ”という区別でなく、善し悪しという区別で考えると、映画史上屈指の名作の一本です。
監督が貴族階級出身で、「山猫」「ルードウィッヒ」「地獄に堕ちた勇者ども」など自身の作品の多くで”退廃美”を描いています。そういった観点から見ると、ビスコンティ作品の中でも一二を争う映画です。

何がいいのか言葉にせよ、となると、もうただ圧倒される映像美ってとこでしょうか?
マーラーの5番も掛け値なしに素晴らしい効果をあげてますし、なによりもタジオ役の少年を、よくもまあ捜してきたなぁと(タジオを探してなんていうドキュメンタリー作品まであります)。自分はそっちの趣向を持ってはいませんが、それでも美しい顔には違いないと思います。

故淀川長治氏から直接話しを聞いたことがあるのですが、タジオが後ろ姿で浅瀬に立つ場面で、股間のところに前に組んだ手が見えているそうで(そんなところまでよく見てるなぁと感心しましたけど)、それがなんとも美しいのだとか。日本人の手足の長さじゃ、ああはならないし、わかる人じゃないとあんな演出はしないのだとか。
こればかりは、そっち系の方じゃないとよくわからないと、やや呆れましたが、老いと近づいてくる死、そこに宿る若さへの憧れと同性へのほのかな恋心とでもいうのか、ビスコンティならではの傑作であることには違いないと思います。

こういったのが良いと思えるようになるには、名作とか古典と呼ばれている作品を、かなりの本数見ないと、なかなか難しいと思います。
これをきっかけにビスコンティの「若者のすべて」あたりをごらんになってはどうでしょうか?
貧乏な一家が大都会に出てきて翻弄されるという、家族愛、兄弟愛を描いた話しで、こっちはけっこうドラマチックで楽しめるかと思いますよ。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=26056

こういった作品は”映画美”とか”映像による芸術表現”を追求しているところが多分にあるので、ストーリーだけを見ると、う~ん?となるのも仕方がないことだと思います。

また監督であるルキノビスコンティの性的な趣味もかなり入ってますので、受け入れられない観客にはまったく馴染めないとも思います。

ただ”面白さ”という区別でなく、善し悪しという区別で考えると、映画史上屈指の名作の一本です。
監督が貴族階級出身で、「山猫」「ルードウィッヒ」「地獄に堕ちた勇者ども」など自身の作品の多くで”退廃美”...続きを読む


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