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稲の収穫後に、次の田植えの時期まで半年以上あると思うのですが、
その間に田んぼの土地って活用されないのですか?
例えば、米以外の作物を植えるとか・・・
詳しい方教えてください。

A 回答 (3件)

条件としては排水が良いことが大事です。



一般的には麦類を植えますね。麦類は関東では11月に種まき、5月下旬から6月中旬に刈り取りです。メリットは収穫に同じ機械が使えることです。「兼業農家なので5月の連休に田植えをしたい!」という人が隣に田植えをすれば、水が入ってきて駄目になってしまいます。

生育期間の短いほうれん草や小松菜などをまく、ブロッコリーやレタスといった苗を定植するタイプのものを植えることは可能です。ただし収穫は手作業ですから、機械での一貫作業で大面積をこなす水稲栽培の裏作として全部は利用できません。周年栽培で契約出荷等しないと良い価格では売れませんから小面積をその季節だけの栽培では二束三文となるものもあります。野菜を栽培した後は肥料がたくさん残りますから、イネが倒れないように品種を選ぶといった注意が必要です。

いずれにせよ、水が入らないように地域での合意が必要ですが、早く出荷した方がお米が高く買い取られる等の条件もありますから、なかなか難しいです。
お米が安くなってしまったので、イネの裏作には限りませんが、稲作農家も米作り以外のこともやらないと成り立たないという時代にはなっています。
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本当に良い米を作ろうとする地域では、裏作をすると米が作りにくいので収穫後は手をつけません。



それ以外の地域で気候的に何か作れる場合は、作る場合も多いです。最近は田植えも収穫も早いので、秋作にレタスやブロッコリ、秋から冬に簡易ハウスでイチゴなどが多いでしょう。いずれにしろ、儲からなければやりません。
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雪の多く降る地方では、難しいことも出てきます。


せっかく植えても、雪のために収穫が困難だったりすることもあふります。
遠くない昔には、ハクサイや大根の採種をしていたこともありましたが、現在はそれもなくなってきています。あとは、兼業農家が多くなり、作業ができなくなり、稲作の後はそのままになっていることが多いです。
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