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質問させてください。現在31歳です。前髪、特にMから真ん中に向けて薄くなってきました。Mの部分は結構きてます。
質問なのですが、前髪が産毛にかわってきてるのですが、この産毛がどんどん増えていってハゲていくのですか?今までの長い毛が産毛にかわりそれが抜けていくのでしょうか?M字の人や結構ない人をみるとあまり産毛が生えていないように思います。言い方悪いですが産毛がなくキレイにツルットしているようにみえます。
自分のはM部分から中央にかけて産毛が多く、産毛ですので光にあたるとちょっと薄く見えます。
スイマセンが、M字や前髪がはげてきた人はどのような過程で無くなっていったのですか?教えてください。
それとちょっと前までカロヤンのジェルローションというのを使っていましたが、効いてるのかわからず?むしろ産毛が増えたような気がしたので止めてしまいました。これも使ってる方みえましたら効果のほど教えてください。宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

専門家といっても医師や薬剤師ではなく,髪の毛の専門家,理容師です。


このことをご理解していただいてからお読みくださいね。

遠目で見ますと,産毛って確認しづらいですから,「M字の人や結構ない人をみるとあまり産毛が生えていないように思います」というのも仕方がないことだと思います。
でも,私たち理容師や美容師がカットする際の距離で見れば,そう思える人でも結構産毛,生えているものなんですよ。
遠距離で産毛が確認しづらいのは,毛そのものが細いことと,毛が細いためにそこに含まれる色素の数が少なすぎるために,意外とアバウトな私たちの網膜は認識出来なくなってしまうためなんですよ。

O型脱毛症もM型脱毛症も髪の毛自体の変化は,私が調べた限りでは同じのようです。(そうなる主な原因の違いは存在しますけどね)

1.
自然脱毛した髪の毛であっても,成人を過ぎた頃(成長ホルモンの就寝中の増加量が減少し始める頃)から,髪の毛が生え替わるたびに,肉眼では確認出来ないくらいの差ですが,以前生えていた髪の毛よりも細くて柔らかいものが生えてくるようになります。
つまり,それだけ,毛根が太くなりにくい髪の毛が生えてくるようになると言うことです。
2.
毛穴の中(毛根付近)でテストステロンからジヒドロテストステロンという男性ホルモンが作られ,このジヒドロテストステロンの「脱毛作用」によって,脱毛を促される髪の毛が出てきます。
3.
ジヒドロテストステロンによって脱毛させられた髪の毛でも,約120日後くらいには次の髪の毛が生えてくるのですが,以前生えていた髪の毛よりは毛根が太りにくくなったものですから,以前生えていた髪の毛よりも早くジヒドロテストステロンの影響を受けやすくなり,次第に脱毛するペースが速まります。
4.
そして,脱毛するペースが速くなるとともに,髪の毛が通常の状態まで太くなれなくなってしまうようになるため,産毛のような髪の毛が生えているように感じになってしまうのです。
5.
さらに,脱毛ペースが速くなりますと,産毛にもなることが出来なくなり,そのうち,全く生えてこなくなってしまうようになり,毛穴も塞がってしまい,髪の毛になるための「芽」もなくなってしまうことで,立派なM型脱毛症になることが出来ます。(本来は,ここまで来てはじめて脱毛症と呼ばれていたのですが・・・)

だいたい,こんな感じでM型脱毛症になります。
ちなみに,O型脱毛症の場合は,毛根が太くなりにくくなる主な原因が「毛根の栄養失調」となるだけで,あとはだいたい同じですよ。

さて,脱毛作用があるジヒドロテストステロンは毛根付近で作られますが,その材料は,血管の中を流れている「テストステロン」という男性ホルモンです。
M型脱毛症の場合,その主な原因は,このジヒドロテストステロンだと考えられるのですが,では,このジヒドロテストステロンを少なくするにはどうしたらいいのかということを考えますと,その予防につながると考えられます。
で,その一つは,テストステロンに5α-還元酵素二型という酵素が働きかけてジヒドロテストステロンに還元しているのですから,この5α-還元酵素二型という酵素の働きを抑えられるようにすればいいと言うことになり,それを行っているのがプロペシアという発毛剤です。(発毛剤のくせに,脱毛を予防しているんですよ)
もう一つは,血液によって毛根まで運ばれてくる,ジヒドロテストステロンの材料となるテストステロンの毛根に届く量を減らすことです。(材料がなければ,ジヒドロテストステロンも作られませんからね)
ただし,テストステロンそのものを減らすことは,大変危険なことですから,減らす方法は考えられていません。
ということで,せめて,テストステロンが毛根に多く届かないようにすることくらいが関の山となります。
最後の一つは,作られて毛穴の中にたまっているジヒドロテストステロンを取り除くことです。
ジヒドロテストステロンに限ったことではありませんが,それが働こうとした場合,ある一定以上の濃度が必要で,その濃度を下回っていますと,ジヒドロテストステロンも脱毛作用を発揮出来ません。
ですから,1日に1回で構いませんから,頭皮マッサージ+シャンプーで毛穴の中の皮脂と一緒にジヒドロテストステロンを排除し,ジヒドロテストステロンの脱毛作用が働きにくい環境を作りますと,少なくともM型脱毛症になるまでのペースが遅くなるはずです。

さて,カロヤンという育毛剤ですが,私の記憶が正しければ,血管拡張作用がある育毛剤ですから,これを使いますと,毛根に多く「体内に吸収されている栄養」を届けることが出来るようになるでしょうが,逆に,ジヒドロテストステロンの材料であるテストステロンも毛根に多く運ばれてくるようになると考えられますので,もしかしたら,「むしろ産毛が増えたような気がした」のは,この所為かもしれないですね。
ただし,これは,医学や薬学には素人の私が勝手に想像したことですから,別の理由が存在していたのかもしれませんよ。(例えば,体内に吸収されている栄養のバランスが崩れているなど)
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