No.2ベストアンサー
- 回答日時:
知人のもと日本軍パイロットの方から実際にお話を伺ったことがあります。
その方は玉音放送の後、上官から武装解除の命令があったそうですが、どうにも我慢がならず、東北地方の軍港の軽空母?から戦闘機を発進させたそうです。
でも、結局は飛び立ってすぐに上官や仲間からの説得にあい、引き返してきたそうです。ちなみにその方は今もご存命です。
思うに、戦争末期のあの頃は、国内といえども一部の部隊では士気の低下や諸々の事情で軍の統制がくずれていたのではないかと思います。
そんな折に強硬な戦闘継続派が暴挙に出ても、それを止めたりするようなことは出来なかったのではないか、とも思います。
貴重な情報を感謝します。
たしかに我慢できない人たちがいたのも納得がいけます。
そしてかなりゴタゴタした時期でもあったですからね。
しかし連合軍の戦闘機はさぞびっくりしたでしょうね。戦争終わったのに襲われるとは。
No.4
- 回答日時:
戦争はスポーツではありません。
何を当たり前のことを書いているかと思われるでしょうが、戦争というものは試合の時間が決められていてその時間だけ敵味方に別れているというのではありません。相手を殺すか殺されるかという極限状態の中で、恐怖に怯えながらも戦い続けるためには、精神の異常な興奮状態が必要です。というか、自分の心をそのように持っていかなくては戦場で戦うことはできません。そして、そのような状態になって居るときに「終戦」(正確に言うとそれは「休戦」です)だと言われてもすぐに興奮状態が醒めて冷静になれるものではありません。逆に、いつ戦闘状態が再開されるかもしれないのですから、本当に休戦が成立したと双方が納得するまでは興奮状態を継続させる方が普通なのです(古来から、休戦をもちかけて相手を油断させておいて奇襲をかけるという戦法は使われておりますし、それを知っていればなおさらです)。また、休戦が成立したからといって、のんびりするようでは困ります。そのような時こそ何が起こるか判らないとして警戒を強めるのが普通です。
そうした中で、第二次大戦終了後の日本軍は本当に早く冷静さを取り戻した方だと思います。日本を占領しにやってきた連合軍に対してもゲリラ戦は挑まれておりませんし、ある意味で、この負けっぷりの良さは驚嘆すべきものです(第二次大戦中だけを考えてみても、ドイツに降伏したフランスでのレジスタンス活動、日本に占領された中国のゲリラ戦など抵抗はしつこく続いているわけです)。
もう一度、繰り返しますと戦争はスポーツではありません。休戦が成立してもその後、何日間か戦闘が続くのは当たり前であり、特別なことではありません。お互いに発砲するのを控えていき、散発的な発砲事件も治まっていくことでお互いが終戦ということについて納得していくのです。中東でのイスラエルをめぐる紛争、アフガンでの問題など現在進行形のものを見てもこのことは理解できるはずです。
なお、蛇足ですが、私もkawakawaさんと同様に9月2日が終戦日であると理解しており、8月15日をもって戦争が終わったと考えるのは認識の誤りだと思っております。もちろん、大部分の日本国民にとってこの日から空襲も止み、戦闘状態が終わったと実感できたからこその終戦記念日なのでしょうけれど。
なるほど。そう説明されて考えると納得がいきますね。
「本当に終わったのか!?」という気持ちは絶対にあったでしょうしね。そして「ああ、終わった終わった」とかなり早い時期に気持ちを切り替えた日本もすごいなと思います。ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
「まだ、負けていない」と言うより、
「日本は、欧米諸国に負けてはならない」といった方が正しいと私は思っています。
オランダやイギリス、フランス、アメリカといった欧米諸国がアジアの諸国で行ってきた植民地政策を日本は、見てきたはずです。
中国のアヘン中毒(新しい教科書をつくる会作成の中学の社会科教科書参照)、オランダのインドネシア植民地政策(映画ムルデカ参照)など。
そして、天皇をお守りするため、国を後世に受け渡すため、といった愛国心が行動を起こさせたものと思っています。
"戦争を起こした一部の人間が悪である"とは、我々現世で生きる我々に言う資格などないのです。
私たちは、戦争があって、当時に生きる先祖に感謝せねばならないと思うのです。
その辺をToshiJPさんに、理解をお願いしたいと思います。
いきなり終わり、と言われても当時の人たちの状況を考えるとやはり心が動いたのでしょうね。
私は大戦で散華された英霊の方達には哀悼、感謝、さまざまな感情を持っています。知覧や鹿屋、靖国神社などを巡り、その思いは非常に強いものです。
No.1
- 回答日時:
軍部の中には徹底抗戦を訴える者も多くいました。
当時,大きく混乱していたことも確かです。
しかし,正式な歴史として考えるとき;
8月15日はポツダム宣言を受け入れることを決定し,玉音放送があった日ですネ。
私は正式には9月2日,つまり,ミズリー号の上で降伏調印が行なわれた日が本当の終戦日だと解釈していますが。
以上kawakawaでした
そういわれればそうですね。半月ほどのタイムラグがでてるんですよね。そのあたりも気になるところです。今度調べてみたいと思います。ありがとうございました。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
似たような質問が見つかりました
- 歴史学 日本軍と戦った中国側の資料に南京事件はどう書かれているか? 何応欽上将著、呉相湘編、第一版は1948 2 2022/06/14 20:22
- 戦争・テロ・デモ 大日本帝国が大東亜戦争・太平洋戦争前に国民党と停戦・講和条約を結び日中戦争の泥沼化を終わ 1 2023/05/10 07:08
- 世界情勢 嫌中や嫌韓の連中はアジアの国同士で対立しててどういう連中が一番得をするかわかっててか 5 2023/04/21 16:52
- マンガ・コミック 手塚治虫の「世界を滅ぼす男」とは誰のこと? 5 2023/02/25 18:49
- ヨーロッパ イギリスと日本が結構似ていると思っているが、みんなの意見も聞かせて欲しい 11 2022/09/02 19:03
- 政治 ロシアと今、戦わずして、いつ戦いますか?今こそ、積年の恨みを晴らすチャンスですよね? 11 2022/03/23 11:49
- 政治 一刻も早くサウジを仲間に入れて戦闘機開発を急ぐべきだ。どうした自民党? 1 2023/08/15 11:00
- 歴史学 対米宣戦布告が遅くなった理由 9 2023/08/02 18:28
- 戦争・テロ・デモ 日本のロシアへの経済制裁で、ロシア側は北海道の全ての権利はロシアにあると報復行為を示唆? 5 2022/04/10 02:53
- 世界情勢 米国の最終目的をウクライナ防衛からロシア打倒へ方向転換。この記事どうみますか? 6 2022/04/29 14:58
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
西部劇の時代の一ドルっていく...
-
敗(まけるの意)と負けるの、...
-
イギリス人が恥と感じるボーア...
-
貨幣価値
-
眠れる豚とは清国の事を差しま...
-
第二次世界対戦でホワイトゼロ...
-
この絵を説明して下さい!
-
西洋に軍師はいた?
-
「鬼畜米英」と言い出したのは...
-
何故ハルノートを理不尽だと言...
-
日露戦争でなぜウラジオストク...
-
太平洋戦争で利益を上げた企業は。
-
軍艦を女性として扱う事について
-
人権作文の戦争作文を1800字く...
-
サーチアンドデストロイとは
-
サンフランシスコ平和条約と講...
-
日本にはなぜ城壁都市がなかっ...
-
日本の首領、日本のドン、最後...
-
永井隆博士の如己堂はどうして...
-
長崎に行ったB-29[BOX CAR]って...
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
敗(まけるの意)と負けるの、...
-
日本の首領、日本のドン、最後...
-
サンフランシスコ平和条約と講...
-
昭和20年の頃の10万円は2019年...
-
何故ハルノートを理不尽だと言...
-
西部劇の時代の一ドルっていく...
-
貨幣価値
-
日露戦争でイギリスやアメリカ...
-
軍艦を女性として扱う事について
-
戦争中、普段通りの生活をして...
-
日本兵の死亡率は?
-
女性の方で野ションしたことあ...
-
坂井三郎の嘘っていったいどれ...
-
日清戦争とビゴーの風刺画「列...
-
キャンペーンとセールの違い
-
ヨーロッパの中で、昔からフラ...
-
眠れる豚とは清国の事を差しま...
-
イギリス人が恥と感じるボーア...
-
彼への御守りに、髪の毛と塩を...
-
この絵を説明して下さい!
おすすめ情報