プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

資本主義社会において、貧困が生じるメカニズムを教えていただきたいです。
そこで、労働力の商品化、労働力の再生産、共同体的相互扶助とはどういう意味なのか関連づけて教えていただきたいです。

難しい言葉ばかりでごめんなさい・・・
よろしくお願いします!

A 回答 (3件)

 マルクス経済学の用語を普通の経済学(近代経済学)に翻訳して書いてみましょう。


 労働力の商品化=買い手に気に入られれば価格は高くなり、逆に嫌われれば安くなる。社員も、会社や上司・同輩・取引先に気に入られれば給料が上がり、逆だと万年平社員、または解雇。
 労働力の再生産=健康第一。今日の疲れは明日に持ち越さない。それは自己責任です。
 共同体的相互扶助=戦時中は「隣組制度」というのがあった。自己責任ではなく共同責任。誰かがヤバイことすると隣組全員で責任を取る。もちろん誰か1人だけが金持ちになるということは、ルール違反。
 このように書くとどうしたら貧困が生じるかがわかるでしょう。こうしたルールに逆らうことです。それでもマルクス経済学の社会では資本主義とは少し違って、「乏しきを憂えず、等しからざるを嫉妬する」社会であることと、本当の貧困者は、餓えや寒さで生きていけなかったり(北朝鮮)、ラーゲリと呼ばれる収容所に送られて、一般人の目には触れられない(USSR)。このため、貧困者がとても少ないかのような印象を与えることがある。そして、貧困者のことを話題にすると、KGBなど秘密警察の取調をうけるので、見ても見ない振りをする。これがマルクス経済学で運営される社会のルールでした。
 このような解説はいかがでしょうか?
    • good
    • 1
この回答へのお礼

大変参考になりました!
説明がとてもわかりやすくて感謝です!!
ありがとうございました★

お礼日時:2007/05/29 19:19

資本主義にもいろいろありますし、多様な原因が考えられますので大ざっぱな回答にしかなりませんが、とりあえず書き込みます。



例えば、需要が不足すると仕事がなくなり食えない人が出てきます。1000人いたら1000人分の仕事があらかじめ用意されているわけではないので、その時の情勢によって需要と供給のバランスは変化します。

例えば現在のトウモロコシ生産量があれば、計算上世界人口の二倍の人口を養えます。しかしトウモロコシなどをエサにした脂肪分の多い牛などの家畜のエサとしての需要が多いため、トウモロコシが貧しい人々のところまで行き渡らないという問題があります。

その他多数。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

具体例を出していただいてわかりやすく丁寧にありがとうございました!!

お礼日時:2007/05/29 19:20

力のあるものが、土地の周辺に綱を巡らし、この土地は「俺のものだ」と宣言した。

それが、貧富の差を生み出す原因となった。
確か、ルソーがそんなことを書いていたような気がしますが (^^ゞ
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ルソーはそんなふうに言っていたんですか!!
ありがとうございます(>_<)

お礼日時:2007/05/29 19:17

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!