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ネットでは慰安婦(従軍慰安婦)は給料貰っていた、すごい高給だったという掲示板をよく見かけますが本当なのでしょうか?出てくるリンク先を読んでもどうも納得できませんでした。政府は慰安婦はひどい目に遭わされた人で、安倍首相も謝罪したのでしょう?どうも矛盾している気がします。

・ひどいめに遭っていた人(奴隷)がそもそもお金を貰っていたのですか?
・どのくらいのお金だったのか、それは高いものなのか?
・慰安婦は何万人もいたのでしょう、みんな高給取りなのですか?
・日本軍は資料をたくさん燃やしたと聞きます、何を元に考えたらいいのですか?
・研究者(専門家)はなんと言っているのですか?
などの点からも、よろしくお願いします。

A 回答 (11件中1~10件)

給料の点について回答されている方が多いので、まず、そこからはじめます。


ネットなどでは、「月給300円以上で慰安婦を募集する」という募集広告を根拠に何か言っている人が時々いますが、そもそも、水商売の募集広告に書いてある金額を信じるなんて、あまりに無邪気すぎるんで、これは論外。

次に、いわゆる元慰安婦が約26千円の郵便貯金の払い戻しを求めて裁判を起こした件ですが、これ以外に5千円を家に送ったらしいので、単純に月平均にすると1400円ぐらいになります。本人がそういっているのですから、積極的に疑う理由はないでしょう。また、本人が、軍人からもらったチップを貯めた、と言っているのも、積極的に疑う理由もないでしょう。ですから、給料を推測する資料にはなりませんが、とにかく名目上だろうがなんだろうが、現金もしくはそれに相当するもので、かなりの額を手に入れていた人がいた、というのは、事実と考えてよいと思います。
因みに、ビルマなどの前線でいかにインフレがひどかったか、といった点については、↓のサイトをご覧下さい。(26千円の方は信用するのに、チップの方は「チップでそんな金額になるはずがない」なんて乱暴な主張を平気でする人が時々いるもんで…)
http://ameblo.jp/scopedog/entry-10030549652.html

公式文書としては、軍事郵便貯金等特別処理法もあります。↓
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S29/S29HO108.html

高額貯金の換算率(法律での「丙」)が、朝鮮&台湾が1.5であるのに対し、華中&華南及びマライ&ビルマでは432なのは、前線に行けば行くほど、インフレがひどかった事の表れです。(よって、日本軍将校の給与と比べるのは全くナンセンスです。戦争中の物資不足の中で、高級軍人&その家族の生活が相対的に楽だったのは、給料のせいじゃない、というのは、「火垂るの墓」を見た人は知っているでしょう。っていうか、そんなの常識だよな…。まして、戦地で紙幣を持っていたってねぇ…)

そして、3つ目が、米軍の捕虜尋問記録です。(↓)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/amer …
(但し、この産K新聞の記者は、原文に1ヶ月の売上げと書いてあるのに、どういうわけか2ヶ月の売上げにしている、という摩訶不思議な間違いはしています。誤植かな?↓)
http://d.hatena.ne.jp/pr3/20070522/1179822891
ネット上で、300円~1500円とかいった数字が出てきたら、まず間違いなくこれが元ネタです。例えば↓なんかがそうです。(但し、売上と給料をごっちゃにしているところが、ちゃんと資料を見ていないで、コピペしているだけである事の証拠ではあるが…)
http://www.geocities.jp/vivelejapon1945/jugun.html
(引用すると、「慰安婦たちの給料は300円から1500円であり、これは当時の日本陸軍の大尉の月給が110円であったことを考えれば法外に高い…」)

じゃ、給料がどうだったかというと、同じ慰安所経営者を尋問した記録(↓)から推測できます。
http://www.geocities.com/theaterapo689/
これによれば、売上げの50~60%を経営者が取るので、売上げが月1500円だったら、慰安婦の給料は、50%をとられるのであれば、月750円という事になります。(同じ対象の尋問記録に、300~1500円とあるのだから、750円は一番高い方って事になる。)で、その一番高い給料である月750円でリッチな生活を送っていたかというと、その尋問記録が書いています。『Many "masters" made life very difficult for the girls by charging them high prices for food and other articles.』…と。
つまり、経営者が食料などを高い値段で売りつけて、慰安婦達の生活を「very difficult」にしたって事ですね。但し、↓の学生さんのレポートによれば、『この資料に出てくるデータで女性たちの売り上げを計算してみると、平均で、上記の300円を多少上回る程度です。(一日当たりの利用人数と料金を22人の女性で平均してみたものです) 』とあります。私は元ネタを確認していませんが、もしこの学生さんの言うとおりならば、300円~1500円という売上げ自体、そのまま信用しない方がいいのかも知れません。

http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/~knagai/2semi/shira …


まぁ、給与に関してはこんなものです。みんなが高級取りかだったかどうかは、わかりようがありません。

>日本軍は資料をたくさん燃やしたと聞きます、何を元に考えたらいいのですか?
731部隊などについては、燃やしたという話がありますが、慰安婦に関する資料を燃やした、という話は私はあまり聞いた事がありません。しかし、資料が現に無いものは無いので、「資料が無い」という事実は動かしようがありません。

ところで「当時は、売春は合法でしたから問題ない」と結構大胆に言い切る人がネットでは多いんですが、ポイントをはずしています。確かに、売春は合法でしたが、「強制売春」は非合法です。『娼妓取締規則』(明治33年10月内務省令44号)の13条の6に『本人の意に反して強て娼妓名簿の登録申請又は登録削除申請を為さしめたる者』は罰金又は重禁固、ってちゃんと書いてあります。人身売買も言うまでも無く非合法です。(いくら戦前の日本でも、人身売買や強制売春を合法にしてしまうほど、無茶苦茶な国じゃありません。)
つまり、慰安婦が金をもらっていたから合法、よって、日本は悪くない、なんて事は全然無い訳です。
この問題については、ネット上で自分の論文がまるっきり逆の意味に使われてびっくりした、ある現代史の学者が、個人を相手にしてあげた例がありますので、ご覧下さい。↓
http://ianhu.g.hatena.ne.jp/bbs/1
もうひとつ、よく見られる『ボケ』は、強制連行or強制徴用はない(厳密に言えば、強制連行などに、日本軍や官憲などが直接関与した事を示す文書はない、というべきだが…)と言うだけで、話が済んだと思い込んでいるものです。これは、上にあげた産K新聞の記事を書いたF森氏のブログでも見られます。↓
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/171421/allcmt

このブログ&記事は、そもそも、学生ですら知っていて、ネットでは以前からしょっちゅう引用されてきた資料を、「米陸軍の調査報告書があることがわかった」などと、さも新しい事実であるかのように書いているところからして、読む方が恥ずかしくなるような代物ですが、とにかく、F森氏が、(無知な自分としてはやっと見つけた?)資料が、「日本軍が女性たちを組織的に強制徴用して性的奴隷化した」というような米国議会の決議案の解釈や表現とはまったく異なる事情を伝えている。」んだそうです。

この手のボケは、結構笑える結果をもたらしています。例えば「自虐史観を批判する方々」の親玉であるF岡信勝のブログをご覧下さい。
http://blog.so-net.ne.jp/fujioka-nobukatsu/2007- …

ここに入っているある人のコメントにあるのは、
1.(米下院慰安婦決議案)は、素直に読めば、「若い女性たちを、性奉仕奴隷として、(働くことを)日本軍が強制した」ということであり、「性奴隷として、強制連行した」とは読めない
2.日本軍の為の慰安婦の人身売買(Trafficking)は決して起こっていないなどとは、日本の誰も言っていないわけで、むしろ 「あれは、人身売買に過ぎない」と云っている
の2点です。
そして、F岡信勝の返事は『決議案では、(軍、官憲の)「強制連行」をあまり強調していないというのは、その通り』(強調も何も、そんな事書いてないダローが!)『Trafficking にすぎない、という論点も全くご指摘のとおり』というものです。何の事は無い、『決議案に書いてある事実に関して、議論する余地は無い』って事じゃないですか。

まぁ、産K新聞のF森記者が何を書こうが、それを信じてしまうのは、読む本人の問題だし、F岡信勝も同じレベルですが、一国の首相たるものが、この決議案に対して「狭義の強制連行はなかった」なんて文句をつけるのは、マンガでしかありません。ホント、恥ずかしい限りです。

実際に決議案に文句をつけるとしたら、「日本軍は、単なる客であって、ほとんど関与していない」と言うしかないのですが、下の参考URLに入れたように、日本軍の深い関与は、資料が焼却されていようがいまいが、既に判明している事なので、これを否定するのは難しいです。

参考URL:http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/~knagai/works/gunia …
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この回答へのお礼

素晴らしい回答で感動しました。えーと内容をまとめると

1水商売の募集広告に書いてある月給なんて、嘘にきまっとる
2文玉珠さんの26145円は給料じゃないし、インフレが激しい(500倍!)ので額面が大きいだけ
3米軍調書に書いてある月給を真面目に計算すると、月300円くらいでずっと少ない
4当時も人身売買や強制売春は違法なので、給料貰っていても慰安婦には問題がある
5米国下院決議案については、自由主義史観の親玉、藤岡信勝自身が自分のブログで、そこに書いてある事実については異議はない、つまり認めてる
6日本軍の慰安婦への深い関与は今ある資料で十分わかる

でしょうか。いや本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/06/07 15:27

軍票を理由に偽造しているようですが、


これらの手形が無効となった理由は 連合軍により日本軍が滅ぼされた結果であり
倒産した組織に対して 金銭要求が出来なくなったからと言って
低価格で働いていた事にはなりません。

日本軍が存在していた当時、キチンとお札の代わりを果たしていましたし
物品との交換もスムーズにいっていました。
ただし、前線での物資不足で 円の価値自身が失われ、超インフレ状態になっただけであり、
それが上手くいかなくなってきた責任は連合軍にあるだけですねw


日本に帰国後、朝鮮人売春婦が裁判を起こし 軍票の有効化要求(日本が勝っていれば 円と交換できていた)をしたりしているのに、
『前線での物価と内地の物価が異なるので、同じ円でも価値が異なった』と【妄想】している理由は何でしょうねw
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証拠がないのならどうしようもないですよね。


証拠がなくても好きな事言えるのなら私も証拠もなくいろいろ言ってみたいと思います(笑)。

まず、強制連行を否定する人は、証拠がないから「なかった」と言いたいのではなく、「あった」とは言えないと言うことだと思いますよ。
例えば、「UFOの写真がないから、UFOはいるんだ」とはなりません。
確かにUFOはいるかもしれないけれど、証拠がないならいるとは言えないということです。
こんな簡単な理屈が強制連行肯定者には通用しないんですよね。
それに殊更に強制連行があったと言えば言うほど、本当にあったの?って逆に不信に思われるとは思わないんでしょうかね。

とはいえ、国や軍隊から口頭による注意や注文は当然あったでしょう。
なぜなら軍人が相手にされるからです。
軍人にあまりにも高額な要求をしないこと、性病を蔓延させないことなどが必要だったからです。
ですから、軍の関与自体は当然あったでしょう。
しかし、だからと言ってそれが慰安婦を性奴隷にしろなどという指示であったとは思えません。
そうじゃないと言ってもこれもまた証拠がないのならね~(笑)
証拠がなく犯罪などが成立するのなら世の中は冤罪大国です。
日本をどうしても悪者にしたい人、あるいは、朝鮮人にどうしても不幸な歴史を負わせたい人にとっては残念ですが日本は法治国家なのです。

そして、NO5さんの言う通り、当時「慰安婦」は「職業」だったことを忘れてはなりません。
今のサラリーマンだって奴隷のように働かされている人もいれば、年収1億円も稼ぐサラリーマンだっています。
そして今の風俗界でも事件費は日本人の方が高いですし、日本人の方が人気があります。
とはいえ、当時は朝鮮人も日本人だったんですけどね。
つまり日本兵の中にも朝鮮人がいたんですよ。
しかも、これまたNO5さんの通り、当時は人権の概念、労働法の概念、平等の概念もろくになかった時代です。

しかし、業者が搾取していたのなら、業者が悪いんじゃないですか(笑)。
ちなみに業者は朝鮮人がほとんどだったそうですよ。

なお、仮に強制連行などの証拠が見つかったとしても、日本は謝罪も賠償もする必要はありません。
なぜなら、昭和40年の日韓国交樹立の際に締結された「請求権・経済協力協定」によって「完全かつ最終的に解決された」ことが両国によって確認されているからです。
そして、日本は同協定によって無償3億ドル・有償2億ドル計5億ドルを韓国に供与する巨額の経済協力を行いました(当時の韓国の外資準備高1億3000万ドル)。
つまり、もう終わったことなんです。
それをほじくり返すなんて悪趣味です。

さらに言えば、軍事裁判法廷で日本の責任者は1068人も処刑されたんですよ?
これ以上どう償なえばいいんでしょうか?
永遠に貢ぎ続ければいいんですか?
だとしても、貢ぐべきだとする人達だけでやってください。
関係のない私たち日本人に迷惑を掛けないで下さいね。

そして、総理の謝罪などはあくまで「政治的」判断です。
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はじめまして。

kmiuraと申します。

給料に関しては、時期と場所によって実情はさまざまでした。
したがって、この場所のこの年月日にはどうだったか、と、特定して議論する必要があります。

こうした点をふまえながら、慰安婦が高給だったか、という点について、はてなグループの掲示板で研究者も加わってさかんなやりとりが目下行われています。さまざまな情報が議論に伴って掲載されていますので、そちらも参照にしてください。

2007年6月1日の時点での議論のフォーカスは、慰安婦たちが軍票で給料をもらっていたという事実を踏まえ、はたしてこの軍票にいかなる価値があったのか、ということです。以下が掲示板へのリンクです。

従軍慰安婦の給料は高給だったのか
 http://ianhu.g.hatena.ne.jp/bbs/10

インフレはあったのか(慰安婦の給料を考える)
 http://ianhu.g.hatena.ne.jp/bbs/11

談話室
http://ianhu.g.hatena.ne.jp/bbs/7

なお、掲示板それぞれの右上の”ツリー表示”をクリックすると表示が切り替わり、議論の流れを追いやすくなります。投稿は目下のところパブリック(すべてのひとが可能)です。

kmiura

---------- 補足 -------------
議論のもともとの発端は以下のエントリーです。時系列にリストします。

慰安婦問題おさらい(lunaの東亜日記)
http://d.hatena.ne.jp/lunakko/20070422/1178987694

キーワド化の予定(編集中)従軍慰安婦の報酬 (kmiura)
http://ianhu.g.hatena.ne.jp/kmiura/20070518/1179 …

『慰安婦至急募集』の広告
http://ianhu.g.hatena.ne.jp/kmiura/20070521/1179 …

そのコメント欄

http://ianhu.g.hatena.ne.jp/kmiura/20070521#c117 …
従軍慰安婦と軍票 -慰安婦は高給取りか?
http://ianhu.g.hatena.ne.jp/kmiura/20070530/1180 …

--------------------------
また、詳しい情報としては他にも以下のリンクがあります。

従軍慰安婦問題・慰安婦高額報酬説のトリック
http://ameblo.jp/scopedog/entry-10030549652.html

都市伝説・慰安婦高額報酬説(追記)
http://ameblo.jp/scopedog/entry-10031729317.html

慰安婦は贅沢に暮らしていた?
http://ameblo.jp/scopedog/entry-10033149316.html

慰安婦と軍票
http://ameblo.jp/scopedog/entry-10033162494.html

慰安婦高給・高収入・高額報酬説まとめ
http://ameblo.jp/scopedog/entry-10033353402.html

従軍慰安婦は高い報酬を得ていたという嘘
http://d.hatena.ne.jp/yamaki622/20070517/p1

アメリカ戦時情報局心理作戦班『日本人捕虜尋問報告』第49号を読み解く
http://members.at.infoseek.co.jp/ash_28/ca_i02.h …

参考URL:http://ianhu.g.hatena.ne.jp
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取り分自体、売春業者と売春婦との契約ですので 千差万別で


3~10割程度なので 一概にはいえませんが、
現在で言えば 年収数千万~数億程度を稼いでいました。

勿論、給与の前借を行なっていた者には その分差し引かれていましたが
高利貸しに借り換えなども自由に出来ていましたので 世間一般相場程度の額です。
(契約金を返済し、全額貰っていた人もいました)


尚、軍は所詮 官組織なので 書類が全てであり
口頭だけでの命令は殆ど無いのが実体ですので、
『きっと あったハズだ』と何の根拠も無い【妄想】は論外ですねw
前線を転戦し続けて 長くて2~3年しかいない(しかも予定が立たない)のに
計画的な犯行は不可能です。
しかも、赤紙1枚で特攻兵を徴集(命を捨てる者を集める)出来た時代、
(青紙で無料で多数の人間を引っ張ってこれるのに)わざわざ非合法手段を用いる必然性はありませんねw
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4番です。


追記します。

>・ひどいめに遭っていた人(奴隷)がそもそもお金を貰っていたのですか?
・どのくらいのお金だったのか、それは高いものなのか?
・慰安婦は何万人もいたのでしょう、みんな高給取りなのですか?

お金をもらっていたのは事実ですが、前払い金のある人は、それと相殺されてしまいます。
前払い金には、法外な利子がつきますから、稼げない人は、永久にぬけだせません。
また、食費や衣服費なども世間の価格よりも高い物を買わされていたりする場合もありました。
費用ですが、旧日本軍兵士の証言では、日本人の場合5円50銭、朝鮮人の場合3円50銭となっています。
また、どこの慰安所かの説明はありませんが、慰安所の費用2円とした注意書きの写真もあります。
(下士官、兵専用となっています)
日本人慰安婦で、志願してトラック島に行った方の証言では、慰安所と本人の取り分は、6:4で、慰安所の取り分が6だったそうです。
この比率ですと、朝鮮人の一人当たり1円40銭がもらえる計算になります。
2円ですと、80銭です。
当時の兵士の給与が、2等兵で9円(4割の戦地割り増しが別途付く)ですから、兵士にとってはかなりの出費でしたが、それでも買う人が絶えなかったようです。
一人1円40銭で、月収300円になるには、何人相手にしなければならないか考えてみてください。
また、部隊の移動の時や、艦隊が入港した時は、慰安所はいっぱいになりますが、それ以外の時は、閑散としていました。
一晩で十数人相手をしなければならない時もありましたが、むしろヒマな時もけっこうあり、期間のわりに借金が減らない構造になっていました。
上記トラック島へ行った方は、高級将校用の慰安婦で、1年半で、1万円ほどかせいだそうです。

>・日本軍は資料をたくさん燃やしたと聞きます、何を元に考えたらいいのですか?

燃やしたのではなく、始めから資料を作っていないのです。
つまり命令書ナシで口頭での指示で運用されていました。
日本政府は、慰安婦達の渡航用パスポートの発給を拒否し、軍の渡航証明書で渡航させました。
軍においても、正式書類は無く、口頭での指示であったと思われます。
これは、証拠の書類が無いので、軍や政府の関与が無かったとする人たちの言い分ですが、戦時中のみならず、戦後でも役所からの口頭での指示は、周辺業者にとって絶対的で、逆らえません。
官製談合もしかりで、官製談合を直接指示した文章は無くても、口頭で、「○○社に今回は落札させてくれ」と言われて、逆らえる業者があるでしょうか?
まして戦時中ですから、軍の意向を拒否する事は、命取りになります。

軍や政府が正式文章を作らなかったのは、自身の後ろめたさ以外何者でもありません。
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よく証拠がないのは日本軍が証拠を燃やしたからだと聞きますが、ならば、証拠を燃やしたという証拠はあるのでしょうか。


その燃やしたという証拠があったとすれば、燃やしてしまったのだから、結局強制連行の証拠はないということを逆に証明してしまいますよね。
自国に有利になる証拠を燃やすのは不自然ですしね。
むしろ、どちらかと言えば燃やすのではなく「捏造」をすると思います(笑)。

慰安婦の方の中には、一晩中寝る暇も無く相手をさせられた人がいると言う方が居られますが、その証拠もあるのでしょうか。その慰安婦は金になるから、あるいは別の意図で自ら一晩中「働いた」のかもしれません。
そんなに過酷で昨今言われているような酷い状況なら、なぜ自ら騙されたのではなく応募する人が絶えなかったのでしょうか。
その証拠はあるのかと言うと知りません。つまり、証拠がなければなんとでも言えるということですよね。
そして慰安婦はあくまで「職業」です。
もちろん、望まざる人もいたでしょう。
しかし、「慰安婦=かわいそうな人」ではないということです。

1959年東宝製作の岡本喜八監督の「独立愚連隊」という映画における慰安婦の描写を観てみてください。
兵士たちと慰安婦の方々は普通に接しています。
映画では以下のようなやりとりがあります。
慰安婦「よってらっしゃいお兄さん寄ってかない?」
日本兵「いくらだよ」
慰安婦「5円50銭だけど、ちょうどにしとくよ」
日本兵「5円?おー安い!あとでな」(5円≒現2万2千円)

映画ですからフィクションではありますが、リアリティが求められるものです。この映画は終戦間もない頃の作品です。
現在言われているような悲惨な状況とは真逆のシーンを撮るのは不自然です。
このようなセリフのやりとりは今でも風俗街ではよくあることでしょう。
しかも、今では時代も価値観も違います。
当時は慰安婦はあくまで「職業」なのです。
したがって、慰安婦という仕事に誇りさえ持っていた人だっていたはずです。それなのに、「慰安婦=かわいそうな人」という決め付けの方が失礼だと思います。
もちろん、望まずにその職に就いた人もいるでしょう。
しかし、今のこの豊かで平和な日本でも、自ら望んで風俗で働く人はいますし、貧しいが故に働く人もいます。
それでいてなおかつ、当時は売春は合法で、人権という概念も男女平等という概念もましてや今のような労働法の概念だってろくになかった時代です。
兵士だって不眠不休でぶっ続けで何十キロの装備で何十キロも歩かされたのです。

とはいえ、あなたは従軍慰安婦について随分お詳しい方ではありませんでしたっけ?
ほぼ全ての研究者の本を読んだのでしょう?
従軍慰安婦をまたプロパガンダしたいだけなのではないですか?

慰安婦が高給取りだったのは事実です。そうでなくとも給料や金銭の授受があったのは間違いありません。
一方兵士は薄給です。ですから、金銭面だけでみれば、日本兵の方がある意味よっぽど性の奴隷だったんですよ。
見方を変えれば、そんな薄給の兵士から性を利用して金銭を巻き上げていたと言えるのですから。
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人によっていろいろあったようです。


高給をもらっていた人は、大抵日本人で、高級将校用の慰安婦でした。
将軍とか佐官クラスの。
そういった高級慰安婦は、日本で有名芸者などをしていた人たちで自ら志願したり、組合などに要請されて行った人達でした。
彼女らの待遇は、かなり恵まれており、食事も将軍や佐官などの高級将校と同じ物を食べ、一晩に一人の客をとるだけでした。
(芸者遊びが中心です)

一方売られたり、騙された人(特に朝鮮人が多い9などは、かなり悲惨な状況におかれ、部隊の移動などの場合は、一晩中寝る暇も無く相手をさせられました。
一人平均30分程度で、一晩に10人以上という事もありました。
また、借金がある人は、かなり高利の利子がつき、限界まで借金があるばあいなどは、借金が逆に増える事もしばしばでした。
また客の付が悪いと、食費、衣装などの費用で借金がかさむ事態にも陥りました。

ただし、内地や朝鮮に比べ、占領地のほうが食料事情が良かった地域が多かったため、飢える事はほとんど無かったようです。
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この回答へのお礼

なるほど、日本人慰安婦は結構いい給料だったけど、朝鮮人慰安婦は悲惨で貰っていないということですね。

当時は差別意識が激しいから、慰安婦も日本人と朝鮮人では違うのは当たり前!。いやあ騙される所でした。ありがとうございました。

お礼日時:2007/06/07 15:31

「慰安婦問題」という件ですね。


既にありとあらゆる政治手段に使われてしまっているので、
残念ながら答えはないと私は考えています。

歴史、時代背景、政治、外交、人種、宗教を抜きに考えたとして。
現代史観で捕らえ「風俗産業」という観点に絞っていえば、
高給取りは一握り。その高給の価値は、1ヶ月で家が建つ。
といった具合でしょうか。
一握りといったのは、風俗産業が極めて自由経済であり、
故に弱肉強食の世界だからです。

何時の時代にも悲惨な経験に遭われた方々がいらっしゃる、
ということだけは事実だと私は考えてます。
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ちなみに月収300円というのは・・・



http://photo.jijisama.org/ianfu.html
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