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ここでいいのかどうかわかりませんが、ふと気になったので質問します。

人工衛星が地球を回っていますが、気象衛星のように向きや角度に重要な意味があるものの場合、微妙にずれた姿勢を補正する必要があると思います。そういういった場面での補正はどのような方法で行うのでしょうか。
素人なりに、小さなガスタンクを抱えて小出しにしたらいいようには思いますが、量に限界があるので「切れたので終わりです」では現実味が無いような気がします。実際のところどうなのでしょう。

A 回答 (3件)

「モーメンタムフライホイール」という物を使います。


内部でフライホイールを回転させて、その反作用によって衛星の回転制御をします。消費するのは電力だけですから、より現実性の高い制御でしょ。特に微妙な角度補正が重要な宇宙望遠鏡や、通信衛星、偵察衛星、気象衛星などで使用されます。まあ、推進剤を浪費しないので、現代衛星の回転制御にはまずこのトルクモーメンタムを使います。

推進剤を使うスラスターやヴァーニアは姿勢の制御にあまり使われません(スペースシャトルの機首などにあるのはスラスターやヴァーニアです)。
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この回答へのお礼

さっそくの回答をありがとうございます。
日常は電力での回転制御だけで済むわけですね。
なんか疑問が解けてすっきりしました。

お礼日時:2007/06/04 12:12

中でオモリぶん回してやればいいぞ。


しんどー加えてやる。

進行方向がやたら重たいとか、
下が重たくて回ってたとか。

http://web.nnl.isas.ac.jp/~hasimoto/acs/index.htm
ここにフライホイールがあった。

この回答への補足

さっそくの回答をありがとうございます。
入門にしてはなかなかハードな内容でしたが、いくらかは参考になりました。

補足日時:2007/06/04 12:04
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質問者さんが考えておられるとおりです。


ガスが無くなったら寿命です。
その直前に最後のガスで「衛星の墓場」軌道に移動させます。
次の衛星のために場所を空けるのです。
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この回答へのお礼

さっそくの回答をありがとうございます。
衛星の墓場なんてものがあるのですね。知りませんでした。

お礼日時:2007/06/04 11:51

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