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定額法と定率法で減価償却したとき、ほかの条件が同じであれば、
定額法を行った会社と定率法を行った会社の経営成績を比較するとき
どんな点に注意すればいいのでしょうか?

A 回答 (2件)

同じ条件で業績があがっていても、減価償却ルールが違うことで、利益は変わってきてしまいますから、比較をするときにはキャッシュベースで比較をするというのが教科書どおりの言い分です。



ただキャッシュは会計上計測しにくい、償却前利益で比較するのが、アメリカ流です。だけど日本では償却前利益を出しているフォームはあまり見ないですね。

そんなに定額法と定率法の選択の余地はないのですが、あえて定額法を選んだ企業は、「目先の利益を大きく見せたい」企業です。逆に定率法を選んでだ企業は、目先の利益を小さくして節税したい企業です。
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定率法は最初に大量に償却して、徐々に償却額を少なくしていく方法。


定額法は毎期同じだけの償却額を計上していく方法。
ですので、二社の比較をするときは、定率法採用企業が、その償却資産を、何年度に取得したかを把握していないと比較はできないですね。
一社を時間的に比較するのであれば、定率法は、売上高がに変化が無い場合は、何もしていなくても一般管理費が縮小していくので、そこを押さえるのがポイントでしょうね。

しかし、実際企業で、"定率法のみ"っていう企業は、税法の問題でほとんど無いんじゃないかなあ。いや、作ろうと思えば作れますけど・・・。
だいたい簿記の検定なんかでは、備品は定率法、建物は定額法、車両運搬具は走行距離に応じて。なんていうのがセオリーですね。
経営を比較するということであれば、売り上げが同じであるという条件ならば、減価償却費がいくらでどうこう。というよりも、その企業が如何に適切合理的に減価償却費を計上しようとしているか。という姿勢のほうが大事でしょうねえ。所詮、何れの方法を取ろうとも、最終的に掛かる費用は同じなんですから。
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