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“○○をしてくださり、感謝申しあげます。”という場合の“くださる”を感じにすると、“下さる”とかけるかも知れません。でも貴方が“くださった、先日のみかんは、・・・”という場合、これを漢字で書くと、これもやはり、“下さる”でもよろしいのかな?と迷っております。漢字に直さないほうが無難だし、必要などないではないか、といわれるかも知れませんが、標目(見出し)やタイトルに使う場合、漢字は目に瞬間的に理解できるし、字配りなどを考えると、やはり漢字にしたいときもあるものですので、どうかおしえてください。

A 回答 (2件)

はじめまして。



行く、見る、下す、置くなどの動詞は、他の動詞につながって補助動詞となります。このとき、本来の動詞としての意味は薄くなります。だから補助動詞となる際、つまりすぐ上にもととなる動詞があるときにはこれらの補助動詞を漢字で書き表すのは厳密には間違いです。「やってみようと思う」を「やって見ようと思う」と書くのは変ですよね。視覚的に「見る」わけじゃなくて「試す」という意味合いですから。
ご質問の「下す」はわかりにくいですね。「書いてください」を「書いて下さい」と書くことはかなり一般的に行われていますが、本来の「下す」というのは目下の者に何かを与えるということだから、「水を下さい」は正しいけれど、「水を汲ませて下さい」は誤っている、ということになります。
そんなわけでご質問の例では、補助動詞になる場合、つまり「してくださり感謝申し上げます」のときには厳密にはひらがなが正しく、本来の動詞として使っている「あなたがくださった先日のみかんは」のときは漢字、あるいはひらがなで表記できるということになります。
ただおっしゃるように、字配りなどから漢字にしたほうが落ち着くことはありますよね。実際には混用されることが非常に多くてほとんど間違いを指摘されることはないと思うので、好みで変えていいと思います。

この回答への補足

まことに、感に入り、下丹田が唸っています。いやお伺いできてとても嬉しい思いです。ありがとう御座いました。発音の言葉と、そして漢字と、表記で私達は、理解し、伝え合い、考えたりしておりますようですね。

補足日時:2007/06/14 11:54
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この回答へのお礼

ここまでの分析と認識はいつもはできえないけれども、このことをよく知り、時によく気持ちにとの会話をしながら、表記していければいいなと存じます。補助動詞という、範疇用語仲間がいるわけだったのですね。ありがとう御座いました。心よりお礼申しあげます。

お礼日時:2007/06/14 12:03

初めまして、参考になるかは解りませんが回答させていただきます。



その場合の『くださる』は多分漢字ではなくても良いと思います。漢字を使って表現なさるのなら、『くださった』以外のものを使ってみてはいかがでしょうか。
(例えば『先日、貴方から“頂いた”~』の様な感じで)

こんな回答でも、お役に立てたら幸いです。

この回答への補足

 ありがとう御座います。 “God-given”を“神与の”でもいいのですが、それでは感情がしっくりしない場合もあり、“下さっている”と、昨日書いて今朝は、自分で“したさって”と読んでしまう年齢になってきましたので。仰るように、とりあえず“戴いている”とはしておいたのですが、やはりそうするよりちょいとなさそうですね。ところで、“戴く”の、“下さる”と“して下さる”の、“下さる”とは、貴方様は、同じ幹のことばだとお思いでしょうか。関連なのですが。辞書ではおなじなのですけれども。

補足日時:2007/06/14 09:16
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この回答へのお礼

関連というか、補足の質問を新たにしてもうしわけありません。もし何かご意見や、感じられるところがございましたら、どうかお願いします。早速にありがとう御座います。

お礼日時:2007/06/14 09:27

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