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『デカルトとベーコンにおいて確立した、近代の自然観とはどのようなものであったか』という問題がでました。自分なりに考えてみたのですが、納得のいく答えにたどり着くことができません。デカルトやベーコンがどのようなプロセス、影響をうけて近代自然観を確立するにいたったのか、誰か教えてください。

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A 回答 (3件)

下記URLは参考になりますか?



参考URL:http://www-miyakelab.mp.es.osaka-u.ac.jp/morita/ …
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この回答へのお礼

URLリンクさせていただきました。わかりやすくまとまっていて自分の勉強不足に気づきました。ありがとうございました。

お礼日時:2002/07/12 14:09

 


細かいことは忘れましたので、基本的と思えることを述べますので、自分で敷衍して考えてください。

基本的には、キリスト教の教義と密接な関係にあった、スコラ哲学(晩期スコラ哲学)での世界の把握方法を鵜呑みにせず、また、既成概念や先入見に囚われず、権威から自由に、みずからの「合理的・理性的」な、明晰だと判断できる思考によって、世界を認識し、把握するということが、その指導原理であったということです。

デカルトの自然観には、実は、超越的な「神」が要請されていたのですが、デカルトは、明晰に合理的に、偏見や先入見に捕らえられず、新しく、最初から世界を把握しようとすると、どういう世界認識が可能かということで、明晰で理性的な「思考の方法」の原理を考え、これを世に明らかにし、自分も、その方法に従って、世界を思索したということです。

無論、晩期スコラ哲学の自然観の基本概念などは、援用したのです。ただ、権威や偏見や先入見を排して、合理性的に、整合的に自然観を立てようとすると、デカルトのようなヴィジョンになるということです。

ベーコンは、スコラ哲学の問題点を含め、「合理的に考える」という面で、何が妨害しているかを考え、それらを排して、思考する必要性を説いたと云えます。

世のなかの人がみなそう言っているので、「神は存在する」というのは、理性的な判断ではない、などといえます。

晩期スコラ哲学は、訓古学のようなものになっており、膨大な命題を抱えて、「論理的演繹」によって真理を論証しようとしましたが、ベーコンは、アリストテレスは何よりも観察を重視したことを強調し、アリストテレスの「オルガヌム」に倣って、第二の自然認識の方法論として、「ノーヴム・オルガヌム」を著します。

ベーコンは、実験と観察を重視し、先入見による判断や、演繹の形式的導入ではなく、観察や実験から何が言えるかが重要としたと云えます。

ベーコンは、観察・実験、そこからの事実に基づく、帰納的方法による、法則の定立という、近代科学の基本的な原理を提唱したと云えます。

宗教改革を通じ、また宗教改革が成功した背景にある、西欧社会の構造的変化に応じて、カトリックの影響力は低下し、またスコラ哲学の威信も低下した訳で、ガリレオやブルーノが、新しい宇宙観を提唱し、観察を重視する思想で、スコラ哲学的な既定宇宙観に対抗し始めた時代に、ベーコンやデカルトの思想もまた、育成されたと言えるでしょう。

あまり、参考にならないかも知れませんが、以下のページを見てください。なお、「機械的自然観」つまり、「理神論的自然観」は、ニュートンの力学などの成立の後の自然観です。

ベーコンやデカルトの自然観は、デカルトなら、精神は「思惟実体」であり、物質は「延長実体」で、両者は影響関係を基本的に持たない、ということから、「超自然」とか「奇蹟」とかを排除できたとも云えます。

デカルトの「神」は、理性の直観の明晰性の真理性の保証としてあり、延長実体=物質を、独自の法則で自立させた同じ考えが、「倫理性」や「善」の基礎つけとしての「神」の援用を不可能にしているのです。

ここから、参考ページのスピノーザの哲学が展開したとも云え、むしろ、スピノーザの自然観の方が、現代の物質的自然観と類似しているというか、その基礎にあるとも思えるのです。

>参考1:No.294200 質問:スピノザについて
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=294200

>参考2:No.230196 質問:現実であることを確かめるには?(No.6 回答)
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=230196
 

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=294200,http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=230196
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この回答へのお礼

とてもわかりやすい説明、ありがとうございました。初心者の私でも参考をふくめ、やっと納得のいく答えにたどりつけそうです。それにしてもお詳しいですね。またおしえていただけたらうれしいです。

お礼日時:2002/07/12 14:04

 まず、大陸出身のデカルトと英国出身のベーコンという出身の違いが


重要です。アラビア科学の移入から自然科学についての知識が大きく飛
躍したルネサンスという一つの流れが、ジョルダーノ・ブルーノの死を
持って終焉した後、科学の認識論は大きく二つに分かれます。
 従来までの思弁的哲学による原因の追求と、新たに観察や実験による
事実の追求という流れですが、経験論的帰納法によった英国型の科学と
演繹による大陸型の科学というそれぞれの土地で取られる論証法に違い
があった為、デカルトとベーコンはその先駆けとしてよく対比して述べ
られます。
 が、時代的な共通点を述べるとすると、アリストテレス以来の伝統的
な自然観である生気論を追求していた事に変わりなく、17世紀は主に
その認識論を云々していた時代であったと言えます。
 自然観についてという事でしたが、万物の構成元素である四元素(土
・水・空気・火)とその上位の元素(アイテール)を含めた五元素で自
然物は出来上がっていると考えられていたと思います。
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この回答へのお礼

デカルトとベーコンの対比についても自分なりに詳しく調べてみたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2002/07/12 14:07

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