がんの検診ってどういうものがあるのですか？

Question

非常に初歩的な質問ですみません。
今まで健康に特に気を配ったことなどなく過ごしてきたのですが、最近になり、親族や知人がどんどん癌で入院し、怖くなってきました。ガンの種類も様々で、こんなにガンってあるんだ・・・、と思ったほど。それくらいガンについての知識がないのです。
そこで、２０代にして初めてがん検診を受けてみようと思いました。今まで会社の定期健診等でもガンの検査はしたことがなく、どういう検査を受けるのかがよく分かりません。ネットで調べてみたものの、種類が多すぎてごちゃごちゃになってしまって・・・。
今、もっとも私が気になっているのが乳がんです。胸の下部に、しこりのようなものがある気がします。検査はマンモグラフィーや触診ですよね？代金はいくら位かかるのでしょうか？
また、大腸がんや胃がんも気になります。これは、内視鏡とか胃カメラでしょうか？痛かったり、苦痛があるものなのですか？これもいくら位かかるのでしょうか？
その他にもガンは多種あると思うのですが、まず何の検査から受ければいいと思いますか？それとも、ひとつの病院で全て一気に検査できるものなのでしょうか？現在退職し、無職なので、幸いにも時間はあります。仕事を始める前に、安心しておきたいのです。国民健康保険に入っているのですが、検査料の割引とか、そういう制度はあるのでしょうか？自治体が低額でやってくれる検診とかもあるのかな・・・。
本当に何も知識が無くって、申し訳ありません。上記のうち、ひとつでもいいので、答えていただけると嬉しいです。
どうぞ、よろしくお願いいたします！

add-110 · Accepted Answer

巡回がん検診に従事している臨床検査技師です。
まず、市町村ごとに、年に1回は住民検診を実施しているはずです。（日程は、役場等でご確認ください）
20代であれば、厚生労働省の指針により、対象となるのは乳がん検診・子宮がん検診になります。（市町村によっては骨粗鬆症検診も有り）
料金は市町村によって異なりますが、国保加入の方で無料～3割負担でしょう。ただし、2年に1回という行政が多いのですが。
乳がんについては、20代であればマンモグラフィよりも超音波検診の方が適しています。（若い人は乳腺が厚く、マンモグラフィでは厚い乳腺組織をがんと判別しにくいこともあり、レントゲンなので被曝の影響、結構強くはさむので痛みの影響もあるため）
その他にも、基本健診・腹部超音波検診・胸部検診・胃がん検診・大腸がん検診などいろいろありますが、婦人科検診以外は、どの健診（検診）も、30歳以上（または40歳以上）が対象となっています。
基本的に、年に1回は全ての検診が地域の保健センターや公民館であっているはずです。
気になるかもしれませんが、胃がんや大腸がんは、20代で発症することは極稀です。ちなみに地域検診では、胃はバリウムを飲むレントゲン検査、大腸は便潜血検査です。胃カメラは痛みが和らぐように精神安定剤を注射するために施設でないと危険だし、大腸内視鏡は腸管にキズをつけるリスクがあるため、巡回検診では行っていません。今の便潜血検査は感度が非常に高く、学会でも大腸がん検診は便潜血検査で十分という意見が非常に多いですから。

基本的に親族ががんだったから遺伝するというのはありませんが、乳がんだけは別です。親や姉妹が乳がんの場合、リスクは数倍～数十倍になります。

結論として、20代という年齢を考慮したら、乳がん検診と子宮がん検診は毎年受診しましょう。（乳房の自己検診も、月に1回は行いましょう。お風呂に入った時に、石鹸を手につけて、すべらせるように乳房を触ってください。乳がんは痛みがなく、根付いたような硬いシコリができるのが特徴ですので。）

※どうしても気になると言うのならば、日帰りドックが一般的な総合病院で約4万円～です。PETで約10万円～だったと思います。

add-110 · Answer

ANo.4の者です。
どのような検診でも、必ず問診にて現在の症状や過去の既往歴を聞かれますので、それに答えるだけで担当医師が判断します。
気になることがあれば、できるだけ詳しくお話されたほうがいいですよ。
ちなみに、子宮がん検診は婦人科で、乳がん検診は外科もしくは乳腺外科（レディースクリニックまど）で受診しましょう。（乳腺については婦人科は担当外ですので）

sodenosita · Answer

>乳がんで自覚があるので保険適用、というのは、診察の時に医師にでも自覚症状を伝えれば保険適用になるのでしょうか？

お時間があるようなので、これは乳房にしこりがある、といって病院を受診すると、初診から完全に保険適応となります。病気扱いしてもらえます。
そのほかは自費となると思います。
自治体、会社などはドックにたいして補助金を出しているところもあります。（2年に1回くらいが多いです）ですが、年齢がある程度の人に限っているようです。よくあるのが30-40代以上というやつですね。

簡単に出来るものは大腸癌が検便ですね。便の中に血液が混じっていないかを調べるもので、比較的簡便で癌の検出感度はよいです。
内診に抵抗がなければ子宮頚がんの検査も負担は少ないです。妊娠をするまでにしてみてもよいとおもいます。子宮体がんは負担が大きく（痛みや出血）、感度も劣るのでそこまでお勧めしません。
胃癌は胃カメラがよいでしょう。ついでに食道も見れますから。
肺癌にはCT検査がよいと思います。
肝臓、すい臓などは超音波が簡便です。感度はやや落ちますが、年齢的にはそれでよいと思います。
甲状腺癌は超音波でよいと思いますが、やっていない病院も多いかもしれません。

別の疾患では、脳MRI、MRAもよいかもしれません。脳梗塞の心配はまだないとしても、動脈瘤（くも膜下出血の原因）も見ておいていいかもしれません。

今挙げたのはコスト度外視で言っています。

若い頃から質問者のように関心をもっていることも、がん患者を減らすためには大切ですから。もう少し言えば、癌以外ももうちょっと年齢が進んできたら考えてあげてください。日本で死ぬ人の1/3が癌ですが、2/3は癌でありませんから。

mf-tmn · Answer

こんばんは♪
乳がんが気になるという事は女性ですよね？
まずは、子宮がん検診と乳がん検診を受けてみてはどうですか？
子宮がんは婦人科・乳がんは外科で受診になります。

私はがん家系なので、子宮がん検診と乳がん検診は２０歳から毎年必ず掛かり付けの病院で受診しています。
いざという時は、その病院にデーターが残るので。
年齢によっては自治体でもかなり安く受診できると思いますよ。
大腸がん検診に関しては、母が毎年受診していますが内視鏡ではなく
検便で検査をしているようです。
検便で何か異常らしきものが見つかると内視鏡で検査をするようです。病院によっても違うかもしれませんね。
（検便か内視鏡かあるいは両方と選べる病院もあるようです）
病院で行っている健康診断でも、大腸がん・胃がんなどのがん検診も含まれている場合もありますよ。
自治体・病院に値段も含めて詳しく聞いてみたほうが良いかもしれませんね。

kanora · Answer

自覚症状は全くない場合の癌検査は人間ドッグになります。
保険が適用にならないのでかなり高額です。

乳癌は自覚があるので保険適用になります。
病院により最初は診察で次回に血液検査、
マンモグラフィー、レントゲンの
予約をして帰るというシステムもあるので、
検査でいくらかは言えません。
これは婦人科ではありません。
乳腺外科という科目のあるところで受けてくださいね。

県立癌センターなどは全部検査出来ます。

自治体の検査ありますよ。
お住まいの自治体にお問い合わせください。
日にち、検査病院がある程度決まっていたと
思います。

ともかく病院へ電話して聞くか、直接病院で聞いてくださいね。
大きい病院は総合案内みたいな人がいます。

がんの検診ってどういうものがあるのですか？

ANo.4の者です。

巡回がん検診に従事している臨床検査技師です。

>乳がんで自覚があるので保険適用、というのは、診察の時に医師にでも自覚症状を伝えれば保険適用になるのでしょうか？

こんばんは♪

自覚症状は全くない場合の癌検査は人間ドッグになります。

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