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カテゴリー違いならすみません。

以前、テレビである学者が言っていたのですが、
「酸素は有害なものであり、人間は酸素を体の中で無害なものに変えている。」と言っていました。

それは本当でしょうか?だとすると、今流行の、「酸素水」「酸素バー」などは、体に悪いと思うのですが・・・

どなたか教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (8件)

 なんか、「そうも言えなくもない」レベルの無茶な説明を延々としている人たちがいますが…



 あなたの質問は、そういう回答を求めることを意図していたのですか?

 例えば、水だって何十リットルも飲めば水中毒でヒトは死にますよ。そういう極論のレベルの話を「ある学者」は述べていたのですか? 後半の、「無害なものに変えている」というフレーズからして、「ナントカ還元水(ちょっと古い)」の類を売ろうとしているエセ学者のにおいがぷんぷんします。
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こんにちは。


「酸素は実は猛毒」・・
 ちょっとギクッとする表現で、一般のテレビなどで言われるとちょっとした騒ぎになりそうですが生物学(生体論)の中ではしばしば用いられる考え方です。

ポイントとしては、
「生体反応を試験管で再現しようとする場合、反応しやすい酸素の存在には大変に悩む」
「嫌気性生物と好気性生物を比較しつつ研究すると、好気性生物が極めて巧妙に酸素を制御していることに感動する」
といったところでしょうか。

 まず、一般の動物や植物である「好気性の生物」の活動に酸素は必要不可欠ですね。光合成で酸素をはき出す植物でさえ、夜は酸素がないと生きられません。一方、酸素には、多くのエネルギーを放出できる「酸化」反応(燃やす)の能力があり、いわばボールが高いところから低いところに落ちるのが当たり前のようなもので放っておくと相手かまわず反応させてしまいます。
 ちょっと例えは悪いですが、まあ、包丁が錆びてしまい、古い輪ゴムがぼろぼろになるイメージであり、定義があいまいで賛否あるものの良く言われる「活性酸素で細胞が破壊される」というお話が一番近いイメージでしょう。

 一方、地球の初期の生物形態とも言われ、現在でも下水処理などで活躍する「嫌気性菌」は、生命活動として酸素を使用しないだけでなく、酸素のある「普通の」環境におくと生命活動のいろいろな段階で「酸化」が暴走し、たちまち死んでしまいます。
 実はこれは、好気性生物でも見られ、細胞の内部に不用意に「自由な」酸素を与えると細かい破壊が起きて死んでしまうのが観察できます。
ここだけ見れば確かに酸素は「毒」です。

 このため、私たちの体では呼吸して肺に入れた酸素をそのまま血液に溶かすようなことをせず、赤血球を使ってある種の「鉄錆び」にして封じ込めて体内の細胞に届けるとともに、封を切って酸素を受け取った細胞は速やかに糖と結合させて燃やして(燃えかすは水と二酸化炭素)しまい、その途中で出たエネルギーはATPという使いやすいエネルギー物質に閉じこめてからゆっくり利用することにしています。
(進化の過程では、数十億年前に(何らかの変異で)光合成を行う生物が誕生して酸素をはき出し始めた結果、それまで多数派だった嫌気性生物は大量絶滅を起こし、いわば猛毒としてはたらいたため、これ以降、地球は酸素を制御できる仕組みを持った生物が席巻するようになった・・・と言えますね)

 ということですが、まあ、肺に極端に高圧の酸素を入れたり、血液中に直接注射するようなことさえなければ私たちの体には何の影響もなくむしろ体力が弱った場合等は酸素吸入が有効ではありますが、体内では酸素を扱う巧妙な仕掛けが常に働いていることを忘れないようにとの例えとして「酸素は本来は猛毒」という表現もまた一興かと。

お役に立てば幸いです。
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既に回答にあるように, 「酸素が有害」というのはある意味で正しいです. 「酸素を使って大量のエネルギーを産生する」ことと「エネルギー産生の際に生じる活性酸素が悪影響を及ぼす」ことのトレードオフと言ってもいい. 実際, 運動をし過ぎるとかえって長生きできないとかいう結果が (ラットだかで) 発表されているはずです.


もちろんエネルギー産生に際して生じる活性酸素を放っているわけではありません. ちゃんと処理機構も備わっているんですが, それでもその処理機構をかいくぐって悪さをするやつがいます. で, DNA が傷ついたりすると最終的にガンになるかもしれません.
ちなみに, 免疫機構の一部として「わざと活性酸素を作る」というのもあります. 活性酸素の攻撃力で敵を無力化しようということ.
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「酸素水」「酸素バー」等は毒にも薬にもならないレベルの濃度なので大きな影響は無いでしょう。


効果のないものにお金を出してもかまわないというのであれば試してみれば。
ただ、気の持ちようで元気になったりする事はあるのでそのための補助にはなるかもしれません。

一酸化炭素中毒やガス壊疽などでは高圧酸素を治療に用いる事がありますが、
このように薬として用いる場合は注意しないと毒にもなります。(抗がん剤がいい例)
高濃度の酸素を長時間吸入するのは体に良くありません。

「酸素バー」については、「かかりつけ医通信 48号」を読むのが良いでしょう。
体への影響よりも火事の心配のほうが気になります。

参考URL:http://www.docbj.com/kkr/kako/48.htm,http://merc …
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酸素を有害と言ってしまうのなら、人類は絶滅しています。


体内で有害な作用をすることもあるというのであればわかりますが。
本気で、「酸素は有害なものであり、人間は酸素を体の中で無害なものに変えている。」等と言う意味不明な発言をする人は学者とは言いません。
ただ、聞く人がとんでもない勘違いをしたり、あるいは発言の一部分のみを取り上げて、意味不明な、あるいは間違ったまとめ方をしてしまうことはあります。

マイナスイオンが廃れたように、酸素水も年を越せるかどうか・・・と個人的には思っています。それがインチキかどうかについての論評は避けますが、私なら普通の水を選びます。
酸素バーはどうでしょうか。効果があるかもしれませんし、それはプラセボ効果かもしれません。私にはわかりません。

それにしても、活性酸素有害説すら本当かどうかわかりませんけどね。そういう研究があったような気もしますが・・・少なくとも誇張され過ぎているのは事実だと思います。
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 いわゆる、霊感商法の亜流ですね。



 危険でもないものを危険だと称して不安を煽り、対策グッズを高値で売りつけるというコンセプトは、全く同じです。
 信じてはいけません。

 なお、酸素水には何の意味もありませんし、酸素バーだって気分以上の効果はありません。これも、霊感商法の亜流ですから、ネタ以上の効果を期待するのは恥ずかしいことだと思いましょう。

 ごく基礎レベルの科学教育がちゃんと行われていれば、いわゆるDQNしかひっかからないでしょうが、これがゆとり教育のもたらした現実というものです。
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んー・・・有害というのはよく分かりませんが


取り過ぎたらいけないのは確かです。
何事も取り過ぎは体に悪いです。

活性酸素なら有害らしいです。
参考URLをどうぞ。

参考URL:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
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活性酸素の説明だと思います。


酸素は呼吸する空気の中には、無くてはならないもので、無いと死んでしまいます。
これが、血液の中のヘモグロビンと結び付いて、生活できていますが、それが体の中で活性酸素に変化すると有害になります。
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