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Q1、「公然」とは、多数または不特定のものが認識し得る状態をいう(wikipediaより)、とあります。
公然性がないと刑法上の名誉毀損や侮辱罪は成立しないようですが、
民法上の名誉毀損罪は、その事実があれば電話や手紙による1対1の状況でも成立するのでしょうか?

Q2,下記の事例ではどのような法律に違反する可能性があるのでしょうか?

例、自宅で自分のノートに、太郎(仮名)が次郎(仮名)の名誉毀損をする内容を書いた。
当然ですが、これだけでは名誉毀損にはなりません。
では、この後に太郎が、このノートを切り取り親展で封筒に入れ、太郎よりとまで書いて自宅の次郎宛に送りつけたとします。

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A 回答 (4件)

Q1について



 民法上の名誉毀損は、名誉が害されたことによる不法行為として成立します。
 民法上の場合は、名誉そのもの(周囲からの社会的評価)とともに、個人が自分に対して思っている評価である名誉感情というものも、被害利益に入ります。(おおざっぱにいうとプライドです)
 ということで、本人が「あいつに傷つけられた」ということを証明できれば、損害賠償が肯定されます。
 ですから、公然という条件は不要で、1対1のケースでも民法上の名誉毀損は成立します。

Q2について

 この場合は、自宅で自分のノートに書いた段階では、名誉毀損は成立しません。
 「自宅でノートに書いた」ということを社会一般の人が知ることはできませんし、次郎本人の感情が害されたとはいえないからです。
 ですからこの段階で「当然には名誉毀損にならない」とのご指摘は正解かと。
 
 つぎに、封筒によって送りつけた場合、「親展」であれば、本人のみが開封する可能性が高いとしても、他の人が開封する可能性も否定できないので、社会的評価が害されるか、少々微妙な場合です。
 もっとも、次郎本人がこれを読んだときは、不快に感じるので、名誉感情が害されたと評価して、民法上の不法行為が成立すると理解することも可能です。
 ですから、民法709条の要件を満たす、とはいえます。

 ちなみに、民法723条は、不法行為の損害賠償の場合の方法の特則を定めたもので、民法709条710条を根拠として不法行為を認めて、723条で金銭の賠償と、名誉回復の措置をとるのが一般です。
 これは、お金を払っただけでは、周囲の人の社会的評価が回復することはないからで、謝罪広告などを出させることによって、社会的評価を回復させる措置です。
 このことから、723条の文言上の名誉は、社会的評価です。
 名誉感情の場合は723条は適用されず、710条の適用ですね。

 結論としては、公然性がなくても、民法上の不法行為としての名誉毀損は成立します。
 ただ、賠償の方法として、公然性がある毀損の場合は723条を使う、他方公然性のない場合には金銭賠償のみということでしょう。

 刑法に関しては、条文に{公然と」とあるので、公然が要件です。
 刑罰という重い制裁の場合は、公然と行った比較的被害が大きい場合に限るべきとの配慮でしょう。
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この回答へのお礼

名誉感情をプライドと置き換えた説明は、大変に理解しやすかったです。
名誉感情をもって、民法上における名誉毀損の不法行為が成立ができることが理解できました。
その他も法律の素人でも理解し易い丁寧な説明でした。

>この段階で「当然には名誉毀損にならない」とのご指摘は正解かと
恐らく、回答者のmoto9658さんは名誉を毀損する内容を書いたのだから、文面上(紙の内容)で名誉毀損の意味(内容)が成立していると曲解されたものと思われます。
(確かに、文脈上の質問とは完全に関係のない解釈ではあるのですが。)
稀な解釈とは思いましたが、同じような誤解を与えないように補足と訂正を加えました

お礼日時:2007/06/30 19:12

> 自宅の次郎宛に送りつけたとします。



1回送っただけでは罪に問うのは難しいです。
それ以前に同様の言動があるとか、何度も送られてくるとかで、精神的苦痛を主張すれば、傷害罪などに問えるケースはあるかと。
(奈良県のいわゆる引っ越しおばさんの例ですと、被害者の精神的苦痛に対して傷害罪が適用されています。)

心療内科で診察を受け、通院するとか、そういう事は辞める旨何度も申し入れたとか、関係者に相談したとか、問題解決のために長い期間と努力を行う事が前提ですが。

この回答への補足

ご回答ありがとうございました。

精神的苦痛で、傷害罪が適用されたとは知りませんでした。

補足日時:2007/06/29 14:12
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たびたび#1です。



723条も「不法行為」ですね。
723条の解釈に関しては昭和59年東京地裁の判例があります。
これは俗に言う「セクハラ裁判」ですが、723条に関して、

>民法723条にいう名誉とは、人がその品性、徳行、名声、信用等の
>人格的価値について社会から受ける客観的評価をいい、名誉毀損
>とは右の如き社会的評価を低下させる行為である。

と解釈されています。
要は「名誉とは社会から受ける客観的評価」であり、「名誉毀損とは
社会的評価を低下させる行為」ですので刑法の名誉毀損罪でも
述べられている「公然性」の要素が必要だということです。

今回のQ1、Q2は共に「公然性」がありませんので、
名誉毀損には問えず、「不法行為(精神的ダメージ)による慰謝料の
請求」が精一杯だというのが僕の判断です。

もちろん「請求はできる」けれど「取るのは難しいし、取れたとしても
ほとんど取れない」ということは先ほどの回答に書いた通りですが。

参考URL:http://www.miraikan.go.jp/hourei/case_detail.php …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
wikipdeiaで確認したことろ不法行為(第709条~第724条)と確認できました。
原告が不法行為の第何条で訴えるのではなく、まとめて不法行為だけで訴えるのか新たな疑問がわきました。
不法行為で訴えたとき、裁判官が、不法行為の中の第709~724条のどれかを判断するのかなと思いました。

お礼日時:2007/06/29 14:01

こんにちは



>民法上の名誉毀損罪は、

まず、民法には「名誉毀損罪」はありません。
該当するのは「709条、710条」の「不法行為」です。

不法行為では
「権利または法律上保護される利益の侵害があったこと」
「損害が発生したこと」
「因果関係があること」
を被害者が証明しなければなりません。

>自宅で自分のノートに、太郎(仮名)が次郎(仮名)の名誉毀損を
>する内容を書いた。当然ですが、これだけでは名誉毀損にはなりません。

ここも解釈がおかしいです。
この場合「名誉毀損」にはなります。「名誉毀損をする内容を書いた」
(これもおかしいなぁ「名誉を毀損する内容を書いた」でしょう)
ただ、「公然性」がないので「刑法上の名誉毀損罪」は問えません。

で、回答(僕なりのですが)
Q1
「民法上の名誉毀損罪」なんてものはありませんので成立しませんが、
民法上の不法行為には問えると思います。
Q2
「法律に違反」というよりこれも民法上の不法行為が問えると思います。

Q1もQ2もどちらもなのですが、
「精神的苦痛を受けた」ということで、民法上の不法行為に問えると
仮定すると、それを被害者(Q2の場合は次郎)が証明し、民事で
損害賠償(慰謝料)を請求する形になります。
不法行為は民事であり、被害者が証明すべきものですから「裁判を起こす」
ことをしないと相手に「それは不法行為だぞ!」と言えるだけで、それ
以上なんにもありません。
実際問題このケースで裁判を起こし慰謝料を請求したところで、請求が
認められても「雀の涙」で訴訟費用倒れですね。
何度「止めてくれ」と頼んでも再三にわたり繰り返され、精神疾患を
起こした等なら多少の金額は取れそうですが、「毀損された」ことと
「精神疾患が起きた」ことの因果関係は被害者が立証しないとダメです
から、こっちも現実味は低いと思います。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございました。

補足と訂正します。
>これだけでは名誉毀損にはなりません
これだけでは法律上の名誉毀損になりません。

>まず、民法には「名誉毀損罪」はありません
民法第723条
他人の名誉を毀損した者に対しては、裁判所は、被害者の請求により、損害賠償に代えて、又は損害賠償とともに、名誉を回復するのに適当な処分を命ずることができる。 (wikipediaより)
とありますが、民法723条を元に名誉毀損を訴えることはできないのでしょうか?

お礼日時:2007/06/29 13:17

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Q侮辱罪や名誉棄損罪の告訴に必要な物

侮辱罪や名誉棄損罪の告訴に必要な物として何がありますか?
具体的に言うと傷害罪の二次被害です。精神的苦痛の裏付けを取った医師の診断書は必要でしょうか?
証拠としては、ボイスレコーダーに相手方の声が録音してあります。相手方のうち一人の一回分だけ録音してあります。
侮辱、名誉棄損として訴えたい理由は私に対して、
●「お前は、普通の人じゃない。」
●「精神科で診てもらえ。」
●「自分だけ立派なつもりしてんな。」
●「お前を偽証罪で訴えてやるよ!」
と言われたからです。相手方は4人います。二次被害では、「パニック障害」を発症しました。毎日、大変苦しいです。
以上のような事を毎日、起きてから寝つくまで考えてしまっています。
厳重な処罰を求めたいのですが、よい方法はないのでしょうか?

Aベストアンサー

・名誉毀損罪について。

名誉毀損罪は、公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した場合に成立します。

「公然」とは、多数または不特定のものが認識し得る状態を言います。

つまり「相手が貴方に言っただけ」では「公然」にはなりませんので、名誉毀損罪は成立しません。

「事実を摘示」とは、例えば「Q&Aサイトに書き込む」「ネットの掲示板に書き込む」「街宣車で喧伝する」などの行為の事です。「本人に対して、面と向かって言った」は含まれません。

今回「公然と事実を摘示」したのは、この質問文に
>●「お前は、普通の人じゃない。」
>●「精神科で診てもらえ。」
>●「自分だけ立派なつもりしてんな。」
>●「お前を偽証罪で訴えてやるよ!」
と書き込みをした「質問者さん自身」であり、発言した本人ではありません。

なので「名誉毀損罪が成立するとしたら、ここに投稿を行う事により、公然と事実を摘示し、自分で自分の名誉を毀損した、質問者さん自身」です。

で、この場合、被害者と加害者が同一人物ですから、犯罪は成立しません。自殺により自分で自分を殺した場合、殺人罪が成立しないのと同じです。

・侮辱罪について

侮辱罪は、事実を摘示しないで、公然と人を侮辱することによって成立します。

「公然」とは、多数または不特定のものが認識し得る状態を言います。

つまり「相手が貴方に言っただけ」では「公然」にはなりませんので、侮辱罪は成立しません。

なお、侮辱罪の場合「言われた時に、第三者が同じ場所に居て、発言を聞いていた」と言う場合には「公然」となりますので「他に、誰か居たかどうか」が重要です。

また、名誉毀損と侮辱の違いは「事実を摘示しているか、事実を摘示していないか」の違い、というのが通説です。

侮辱罪の場合は、事実を摘示している必要は無いので「本人に対して、面と向かって言った」のが「公然」であれば成立します。

そういう訳で、名誉毀損罪は成立しないので、名誉毀損罪での告訴は不可能。

その場に無関係な第三者が居たなら侮辱罪は成立しますが、侮辱罪で告訴しても第三者の証言が得られないと思われるので立件は難しいです。
(たぶん、その場に居たのは「貴方と、相手方の4人」ですよね?で「相手方の4人」のうち「その場で聞いていた発言者以外の3人」は、個々の侮辱行為を「公然」とする為の「第三者」になる訳ですが、お互いがお互いを庇い合い、絶対に証言しないでしょう。なので「貴方でも、相手方の4人でもない、6人目の人物」が「その場」に居る必要があり、その6人目の証言者の証言が必要になります)

有望なのは「精神的な苦痛を負ったとして傷害罪での告訴」です。

「精神的な苦痛を受けた」と明記された診断書と、精神的な苦痛を負った理由となる行為の客観的な証拠(言われた事を日記に書いておいたとか、言われた事を録音してあるとか)があれば、かなり有望です。少なくとも、警察に被害届けを出した上で告訴すれば、立件まではされるでしょう。

なお、録音の無い他の3名は、たぶん「証拠不充分で不起訴」になるでしょう。

>厳重な処罰を求めたいのですが、よい方法はないのでしょうか?

う~ん、傷害罪で立件され、運良く有罪が確定しても、内容が内容ですから、厳重な処罰は無理でしょう。たぶん、不起訴処分か執行猶予か。

もし、刑事での処罰が軽過ぎて不服と言うなら「精神的な苦痛を受け、損害を受けた。損害の賠償として○百万円を払え」と、民事で「損害賠償請求訴訟」を起すしかないですね。

・名誉毀損罪について。

名誉毀損罪は、公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した場合に成立します。

「公然」とは、多数または不特定のものが認識し得る状態を言います。

つまり「相手が貴方に言っただけ」では「公然」にはなりませんので、名誉毀損罪は成立しません。

「事実を摘示」とは、例えば「Q&Aサイトに書き込む」「ネットの掲示板に書き込む」「街宣車で喧伝する」などの行為の事です。「本人に対して、面と向かって言った」は含まれません。

今回「公然と事実を摘示」したのは、この...続きを読む


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