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 植物が水中から上陸できた要因の一つに内生菌による働きがある、とされています。ではそれ以降の、植物の形態における進化に対してはどうなのでしょうか。
 ミトコンドリアや葉緑体の例にみられるようになんらかしらの影響を与えることにより、陸上では無視できない乾燥や温度ストレスに対応でき、かつ光合成産物を効率よく生産できるような高等植物に進化したのではないのか…と考えています。特に受精システムに対して最も影響をもたらしたのではないでしょうか。なぜならコケ植物のような下等植物は雨水を利用して卵へ移動し受精しますが、乾燥ストレスを考慮に入れると困難な場合が多く、共生菌からみれば死活問題になります。そこで現在知られている種子植物のような水分を利用しない安全な受精方法に切り替えさせたのではないでしょうか。
 前置きが非常に長くなりましたがこのことに関して見解や訂正個所があれば教えてください。幼稚な考えだとは自覚しています。
宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

細胞内共生と細胞外共生を混同していらっしゃいませんか?



ミトコンドリアと葉緑体はまだ生物が単細胞だったときに取り込まれたもので、これが細胞内共生です。これらは内生菌とは普通呼びません。

植物のコケからシダ、そして顕花植物への進化に関しては、MADS-boxと呼ばれる、一群の植物自身の遺伝子の数と発現パターンの変化によるものであることが示唆されています。
外からの働きかけという考えは非常に面白いですが、その可能性は低いと考えてよいでしょう。
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