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動物で視力の良いのは猛禽類とは聞きますが
哺乳類で視力が良いのはなんでしょうか?
又、人と比べるとどれぐらい優れているのでしょうか?

自力で調べたのですが猫という説もコウモリという説も有り
(コウモリは、エコロケーションを持たない仲間の視力)
良く判りませんでした
お判りの方、お力添へお願いします。

A 回答 (4件)

生物の場合、「視力が良い」にはいろんな意味があります。



(1)遠くで動いているモノを見ることができる(望遠)
(2)走っている獲物との距離とその速度を測ることができる(測定)
(3)多くの色を見ることができる(波長による可視域:赤外線や紫外線など)
(4)広く見ることができる(視野角)
(5)暗くても見ることができる(暗視)

これらの点について、どの種(ほ乳類)の視力が良いかと断定するのは難しいのですが、ざっくりと言って、

(1)と(2)と(3)では、サルやチンパンジーなどの霊長類
(4)では、ウシやウマなどの草食のほ乳類
(5)では、夜行性のほ乳類

が、それぞれの分野において、視力が良いとされています。

人間の視野角は180度くらいですが、ウマはほぼ360度です。つまり、ウマには前を見ながら後ろも見えているのですね。

夜行性である多くのコウモリは音波を使って世界を「見て」いますが(エコーロケーション)、一部のコウモリは実際に目で見て飛んでいます。また、同じく夜行性のメガネザルも暗視能力に優れています。

それから、(1)から(3)の項目でもっとも視力が良いほ乳類は霊長類である、とお答えしましたが、中でも一番視力が良いのが、なんと私たち「人間」です。眼鏡率が高い私たち日本人からすると信じられない話ですが、広大な自然の中で暮らすアフリカの人の視力は驚異的なのですよ(視力6.0!)。

では、なぜ人間がほかのほ乳類と比べて良い視力を持っているかというと、他のほ乳類は視力ではなく「聴覚」や「嗅覚」を発達させてきたからです。「生きている動物を狩る」という点では、あやふやな視力よりも聴覚や嗅覚のほうが確かなのでしょう。逆に、チーターなどと比べて筋力や瞬発力が劣り、ウシやウマなどのように逃げ足の早さも持久力も劣る霊長類は、視力を強化することで生き延びるようになったのではないでしょうか(生き残ったものがたまたま視力が良かったとするのが進化論的には正しいですが)。
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この回答へのお礼

なるほど~
判りやすい御説明ありがと御座いました
とても参考になりました
人だったとは少し意外でしたが大変納得いたしました
視力はやはり日々の生活で必要に応じて強化されていくのですかね~

お礼日時:2007/07/04 03:18

憶測ですがホッキョクグマなどもいいせんいくかもしれません。

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この回答へのお礼

ホッキョクグマですか、やはり厳しい環境での狩りが
目に良いのでしょか?
ありがとう御座います

お礼日時:2007/07/03 17:58

猛禽類と比べるのですから,当然視野角の広さ等ではありませんよね。

目の良くなる条件は下記のようなものです。

(1)まずは両眼視であること。顔の前面に両目があることという意味です。距離感等を識別するには両眼視が必要です。
(2)昼行性であること。解像度が問題になりますから黄斑部(目の中心)に色の識別が可能な視細胞である錐体細胞が密にあるものという意味です。
(3)目が大きくぱっちりしていること。説明の必要はないでしょう。
(4)鼻が突きだしていないこと。鼻がイヌのように突き出しますと,嗅覚が発達し,視覚に頼る割合が低くなります。

以上の条件に合う動物の筆頭は昼行性のネコ科であることは確かと思います。さて昼行性のネコ科では私はチーターしか知りません。
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この回答へのお礼

そうですね、遠くを見る視力です><
昼行性のネコ科ですか、なるほど
参考になりました、ありがとう御座います

お礼日時:2007/07/03 17:52

一概に視力と言っても、


暗いところで物を見る力、
遠くを見る力、
動く物を見る力、
広い範囲を見る力などがあると思いますので、
それぞれ別の動物じゃないかなぁと思います。
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この回答へのお礼

なるほど~ありがとう御座います><
遠くを見る視力だとどうなのですかね~
マサイ族とか凄いので、やはり人間になるのでしょうか?

お礼日時:2007/07/03 17:47

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