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私は今高校の2年生です。美大を受けようと思って画塾に通っているのですが、デッサンが嫌いで仕方ないのです。どうして嫌いなのかというと、そこにあるものをそのまま描くということに魅力を感じないからです。描いていて面白くないのです。それで、嫌で嫌で手が止まってしまい、時間内に描けなかったりします。塾で過ごす3時間がとても苦痛です。嫌でもやらなくてはいけないことは他にもあると思うのですが絵を描くことだけは自由なことだと思っています。自由に自分を表現出来る方法だと思っています。絵を描くことは好きな筈なのに、どうしてそれを自分が納得できない方法で描かなければならないのでしょうか。塾だから、受験だから仕方ないといってもやはり自分の中で折り合いがつかず「こんなの違う」と思ってしまいます。このデッサンに対する嫌悪感をなくしたいのですが、どうすればいいでしょうか?どうしたらデッサンを好きになれるでしょうか?アドバイスお願いします。

A 回答 (9件)

私は今年芸大を受験して、合格しました。


が、本当にデッサンが嫌いだったし、今でも立方体すら、ろくに描けないほど、下手です。でも、絵を描くのは大好きです。

私も当時は、eve-3さんと同じように、どうしたらデッサンが好きになれるか悩みましたし、涙しました。そして、自己解決いたしました。

嫌いなものを好きになろうと無理してはいけないのです。
よく考えて下さい。決められたモチーフを、定められたたった数時間でデッサンしていて満足できるでしょうか。それで満足していては大変危険です。

デッサンとは本来、自由なもので、自分が納得できるまで描いて、初めて好きになるものだと思います。だから、受験のデッサンに対して「こんなの違う」と矛盾を感じた自分は絵を描くことを心から好きなんだと思っていいと思います。 

かといって、今デッサンを描くのをやめてしまっては、自己表現を学ぶための学校に通うのを放棄してしまうことになってしまうので、いけません。大事なのは、他の人も言っているように基本的な知識と、自己表現を愛する気持ちと、今はやはりある程度の割り切りだと思います。

気張らず、気楽に描いて下さい。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。何だか楽になりました。時間はかかるかもしれないけれど、納得するまで描いて、デッサンを好きになるところから始めてみようと思います。

お礼日時:2002/07/16 17:46

う~ん…そうは言っても、デッサンがある程度できなければ、希望の美大には絶対に合格できないですよ…



あなたの質問を拝見して気づいたことですが、あなたの「嫌悪感」とは、デッサンそのものに大してではなく、第三者がセッティングしたモチーフを、それが大して制作意欲を刺激しない物であったとしても、課題として強制的に描かされるということに対する嫌悪感ではないでしょうか?
質問からは、単に鉛筆とか木炭によるデッサン表現が嫌い、というだけではないように感じられます。あくまで主観ですが。

あと、あなたは、「勉強」は嫌いですか?もし、嫌いであれば、それが美大を受ける理由にはなっていませんか?

この回答への補足

強制的に描かされるということに対する嫌悪感、というのも勿論あると思います。でも、それ以上に何というか漠然と嫌だと思ってしまうのです。描いていて気分が悪くなってくるくらいに。。。昔から空想上のものを描いて遊ぶことが多かったからかなあと思っています。
勉強は好きではないですが、今後の為と思って頑張ってはいます。成績は学年1位です。学科だけ頑張ればいいという訳ではないので、デッサンの方もこのくらい身が入ればいいのですが。。。まずこの嫌悪感をどうにかしたいです。

補足日時:2002/07/16 17:32
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美大受験志望の高三です。

eve-3さんのようにデッサンが嫌いな人はたくさんいます。私も、モチーフによっては気乗りしないときがあります。石膏像なんか苦手です。

けれど、よくよく見ると「ここって実はこうなってたんだ!」とか新しい発見がありませんか?私の場合、反射光なんてものがあるなんて知りませんでしたので、影の中にも明暗がわかれてることを知ったときは、頭の中でちょっとした革命が起きました。光源を絞ることを覚えたときは、見慣れた帰り道の風景にも光と影のあることがとても新鮮でした。当たり前なのに見えなかったものがデッサンを通じて見えてくるのは、とても不思議でスゴイ事だと思うのです。

また、デッサンが時間内に描けないとおっしゃってますが、デッサンは書き終える事ができないものです。写真と違って、手作業では「そっくりその通り」にはならないので、いつまでもガリガリ書き続けることができます。受験で求められているのは、与えられたモチーフを「短時間でいかにそれっぽく見せるか」です。これって、すごく色んな方法でできると思いませんか?光と影で見せてもいいし、タッチだけで見せてもいい。もしくは両方、他の方法だっていくらでもあります。これも、eve-3さんのおっしゃる「自由な表現」のひとつではないでしょうか。たしかにモチーフとかけ離れた事はできませんが、それは自己表現の場でも同じ事ではないかと思います。自己表現のときも、自分とかけ離れた事はしないですよね。それって、自分を表現した事にはならないからですよね。

たぶんeve-3さんが嫌悪感を感じるのは「デッサンだからこうしなきゃ、デッサンだからああしなきゃ」と思っているからなんじゃないかと思います。eve-3さんの志望が何科かはわかりませんけれど、今もこれからも表現するのは「自分自身」ではなくて、大概は他の何かです。でも、その「何か」を「自分なりの表現で」カタチにするのが絵だと思います。これ、デッサンと何ら変わりありません。ただちょっと石膏とかヘンなもの描いてるだけで(笑)。講評のときとか、みんなのデッサン並べればわかると思いますが、みんな違うでしょう。形が取れてないけど印象は良かったり、タッチの乗せすぎで真っ黒だったり。それは自分なりにモチーフを表現しようとした跡です。もちろん表現しそこなった絵です。けれど、次はこうやってみよう、ああしてみようと考えて、また別のモチーフに挑むわけです。そうやって、最低限のものでもつまらないものでも表現できるってとこを大学に受験のときに見せつけるわけです。

基礎って得てしてつまんないモンです。けど、大学の2年にもなれば徐々に面白い事をやれるようになると思いますよ。まだ私も受験生の身なので「確かにそうだ!」とはいえませんが。長々と知ったような口きいてゴメンナサイ。でも、お互いがんばりましょう。基礎をばっちり身に付けて、好きなものを好きなだけ自分らしく表現してやりましょう!
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。同じ高校生からの回答とても嬉しいです。新しい発見ですか。。。何か新しく発見できたらもう少し楽しみが広がりますかね。頑張ってみます。

お礼日時:2002/07/16 17:31

 私も高校時代に美大を受けようとがんばったことがあります。

でも、デッサンはまるで駄目で。。。でも試験には必ずデッサンがありますよね?それで結局ぎりぎりのところで進路変更してしまい、今となってはかなり後悔しています。へたはへたなりにもう少し努力してみればよかったなぁ、と・・・
 eve-3さんは、”嫌い”なだけでうまく描けるのだと思います。下手な私がいうのもなんですが、せっかく上手にできることは生かして欲しいと思います。嫌いなものを好きになるのはちょっと難しいですが、、、鉛筆1本で、いろんな素材の質感を現し、形を正確に伝えるデッサンはきっとプラスになるので、そう思って是非がんばってくださいね!
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この回答へのお礼

プラスになると思うことは大事ですよね。いい方向に考えるように頑張ってみます。努力もしてみます。。ありがとうございました。

お礼日時:2002/07/15 00:35

美術を専攻した友人を複数知っております。

いろいろな本で読んだこともあります。私が当事者でないのが申し訳ないのですが。

結論から申しますと、「デッサンが嫌いな人は、非常に多い」ということです。

大学でも、デッサンは重要視されることが多いようでして、今後もデッサンは続くことでしょう。多くの人が嫌いなのに、文句をいいつつ、続けているのです。

きっと、続けている人たちは、その先に見えるものをとらえているのでしょう。

表したいものを、表したいときに、まさに自分の意のまま、自由に表す。その基盤として位置づいているデッサン。

ある画家は、「自分の意志の力が働かないうちは、筆をわずか1センチたりとも動かしてはならない」という言葉を残しました。が、そのレベルに達するためには、たくさんの無駄が必要なのだと思います。

私の好きなジャンルで例えますと、自分の意のままに曲を作曲できるようにするために、ピアノでバッハの平均律を練習したり、好きでもない曲を耳コピしたりするようなものかな?と解釈しております。
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この回答へのお礼

無駄が必要、というのは何だかわかる気がします。人生無駄なことが多いですものね。デッサンも無駄ばかりやっていたら面白くなった、という風になればいいです。ありがとうございました。

お礼日時:2002/07/15 00:32

なんか昔のことを、思い出しました。



私は、デッサンは、大好きでした。
しかし、すごくへたでした。「個性的ね。」と言われていました。(笑)
人体デッサンなんて、まるで、デフォルメしたかのような、、、
出来上がりでした。

その後、絵を描く仕事にもつきましたが、デッサンができていないと、
苦労だらけです。なんせ、物の形を、正確にとらえられないのです
から、時間もかかります。そうすると、本当に自分の表現したいもの
が、あっても、イメージしていても、それが描けないのです。
それは、とても悔しいことですよ。

私が、デッサンが好きだったのは、ただ一心に、何も考えず、
見たまま描く。ということに、集中できたからです。瞑想て感じです。
癒しの時間でしたね。
自己主張しなくて良いのですが、その描く人の線は、
自己主張しています。線は、人それぞれです。
デッサンの、みなが、同じことを強制されて描かされている
ような所が、嫌いなようですが、、、、
そんなありきたりな、デッサンでも、よく見ると様々です。
線は、命ですから。

デッサンは、絵の基本です。形を、どうとらえるかは、
とても重要です。だから、勉強しないといけないのです。
受験だから仕方がない、と考えているようですが、
そうじゃないです、自分のためです。すべて、自分の肥やしになりますよ。
今後、自分の表現方法が、広がります。
わかりますか?

今後、絵を描きつづけるということは、楽しみもあるけども、
苦しみも、う~んとあります。やはり、苦しみの中で、生れること
も、たくさんあります。ひとつの、意見として、みてください。
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この回答へのお礼

受験なんだから仕方ない、と言われると仕方ないのか。。。と思ってしまいます。そうではなくて、自分の今後の為だと思えば良いのですね。もっと表現の幅が広がっていくようにしたいです。ありがとうございました。

お礼日時:2002/07/15 00:10

デッサンの基本は形を正確に把握できるかどうかということです。


(比率や量感等)
これは受験において必要最低限のことですよね。
画塾や予備校ではこのことを中心に教えてくれるはずです。
eve-3さんの言う通り、予備校等で教わってることしかやらなければ
デッサンはつまらないものになると思います。

まだ高校2年生だから、その先のおもしろさがわからないかな・・・
芸大受験レベルや浪人生の石膏デッサンとか、いろいろ見比べてみて
ください。迫力のあるデッサンもあれば、繊細で光のきれいなデッサン
もあります。ひとそれぞれ同じモチーフでも表現方法が違います。
芸大の試験で高得点を採るには、表現力、絵の雰囲気が重要です。
私も受験生時代は自分らしいデッサンを描く為にいろいろ工夫しました。
鉛筆の固さによってメーカーを変えてみたり・・・
鉛筆の色を変えるのにガーゼとティッシュ使い分けてこすってみたり・・・

そこにあるものをそのまま描くという考えは、誤りです。
デッサンも立派な絵なのですよ。
がんばってください!!
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この回答へのお礼

早く描くことはまだ出来ませんが、画風は非常に独特だといわれます。自分らしさを伸ばすようにして、面白さが解るようになればいいなと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2002/07/15 00:06

デッサンは、基本です。


生まれもって、練習しなくてもデッサン力のある人もいますが、普通の場合はそうではありません。
自由に適当な絵を描いても、デッサン力の有無で出来上がる絵も大きく異なります。
素人目にうまくかけても、デッサン力のなさは専門家の目はごまかせません。そうなると美大など受かるものではありません。
自分で自由な表現が出来るようになるためにも、デッサンはとても大切な要素です。
苦痛であれなんであれ、将来絵をやっていく意思があるなら、今のうちにデッサン力をつけておくほうが、得策です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。必要だというのは周りから言われて確かにそうだと思っています。色々なものを描ける方が良いですものね。ただ、嫌だと思って描いているよりは好きになった方が良いと思いまして。。。好きになる方法はないですかね?あと、書き足りなかったかもしれませんが、将来は金属工芸をやりたいと思っていて、今現在も金工科に所属しています。

お礼日時:2002/07/14 23:56

美術の専門家ではありませんが、もちろん絵は自由に描くものですが、そのためには基本ができていないとだめと言うことではないでしょうか?

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。基本はデッサンだというのいうのは色々な方から聞きましたので、具体的にどういう風にしてみたらデッサンが好きになれるのかなというところをお聞きしたいのですが....良いアドバイスがあればお願いします。

お礼日時:2002/07/14 23:50

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