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銀色の詰め物をしていた歯が中で虫歯になっていて、治療途中なのですが、また同じ銀歯を詰めるよりは、セラミックか最近日本に入ってきた保険外の樹脂にした方が良いと言われました。
値段は、セラミックの方が樹脂より2倍かかるそうです。
セラミックにしようかと思っていたのですが、虫歯でない部分も少し削らなければならないと言われ、躊躇しているところです。
樹脂にするなら、奥の方の歯なので、保険内の樹脂はすり減りが早いのでお勧めできないとのことで、保険外の樹脂をと言われました。
どちらも一長一短と言われましたが、どちらがいいのか迷っています。どなたかアドバイスいただけないでしょうか。

A 回答 (3件)

被せる物(クラウン)でなく詰め物(インレー)の場合の選択、と言う事でお話します。



クラウンの場合と違いインレーは噛む面等にも歯と詰め物の境目が出来ます。
境目部分の密着性が悪かったり接着にトラブルが有ると2次的な虫歯になる危険は大いにあります。
これらに優れるのはセラミックよりも樹脂のほうです。

又、噛む面は経時的に(加齢によって)磨り減っていきます。
これに上手く適応できるのも樹脂です。
セラミックは硬すぎて歯の部分との段差が出来たり噛み合う相手の歯に悪影響を与えてしまうトラブルが無いとは言えません。

素材そのものの安定性や微妙な色の再現性はセラミックの方が優れます。しかし、脆さに欠点が有り本来インレーにはあまり適した材料とはいえない部分も有ります。

人工の歯の素材として、機械的性質だけを考えれば「金属」が最も良いと思います。
素材の適切な硬さや粘り強さ、磨耗したときの延びなどの性質が長く詰めた歯に対し良好な機能を発揮する要因になります。
これに対しセラミックや樹脂は特に粘りや延びに関して大きくその性質が劣ってしまいます。

白い物、と言う事でしたら個人的には樹脂素材(ハイブリットレジン/ハイブリットセラミックなどの)が良いように考えますが、成否は術者の技量による部分も大きいので、歯科医師などのお話を良くお聞きになりそれぞれの長所短所を良く理解されたうえでお決めになることをお勧めします。

この回答への補足

奥の方の歯なので、あまり見た目とかも気にしていないのですが、保険内のものだと良い接着剤も使えないので長持ちすることを考えると保険外のものにした方がいいと長々と話をされ、勧められました。保険内のものってそんなに良くないものなのでしょうか。金も言われたのですが、あんまりイメージがよくなくて、勝手に除外していたのですが、金属が一番良いとのことでしたら、見た目がどうでもよければ、金の方がよいのでしょうか。

補足日時:2007/07/14 12:30
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No.1です。


歯に詰め物をする場合の選択肢は概ね次の通りです。
・保険の樹脂をその場で詰める(CR充填)
・保険の樹脂を型を採って別に作って詰める(CRインレー)
・保険の金属の詰め物をする(メタルインレー)
・自費の樹脂をその場で詰める(ハイブリット充填)
・自費の金属の詰め物をする(金合金/金-白金合金などのインレー)
・自費の樹脂の詰め物をする(ハイブリットインレー)
・自費のセラミックの詰め物をする(セラミックインレー)

小さな虫歯でその場で詰めるものを充填、型を採って別に作る物をインレーと言います。

歯を削る量は充填の場合が最も少なく(最も小さな虫歯にしか適応できませんが・・・)、インレーの場合は金属<樹脂<セラミックと言った順に多く削らなければいけなくなります。

又、樹脂やセラミックは金属ほどの強度が有りませんので(特に粘り強さ)、歯と強力に接着、一体化する必要が有ります。
その点で接着材料の選択が重要になりますが、現在保険でもかなり良い材料が使われていますので「保険だから」と言う事で大きな問題にはならないと思います。
(但し、保険治療には粗悪な品しか使わない歯医者さんが無いわけでは有りません)

金属のインレーは見た目以外のすべての面で他の材料よりもすぐれているといっても過言ではありません。
個人的にはどうしても見た目が気になるところ以外には金属をお勧めします。(あくまで私見ですが…)
理想的には金を多く含む自費の金属ですが、保険の「銀-パラジウム-金合金」でも十分な性能を備えています。

現在の歯科治療ではよほど特殊な症例でない限り保険でも十分な治療が可能です。
しかし、保険治療は歯科医師にとっても歯科技工士にとっても採算の採り難い合わない割の合わない治療である事も事実です。
技量が高く良心的な歯科医師、歯科技工士による治療、補綴物(詰め物)でしたら何を選択しても良い結果が得られるし、そうでなければその逆、と言う事になります。

ご質問の直接のお答えになっていないかもしれませんが参考にしていただければ幸いです。
尚、当方は歯科医師では有りません。治療する側からのお答えはNo.2の先生のご意見を参考になさってください。
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この回答へのお礼

とても詳しいアドバイスありがとうございます。保険のものはあまり良くないと何度も言われたのですが、歯医者としてのいろいろな事情があるのでしょうか。。。
最近よくセラミックがいいと聞いていましたが、金属が本当は一番いいのですね。前歯ではないので、見た目よりも歯にいいものにしようと思います。
アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2007/07/15 20:25

>最近日本に入ってきた保険外の樹脂


気をつけなければならないのは、このような材料には2種類あるということです。
一つは認可はされているが保険適用を受けていない材料である。
もう一つは日本では認可されていない。
…です。
セラミックやハイブリッドは前者です。
後者の場合、外国では認可されているものとされていないものがあります。
また、外国で認可されたものが必ずしも良い材料であるとは言い切れません。
従って、日本で認可されていない材料を使用する際は全て自己責任で行う事を覚えておいて下さい。

保険材料も決して悪いわけではありません。
金属色であり、見た目は劣りますが、セラミックよりも削る量を少なくする事も出来ます。
また金合金であれば、伸展性も保険材料より有り、周囲の歯にも優しいです。(逆に言えば、自ら適度に磨り減る事で、周囲の歯を磨耗させずに済みます。セラミックなど歯より硬い材料だと周囲の歯を磨耗させる危険性も出てきます)

この回答への補足

保険内の銀色のやつは、使用しているのは日本だけだ、接着剤もあまりいいのが使えないので、保険外にした方がいいと言われました。
保険内のはあまり良くないといった感じで長々と説明されました。
世界で一般的なのは、金だということも言っていましたが、下の歯だから、見た目的にセラミックか樹脂が良いのではとのことでした。
今回のような、一度虫歯になって詰めたところがまた虫歯になった場合は、やはり保険内のものはお勧めではないのでしょうか。。
そんなに選択肢があると優柔不断な私には、もう選べないので保険内でって言いたくなってしまうのですが。。
また、虫歯になっていない部分も少し削らないといけないというのはどうなんでしょう。。そんなに気にすることはないのでしょうか。。金の場合も多めに削らないといけないのでしょうか。

補足日時:2007/07/14 13:00
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