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いつもはパソコン(Painterのデジタル水彩)で着色しているイラストを、アナログの本物の水彩絵具で塗ったら楽しそうだなぁ…とふと思い、現在どの水彩絵具を買おうか悩んでおります。

固形水彩絵具を買いたいと思います。
漫画っぽいタッチのキャラクターを塗る為、余り色合いが渋くなく鮮やかなものが希望なのですが、何かお勧めの固形水彩絵の具がありましたら、是非とも教えて下さい。

ちなみに現在一番購入を考えているのは、ホルベインの24色セットです。
そのくらいの色数が入ったセットが希望です。

A 回答 (2件)

ホルベインのケーキカラー(固形水彩)は、色数も少なく、一般的な透明水彩の固形(半練り)ではないのであまりお薦めしません。

(透明色26色、不透明色24色)
もし、ホルベインの透明水彩を使うなら、透明水彩のチューブを購入し、仕切りのあるパレットの小枠に出し、乾燥させて使った方がいいです。本来、透明水彩は、パレットで固めておいて使う物です。
(広い面積を塗る場合には、チューブから出したまま、溶き皿で溶いて使った方が楽ですが)
(ガッシュ(不透明水彩)は、固めて使う事はお薦めしません)

また、セットで購入する事もお薦めしません。
セットの中には、合成色(複数の顔料を混合して作られているもの)が含まれている物があり、これは混色でできるものであり、混色の手間を省くものでしかないからです。
色数も、単一顔料の原色を選べば、12~18色で充分でしょう。
むしろ初心者の場合は、混色を学ぶ為にも少ない色で始める方が良いです。

セットでは携帯用パレットに入って一緒に売られています。
しかし、このパレットが必要でないのなら、バラ売りで好みの色を購入した方がいいでしょう。
注意するのは、まともな絵の具なら、ラベルやカタログを見てColor Index (顔料のナンバー)が(PY35 カドミウムイエローなど)表示されているので、(PY35 / PR108 カドミウムオレンジ)などと複数の顔料を使用している物は選ばないようにしたほうが経済的です。

固形水彩用のパレットは、たいていはセットですが、ターレンスのレンブラント用、と、シュミンケのホラダム用は空のパレットを売っていますので、それを購入するのもいいでしょう。

さて、発色に関してなら、アーティスト用として売られている物なら、どれも遜色はありません。
また、固形水彩を扱っているメーカーでも、廉価な習作用(学生用)と高価なアーティスト用を出しているところがあります。
例えば、
W&N(ウインザー・アンド・ニュートン)(イギリス)なら、コットマン(習作用)とアーティスト。
TALENS(オランダ)なら、バン・ゴッホ(習作用)とレンブラント(アーティスト用)です。
初めての水彩なら、これらの中から習作用のものを選ぶのも良いと思います。
品質は、習作用でも、国産のアーティスト用に勝るとも劣らないです。(ホルベインと同じくらいの価格で買えます)

また、発色が比較的鮮やかなシュミンケのホラダム(ドイツ)は、24色パレットに12色を入れて12色セットなどとしているので、あとから好みの色を足す事が出来るので、このような物を利用するのも良いかと思います。
(シュミンケは価格も一流ですが・・・・)

あと、イタリアのマイメリ(扱っている店が少ない)も色が鮮やかな部類だと思います。

P.S.
透明水彩は、アクリル絵の具などと違って、メーカーが異なっても混ぜて使う事にあまり支障はありません。
専門家のパレットに色々なメーカーの絵の具が混在しているというのはさほど珍しい事ではありません。
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追伸です。



ご存知かもしれないですが、水彩の場合(特に透明水彩)では、絵の具もさることながら、使用する紙によって発色がかなり左右されます。
水彩紙として売られている物を選ばれる事をお薦めします。

また、ポピュラーな水彩紙には、水張りをしなくてもよいブロックで売られているものがありますので、それを利用するのもいいですね。

初心者用で無難なのは、国産のワトソンかな。

ブロックなら、ウォーターフォード(英国)、ワットマン(英国)、セヌリエ(仏)、アルシュ(非常に高価)(仏) がお薦めです。
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