アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

古文書での次の言葉の読み方と意味を教えてください。
・御金宰料(文例:御金宰料被仰付)
・揚家屋敷(文例:山本太郎揚家屋敷被下置候)
・御地盤金(文例:御地盤金年々三百疋宛被下置候)
・御手擬(文例:指図行届候為御手擬指溜米三俵被下置候)
・指溜米(文例:同上)

A 回答 (1件)

古文書は、時代によってその書式や文体、用語の意味が


違う場合があります(おそらく質問者様の読まれている
ものは近世のものと思いますが)。
しかも、省略や当て字の多い古文書もあり、文の一部では
類推することができません。ですので、以下の回答には
自信がありませんが。。。


・御金宰料(文例:御金宰料被仰付)
御金を宰料(さいりょう)に仰せ付けらる
→「宰料」は正しくは「宰領(人)」と思われます。資金の用立てを
 宰領人に催促したものではないでしょうか。

・揚家屋敷(文例:山本太郎揚家屋敷被下置候)
山本太郎に家屋敷(いえやしき)を揚(あ)げ下し置かれ候
→山本太郎に屋敷を褒美としてあげたのではないでしょうか。

・御地盤金(文例:御地盤金年々三百疋宛被下置候)
御地盤金(ごじばんきん)、年々三百疋を宛て下し置かれ候
→「御地盤金」は、ここだけで類推できませんが、何かの支度金か又は
 専用の資金であり、それを年に300疋与えるという内容でしょう
 か。

・御手擬(文例:指図行届候為御手擬指溜米三俵被下置候)
指図行き届き候、御手擬をして米三俵を指し溜め下し置かれ候
→「御手擬」は「御手木」(縄で縛って締め上げる時の棒)では
 ないでしょうか。何か悪いことをして、手木をされ、そのうえ
 米俵3俵を差し押さえられたという内容ではないでしょうか。

違うようでしたらすみません。。。 
    • good
    • 1
この回答へのお礼

早速ご回答戴きありがとうございました。
小生は最近古文書入門コースで勉強を始めた入門者です。
古文書の言葉(語句)の意味は文書全体の流れを理解しながらでないと
難しいものと、あらためて感じています。
今回の文例では前後の数文字だけでしたので。
実はこの文書は、ある家の先祖由来の覚書で、上司から賞を授かったり
褒められたことが多く書かれているようです。
従って、
・御金宰料‥役職名?
・揚家屋敷‥(勤め場所が遠くに変わったので)山本太郎の家を
 もらった?? 揚家屋敷とはどんな家??
・御手擬、・指溜米‥指図行届候為、ご褒美としてもらった?
等、想像しているのですが、、。
もう少し勉強してみます。
あらためて、前後の長文を含めて教えていただくことになるかも
しれませんが、その節はよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/07/19 10:17

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています