プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

最近、ドラッグストアの動きが面白いと感じました。

アインズ&ソルペ(アインズ)という店をご存知でしょうか?
この店は、ドラッグストアというよりも、コスメティックのセレクトショップであり、自分で外国&国内の多種多様な化粧品をゆっくりと比較してから購入できるという店です。もちろん、販売員はいません。しかもすべて低価格です。
http://www.ainj.co.jp/ds/concept/index.html

私は、最近この店舗をみて、「これは本当にドラッグストアなのか」と驚きました。
というのは、ドラッグストアといったら、マツキヨみないな、POP広告が沢山貼ってあって、セット商品が沢山あって、化粧品コーナーには必ず販売員がいる~っといった店しか思い浮かばなかったからです。


しかし、アインズは、店舗が広く綺麗で、ゆとりがあり、化粧品の数が多く、しかもPOP広告なども全く無いため、コスメテック専門店のように思えてなりません。



皆さんは、アインズ&ソルペ(アインズ)が「ドラッグストア」だと思いますか?


こういった異様なドラッグストアは、アインズ&ソルペだけなのでしょうか?

それとも、

ドラッグストアという業態自身が多様化しているのでしょうか?



質問が重複して本当に申し訳ないのですが、一つの質問だけでもお答えいただけると幸いです。

A 回答 (1件)

以前はドラッグストアの化粧品はいわば「おまけ」の扱いでした。

しかし、近年価格競争が激化し、ドラッグストアの化粧品は、洗剤やシャンプーなどと共に広告の目玉として載る、いわゆる「客寄せのためのおとり商材」に成り下がりました。しかし、メーカーからの卸値は変わらないので利益率が悪くなる傾向にありました。そして、メーカーは店がどのような売り方をしても会社の利益は変わりません。そのため、店が化粧品以外のもので利益を確保しなければいけなくなりました。

そこで、化粧品からの利益を確保したいドラッグストア側が化粧品メーカー各社に要望し、値崩れしない商品を開発するよう頼みます。それが4年ほど前から出始めた、いわゆる「NPP(ノープリントプライス)」と呼ばれる商品群です。2007年現在も増え続けています。これはオープン価格とほぼ同じもので定価がありません。そのため、「定価の○○%off」などと店が宣伝することが出来ず、安っぽいブランドイメージを植え付けずに済みます。しかし、客にとってはどの店も価格が一律でドラッグストアでの値引きがほとんどありません。これまでの値引き後の安い価格を基準とすると、デパートでの価格はもともと値引きが無いのでそのままですが、値引きをしていたドラッグストアが値引きをやめてデパートや専門店に価格を会わせたため、DSでの価格帯は実質的に上がったことになります。安く買えるというメリットの1つが失われたということになります。そして、メーカーのサイトや商品の箱で価格が見れないのは意外と不便なことです。(ただし、2chのスレやオンラインショップには価格表がありますので確認は出来ます)

こういった事情があり、商品の価格が一律になる傾向があるため、普通のドラッグストアの形態だと客がデパートや専門店に流れ、利益が確保できないと踏んだのでしょう。そこで独自性を出すためにこういった事に踏み切ったのではないしょうか。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

返事遅れてごめんなさい!
分かりやすい説明有難う御座いました!

お礼日時:2007/08/13 00:03

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!