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物質の状態変化の際、
「融解」は、まわりの熱を「吸収する」
「凝固」は、まわりに熱を「放出する」
「気化」は、まわりの熱を「吸収する」
「凝縮」は、まわりに熱を「放出する」
それぞれの状態変化の際の熱の「放出」「吸収」の理屈が理解できなく
困っています。
なぜ、融解の時は熱を「放出」するのではなく、「吸収」するのでしょうか?
宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

まず、「熱」とはエネルギーです。


そして、エネルギー状態の基本として、

気体>液体>固体

の順に持っているエネルギーが大きくなります。
このように想像してみてください。

気体=元気に走り回っている子供
液体=ブラブラ歩いている若者
固体=のんびり座っているご老人

座っている人が立って歩くためにはエネルギーが必要です。
こんな感じで理解していただけましたでしょうか?
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この回答へのお礼

分かり易いご回答、有難うございました。回答いただいたイメージで
理解することができました。

お礼日時:2007/07/22 19:43

北風と太陽みたいなもんですかね。


あのお話だと、旅人は北風を浴びると縮こまってしまっています。
一方、太陽が旅人を暖めると、彼は元気になっていました。
NO.1さんがお書きになっていますが、固体>液体>気体と、物質の運動は活発になっていきます。固体の中では、粒子(原子とか分子とか・・・)はほぼ固まって動きません。液体の中では結構動きます。気体はほぼ完全に好き放題に飛び回っている状態です。
北風が粒子を冷やすことで、粒子が熱を失うと、その動きは鈍くなり、気体から液体、さらに固体へと変化していきます。
太陽はその逆ですね。

融解するから熱を吸収する、のではなく、熱を吸収したから融解した、という理屈です。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました。
ご回答の、
「融解するから熱を吸収する、のではなく、熱を吸収したから融解した、という理屈です。」
というご説明で理解することができました。
有難うございました。

お礼日時:2007/07/22 19:50

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