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大気エアロゾルと浮遊粒子状物質の違いは何ですか?あと、大気エアロゾルを4段ろ紙法(ニールフィルターホルダー)で捕集しているのですが、いいデータになりません。なにかアドバイスをお願いします。

A 回答 (2件)

「浮遊粒子状物質」は,行政的には環境基準に定められているもので,直径10μm以下の粒子をさします.


ただ,ごく一般的な用語としては同義と考えてよいと思います.

4段ろ紙法というのは,私自身経験がなくよくわかりませんが,1段目でエアロゾルを,2段目以下でガスを測る方法ですよね?1段目の試料(エアロゾル)のイオン分析で,検出できないほど低濃度ということでしょうか?ろ紙は何を使用されていますか?分析にかかるだけの採気量は確保していますか?採取しているエアロゾルの粒径範囲はどうなっていますか?
というように,分析結果は,サンプリング方法,分析方法によりますので,そのあたりを1つ1つ詰めていく必要があります.

超音波にかけたりや振とうしたりして抽出するのが,通常行われる方法と思います.
イオン成分の中で最も主要な硫酸イオンのデータをまずチェックすることをおすすめします.塩化物イオンや陽イオンは,一般に硫酸イオンにくらべて濃度が低いです.

この回答への補足

1段目のPTFEろ紙(ポアサイズ0.8μm)でエアロゾルを
2段目のポリアミドろ紙でHCl、HNO3、H2SO4を
3段目の炭酸カリウム含浸ろ紙でH2SO4を
4段目のリン酸含浸ろ紙でNH3を捕集しています。
吸引速度は1L/minです。
イオンクロマトで測定して、結局大気中にHClが1μg/m3以下しかないという結果になるのです

補足日時:2002/08/05 14:04
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大気エアロゾルと浮遊粒子状物質という言葉はほぼ同じ意味で


用いられていると思います。
大気エアロゾルは粒子とその周りの大気を一緒に
定義してあるものもありますが。

もうひとつの質問についてはわからないのですが、
「いいデータにならない」というのがどんな状態なのか補足を入れると
回答者が答えやすいと思います。

この回答への補足

ちゃんと捕集できていないのか、塩化物イオンや、カチオン種がイオンクロマトでほとんど検出できないのです検出できた他のイオンの値も一般的なものより、かなり低い値となるのです。
抽出は蒸留水で抽出してるだけなのですが、超音波にかけたほうがいいでしょうか?

補足日時:2002/07/23 13:03
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