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2011年?に完全移行になるハイビジョン放送ですが、
アニメ・ドラマ・ニュース全てにおいてハイビジョン放送が増えてきました。

私はPCでテレビをみているのですが、まだ地上波には対応していません。
アナログ放送ですね。
現在のところ、アナログ放送でもHV放送は視聴できていますが、事実はHVではなく通常の解像度になっているのでは?と思います。
(そこら辺の詳しいことがまったく分かりません)

お聞きしたいことは以下の2点です。
・ハイビジョン・フルハイビジョン放送の映像の解像度は?
・地上波に対応していないテレビでそれらを視聴した場合、解像度はどうなる?

よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

★>・ハイビジョン・フルハイビジョン放送の映像の解像度は?



→電子情報技術産業協会(JEITA)の定義では縦方向の解像度(走査線数)が650以上あるものをハイビジョンと定義しています。

厳密には以上ですが、実際のハイビジョン対応モニタパネルとしては、1366×768や1280×720などがフルスペック以外のハイビジョン用パネルと称して売られています。
映す側の規格は以上ですが、放送している側の映像規格は(前述の人も説明されていますが)1920×1080か1440×1080(後述※1を参照)の映像規格で放送されています。
つまり、映す機器側も放送される映像の信号も1920×1080がフルスペックハイビジョンとなります。

放送される映像信号がフルスペックハイビジョン(1920×1080)でも、その他のハイビジョンテレビ(1366×768や1280×720など)でも、これまでの標準解像度テレビ(最大で720×480。但し標準解像度のワイドテレビも含む)でも、そのテレビの最大解像度に押し込めて(まぁ変換すると考えてもらっていいです)表示します。
もちろんハイビジョンテレビやワイドテレビと今までの4:3サイズのテレビは画面比が異なりますから、映像サイズ(16:9か4:3か)があわない部分(余りの部分)には黒い余白を入れて調整するわけです。
なぜ黒い余白が入るのか理屈はわかりますよね?
テレビ放送の映像の撮影は、16:9か4:3かどちらでもいいように大きな映像が送られてきているわけではなく、(基本的には)最初から放送される部分しか撮影そのものがされていないので、最初から映像信号に含まれていない部分は、見ているテレビ側で表示する画面が余っている?からといって、そこに映像を合わせて映せるわけではありません。
(余談ですが、時々いるんですよ、見ているテレビのサイズに合わせてどうにでも画面いっぱいに映せると思っている人が。笑 もちろん映像の余った部分を削ることは可能ですけどね。最初から無いものを足すことは出来ないわけです。だからその部分は黒くなるわけです。)

※1:放送する側の映像には1440×1080というものがありますが、これはテレビの画面に映す場合は、あくまで1920×1080サイズに合わせたサイズに拡大して映される映像です。つまり、16:9サイズ(1920×1080)で撮影したものを、1440×1080に縮めてデジタル記録されたもので、(原理としては)映すテレビ側が横に引き伸ばして表示しているとお考えください。
なぜこういうものがあるかといえば、現在の地上波の仕組み(詳細は省きます)では、フルスペックのハイビジョンで電波を送ると、映像の圧縮に使っているMPEG技術の限界(綺麗に写すにはデータ量が不足)で、動きがある映像ではブロックノイズが出て実用に耐えられないので仕方なく1440×1080のフォーマットで放送しています。したがって、今のままの方式では将来も「地上波では」フルスペックのハイビジョン放送は無いとお考えください。但し、BSデジタルでは今でも可能ですし実際にやっています。また地上波でもごく一部では試験的に1920×1080のフォーマットで放送しているところもありますが、あくまで試験的なものです。技術的には現状の仕組みでスポーツ放送などを地上波で1920×1080のフォーマットで放送するのは不可能という結論になっています。
ただ、また今より少し仕組み(放送規格)を変えれば地上波でも可能になります。もっとも、その放送を見るためにはまた別なテレビに変えなくてはならない可能性もありますが。

★>・地上波に対応していないテレビでそれらを視聴した場合、解像度はどうなる?
→前述でまとめて説明してしまいましたので、合わせてご理解ください。


★>現在のところ、アナログ放送でもHV放送は視聴できていますが、事実はHVではなく通常の解像度になっているのでは?と思います。→他の方も説明されていますが、アナログ放送ではハイビジョン映像は受信&視聴できません。ハイビジョン放送と同じ映像が(標準解像度で)放送されているだけです。
ハイビジョン映像が電波に乗って送られてくるのはデジタル放送だけだし、デジタル放送とアナログ放送は人間の目に見える映像に変換する仕組みが全く違うので、同じ機械では視聴できないわけです。
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この回答へのお礼

長文、ありがとうございます。非常に参考になりました♪

>16:9サイズ(1920×1080)で撮影したものを、1440×1080に縮めてデジタル記録されたもので、(原理としては)映すテレビ側が横に引き伸ばして表示しているとお考えください
もともと、1920×1080で作っていたものを1440×1080にすると横に引き伸ばされる・・・ということは横長に映像が映ってしまうことになりますよね?気持ち悪い画像になったりしないのでしょうか??笑

>、映像の圧縮に使っているMPEG技術の限界(綺麗に写すにはデータ量が不足)で、動きがある映像ではブロックノイズが出て実用に耐えられないので仕方なく1440×1080のフォーマットで放送しています
ということは初めから、1920×1080で映像を作る意味がないような気がするのは素人だからでしょうか。
初めから1440×1080で放送していれば縮める必要もなくなると思うのは私だけ?

>その放送を見るためにはまた別なテレビに変えなくてはならない可能性もありますが
もう変えたくないですね。正直。
素人の私はデジタルになるだけで「何が必要なの?」って感じでしたから。

お礼日時:2007/08/07 00:50

ANo.5を受けてです。



>もともと、1920×1080で作っていたものを1440×1080にすると横に引き伸ばされる・・・
>ということは横長に映像が映ってしまうことになりますよね?

→なりません

簡単に理屈を説明しますが(実際には単純に縮めたり伸ばしたりしているわけでははありませんが、理屈としては同じなので)、
1920を1440に縮めて記録したものを、縮めたときと同じ割合で再生するときは逆に伸ばす分けですからおかしくなりません。

そもそも、そんなおかしくなる仕組みで放送していたら世間で大騒ぎになっています。(設定方法・使い方を間違って、あるいは器機の不具合で正常にならないのは論外としてです。)

>ということは初めから、1920×1080で映像を作る意味がないような気がするのは素人だからでしょうか。

→端的に言えばそういえます。

>初めから1440×1080で放送していれば縮める必要もなくなると思うのは私だけ?

貴方が考えている以上に世の中や技術の世界はもっと複雑になっていて、
(全部書くと書ききれないので詳細は書きませんが)
ハイビジョン放送そのものは、本来は1920×1080で放送して、1920×1080で受信してそのまま映す仕組みで考えられています。
(人間工学などいろいろな検討の結果で放送フォーマットは決まっています。)
それを行っていないのは事情があるからです。

で、そのあたりの代表的な事情の説明は既に書いてありますから省略します。
意味もなく縮めたり伸ばしたり、世間の人に意地悪をしてたり、技術者がお遊びでそういう仕組みを作ったわけではありません。
技術にはそれなりに理由や根拠があります。
(純粋に技術的・物理的なものの他に、社会事情・大人の事情なども少しからんできますけど。)


>素人の私はデジタルになるだけで「何が必要なの?」って感じでしたから。

テレビを見ない人にはそもそもテレビ自体が不要ですからね。
一番大きいのは、多チャンネル化をするには既に電波(有限の資源なので、国際的に管理されているものです。)
飽和状態で、デジタル化すると、電波資源が節約できるというのが一番大きい理由です。
また、多チャンネル化をしないとしても、将来、色んな技術発明や器機が誕生するときに備えて
電波資源に今のうちから余裕を確保しておきたいというものがあります。
末端の人間からすれば、多チャンネル化しか目には見えてきませんけどね。

で、そのついでにハイビジョンなどの新しい技術を導入しようというものです。
因みにアナログ放送でハイビジョン放送するとなると、可能ではありますが、今までの
アナログ放送の状態よりもっと電波が足りなくなります。
アナログ放送では、ハイビジョンでの多チャンネル化などはほぼ無理になります。
(個人が必要かどうかではなく、そういうものを推進していきたいというものなので、
しょうがないといえばしょうがないですね。)

因みにDVDのワイド映像も同じ理屈で記録・再生されています。
DVDは標準画質(SD)フォーマットなのですが、SDの信号フォーマットには480iと480pしかありません。ワイド映像を見るためには、
縮めて記録・伸ばして再生する方法しか許されないわけです。
(ごまかしといえばごまかし、工夫といえば工夫です。)

一方デジタル放送において1080iの信号フォーマットで1440×1080を用いるのは主にデータ量を何らかの事情で節約・削減する必要があるからとられているのが実情です。
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この回答へのお礼

>一番大きいのは、多チャンネル化をするには既に電波(有限の資源なので、国際的に管理されているものです。)
飽和状態で、デジタル化すると、電波資源が節約できるというのが一番大きい理由
そうだったのですか!!
電波は目に見えないのでそんなことを考えたこともありませんでした。

>DVDは標準画質(SD)フォーマットなのですが、SDの信号フォーマットには480iと480pしかありません
ということはDVDの画質よりもハイビジョン放送の画質のほうがいいのですね!!
とても勉強になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/19 11:15

地上デジタル放送は、1920×1080の解像度で送信しています。



要は、受像機(TV)側の解像度の問題です。

普通のハイビジョンTVでは、1280×720の解像度で受信します。

フルスペックハイビジョンのTVでは、1920×1080の
文字どうりフルスペックの解像度で受信できます。

ですから、地デジ対応のTVでないと、上記どちらかの
解像度は得られません。
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この回答へのお礼

>フルスペックハイビジョンのTVでは、1920×1080の
文字どうりフルスペックの解像度で受信
ただ、現状を見るとフルハイビジョン対応のTVは少ないようですね。
(気のせいでしょうか)

ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/07 00:43

>ドラマなら上下をカットなどのように



ドラマや映画なら両サイドも映るよう上下に黒い帯を入れるなどして
に訂正します。
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この回答へのお礼

ご丁寧にありがとうございました。

お礼日時:2007/08/07 00:42

>最近、番組の初めに画面右上に「HV」と太字で書かれているものが数秒映りますが、あれは「ハイビジョン放送です」という表示ですよね?


あのマークは白黒テレビ時代だったときの「カラー」みたいなものですね。
この番組はハイビジョンで制作しているからテレビを地デジ対応のものに買い換えたらきれいに見れますよと言っている様なものです。
地上波アナログ放送はテレビ局側で16:9の映像をニュースなら両サイドをカット、ドラマなら上下をカットなどのように4:3の画面にどれくらい映すかなどを調整して720×480で放送されてます。
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この回答へのお礼

お返事遅くなりましてすみません。

>この番組はハイビジョンで制作しているからテレビを地デジ対応のものに買い換えたらきれいに見れますよと言っている様なもの
やはりそういうことでよかったのですね。最近は「HV」と表示される番組が増えてきましたね。

>720×480で放送
やっぱりそういうことでしたか。ありがとうございます。

お礼日時:2007/08/07 00:42

まず地上波でのハイビジョン放送は地上波デジタル放送で行われます。


地上波アナログ放送はハイビジョンではありません。
地上波アナログ放送でも番組によっては上下に黒い帯がついて16:9のサイズで表示されています。
ハイビジョンといわれていれば1280×720はあると思ってください。
フルスペックハイビジョンは1920×1080で放送局が送り出した映像を無駄にすることなく表示できます。
地上波アナログ放送は720×480です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

解像度のほうはとても分かりやすく理解できました。

最近、番組の初めに画面右上に「HV」と太字で書かれているものが数秒映りますが、あれは「ハイビジョン放送です」という表示ですよね?
それを地上波アナログでしか受信できないテレビ(例えばわたしのPCなんかはデジタル放送は受信できませんから)で視聴した場合は、
地上波アナログ放送の720×480という解像度になるのでしょうか?

お礼日時:2007/07/24 14:19

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