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違うカテゴリーに投稿しましたが、回答が少ないので、こちらに質問します。最近、日本政府の借金総額は、隠れ借金を含めると1050兆円超ある・・・みたいな情報を見聞きするようになりました。不良債権処理や財政構造改革が進まぬ場合は、もっても後3年で預金封鎖やデノミ、はたまたIMFの介入などと言う物騒な展開を予想する経済学者もいるほどです。私は素人なのですが、どの話にも説得力があり、恐怖しています。まるでノストラダムス教みたいですけど・・・
そこで雀の涙とはいえ、私の財産の価値保全を如何にして行うべきかを、私なりに考えました。それは現在の定期預金を金(ゴールド)と米ドルのキャッシュに(それも今のタイミングで)替えて「たんす貯金」する事です。外貨預金も考えましたが、海外の銀行で口座を作る事は、私の場合渡航費用だおれになります。他方シティバンクを含め日本法人の銀行では預金封鎖は免れず、特別法によって強引に安いレートで円に替えられた揚げ句、デノミによってその価値を目減りさせられるかもしれないんです!外貨建てMMFとて同じ事。それにデノミの時には闇市で米ドルのキャッシュが大きな価値を持つに違いありません。経済にお詳しい方々、「資産価値の保全」を目的としたこの回避策は妥当でしょうか? もう一つ、我ながら超悲観的ですが、こんな将来しか思い描けません。これをご覧の皆さんの意見が聞きたいです。国債の暴落、破滅的な円安、金利の急上昇、超インフレ、日本経済の没落・・・本当にやって来るのでしょうか?

A 回答 (8件)

たとえば、10年ぐらい前の日本の財政について書かれた本を読まれると、その当時から、財政再建論議があったことがわかります。

90年頃で、国債残高は162兆強で当時のGNPの40%ぐらいあったのです。
その後、バブル崩壊とともに景気が低迷したために、政府支出が増えた結果、国債残高も増加しました。政府も、財政再建を試みたのですが、たとえば、橋本内閣が倒れたように、国民は、財政再建よりも景気回復を望んだのです。
CDPというのは、会社だと売上高にたとえられます。経済成長するということは、この売上高が拡大することにほかならず、相対的に「借入金」は少なくなります。しかし、ご存じのようにデフレ傾向はそのままで経済規模は縮小しつつあります。
しかし、日本の場合、国民の金融資産は、なんと1400兆円もあるとされています。このことは、たとえると、666兆円の借入があるけれど、個人の預金は1400兆円もあるということになります。たしかに、地方の債券なども含めると、1000兆円ぐらいあるのかもしれません。
そうだとしても、400兆円弱の余裕があり、それを越えない限り、外国から借入をしなくともすみます。
政府は、何とか増税により、国債残高を増やさないように考えているようですが、景気が下降局面にある場合、結局は、失敗するように思えます。
しかし、財政という観点から見ると、健全性を保つには、過去にもっと税金を取っておくべきだったのです。その課税を免れたものが貯蓄されていると考えると、国家の維持のためには、非常手段として、おっしゃっておられるような方法などにより、預金を国に移譲することもやむを得ないとも考えられます。
はたして、そこまで行くのか、行くとしたらいつなのかということは、正確な数字が分からないと計算もできません。
最終的には、どのような国家観をもつかということに尽きるのですが、構造改革の最たるものは、この国家自体を壊すことにあるわけで、それでもって、構造はリセットされ、もう一度、そのとき生きている日本人などが、この国で再出発することになるだけです。
米ドルは、米国が金を多量に保有しているから安心だとかいわれますが、様々な要素があり、今、ドルに替えたからといって、現在の価値が維持されるかどうかは分かりません。ユーロに替えたとしても、どうようのことがいえます。
ひとりだけが、一文無しになるのでなく、ほぼすべての国民が、1億3千万人総一文無しになるわけですから、それほど恐れることもありません。
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この回答へのお礼

遅ればせながら、御回答ありがとう御座いました。
>財政という観点から見ると、健全性を保つには、過去にもっと税金を取っておくべきだったのです。その課税を免れたものが貯蓄されていると考えると、国家の維持のためには、非常手段として、おっしゃっておられるような方法などにより、預金を国に移譲することもやむを得ない
なるほど、納得できる御意見です。こう考えると、なけなしの財産を大人しく差し出してしまおう・・・とは思えないのが人情ってものでしょ? 総論賛成、各論反対・・・日本の政治、経済、社会すべての構造が「国民の総意」の名のもとで行われる綱引きの結果、出来上がったものなんですよね~ かく言う私も、やっぱり火の粉を被りたくないんで、投稿した次第なんですよ。
>ひとりだけが、一文無しになるのでなく、ほぼすべての国民が、1億3千万人総一文無しになるわけですから、それほど恐れることもありません。
それにしても、肝の据わったご意見ですね。他の御回答者の中にも開き直ったコメントが見うけられ、驚きました。でも、こう考えなければ乗り切れませんよね! おかげさまで今、外貨に乗り換えておく危険性の認識度は随分高くなりました。最近の為替相場を見ていると、ドルの危うさが目立ってしまって怖いので、破滅の時期(おそらく、IMFの審査結果が発表される直前の、急激な円安から始まるでしょう・・・)が来たら、銀行預金の取り付け騒動が始まる前に虎の子を引き出して、ドルやゴールド、はたまた高級車!?なりに替えてしまおう・・・と考えるようになりました。有り難うございました。

お礼日時:2002/08/03 22:50

なかなか締め切らないでいるところを見ると、新たな回答を待っているのでしょうか?回答者にお礼のコメントをきちんとしないことには、新たな回答者が「俺も参加しよう」とは思わないでしょう。



>日本経済の没落・・・本当にやって来るのでしょうか?

それは誰にもわかりません。ただはっきり言えるのは(1)日本円のみで資産を持つ (2)資産を外貨や金地金、債券等に分散する、そのどちらを選んでもリスクを伴う。ということです。ですから、自分がどっちのリスクなら許容できるか、あるいは耐えられないかという「スタンス」をはっきりさせないと、ただ不安感に振り回され無意味に金融機関に手数料を支払い元本を減らすだけの結果になりかねません。

ちなみに私は今年中に海外の銀行に口座開設して預金の4割ほどをそっちに
移す予定です。私なりのリスク回避ですが、同時にもう資本主義なんて末期状態なのだから、現行システムが破錠していく現場に立ち会ってそれを楽しむのも面白いと思っています。No4の方もおっしゃっていますが、そのときは国民全員が一文無しになるのですから、それはそれでいいじゃないですか。それでなくても、「経済的、物質的繁栄が人類の幸福につながる」みたいな思想はとうに過去のもので、これから私達は別の思想体系を構築していかなければならないのですから。そういう模索が次代を担う私達の使命だと思います。その為には崩壊も必要でしょう。

あと、皆さんが言っている「日本人の貯蓄額が1400兆・・・」それが確かなら国際金融資本が黙ってみているわけはないでしょう。いったい誰が「あれは日本人が必死で貯めた金だからそっとしておこう」なんて思います?この金の争奪のシナリオは当に実行段階に入っていると思います。

この回答への補足

ご回答してくださった皆様へのお礼が遅れて申し訳ありませんでした。実は投稿してからまもなく我がPCがネットに接続できなくなりまして、今かろうじて復旧させている状態なのです・・・ここは取り敢えず締め切らせて頂き、もうしばらく時間をいただいて、皆様への個別のお礼を書き込ませていただくつもりです。熱心なご回答をいただいておきながら、まともなお礼が出来ず、申し訳ありません。

補足日時:2002/08/02 09:45
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この回答へのお礼

遅ればせながら、御回答ありがとう御座いました。
居ながらにして海外の銀行に口座を設ける手段が有ったのですね。これから勉強していきます。ただ、分割して送金するほど資産のボリュームは無いのですが・・・ハハハ
>もう資本主義なんて末期状態なのだから、現行システムが破錠していく現場に立ち会ってそれを楽しむのも面白いと思っています。No4の方もおっしゃっていますが、そのときは国民全員が一文無しになるのですから、それはそれでいいじゃないですか。
ここまで開き直れば天晴れとしか言えません。私は金融システムの破綻を皮切りに、財産を失い、職を失い、物々交換と闇市で生活物資を入手するような暮らしがやって来るのではないかと怯えています。人々は寝ずの番をして家庭菜園の作物を守るのです・・・まるで戦中戦後の一時期に逆戻りですよ! かなり度胸を据えていかないと、乗り切れないかも知れないですね。

お礼日時:2002/08/03 23:00

とりあえず、間違えだけ指摘しておきます。



海外銀行の口座開設は、別に渡航しなくてもできます。
現在、私の手元にも1部ありますが、口座開設申込書を取り寄せて必要事項を記入して送れば現地に出向く必要はありません。ただもちろんすべて英語です。この場合送金は日本の銀行を経由することになりますので、200万円を超える場合は全て関係省庁に捕捉されます。よって200万以下を何回かに分けて送ることになります。でもあまり何度も送るとこれもまた捕捉されてしまいます。ちょっと検索すればすぐにヒットするはずなので、試してみてください。
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IMFの目的は、


国際収支が著しく悪化した加盟国に対して融資を実施するこ
となどを通じて、(1)国際貿易の促進、(2)加盟国の高水準の雇用と国民所得
の増大、(3)為替の安定、などに寄与することとなっています。
現在、世界最大の債権国である日本である以上、IMFの介入はあり得ません。

又、貿易収支が、黒字である限り、円高要因があることは否定できません。
更に、デフレギャップが100兆円近くも実際にはあるとさえ
言われている今日、超インフレになることなどまず不可能です。
モノ・マネー・ヒトが国境を越えて自由に行き来できるグローバル時代は、
価格インフレは、発生しにくいと考えるべきです。
上昇するとすれば、株や土地でしょうね。

また、変動相場制になった限り、アメリカであっても、基軸通貨であっても、
ドルがただの紙ッペラになる可能性は否定できません。
ただ、カントリーリスクというものを考えれば、世界最大の軍事力を保持する
アメリカは、魅力的ですよね。

対外純資産残高世界一、外貨準備残高世界一、個人金融資産1400兆円
個人資産7000兆円 文句無しの世界一のお金持ちの国です。
そう簡単に没落がやってくるとは思えませんが・・・。以上
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この回答へのお礼

遅ればせながら、御回答ありがとう御座いました。
ムーディーズなどが指摘している「日本国の財政累積赤字から脱却できない体質」すなわち台所が火の車であることこそが不安の原因なわけで、いかに貿易収支が黒字であっても、歳入をダイレクトに増やす要素としては弱いと思います。むしろ、問題は歳出が多過ぎる事に尽きると考えます。国民金融資産は潤沢に存在していますが、もはや政府が国債として借りてしまったお金であり、残りは150兆円を切っています。政府の台所事情の悪化で、国民資産をよこしなさい・・・では困るのです。

お礼日時:2002/08/03 22:56

日本経済の没落黙って見守る人もいますが、積極的な意見を持ち、提案する人もいるのです。


もともと国の借金である国債発行というのは、将来の税金収入をあてにした右肩上がりの経済成長時代に考え出された方法だったわけです。少子高齢化によって、日本人口は減り、ますます日本経済の没落が加速しているわけです。
そこで私の提案です。
人口増加政策をとります。世界中から日本へ約3000万人から5000万人の移民を今後50年かけて受け入れます。そして、日本の人口分布を若い層が常に太くなるような釣り鐘型にします。人口が増えればもとの経済成長型に戻ると思います。人口が増えれば、個人消費の総額が増えます。税金も取れます。住居のための投資が増えます。土地の資産価値も上がります。多国籍国家で教育産業も伸びます。ロボット産業、宇宙産業、バイオ産業、ハイテク産業で頭脳国家を目指します。治安に対する不安は残りますが、保安産業が伸びることでしょう。安全も市場なのです。
アメリカは、すでに移民の受け入れをやってます。でも広大な土地ゆえ効果が出ずにいるのです。
日本の場合はすぐ効果でるでしょう。人口1000万の増加で経済効果はかなりあるでしょう。
外国人労働に頼るという表現は、いけません。これは日本が世界中の人々の繁栄の機会を与える場と考えなければなりません。高齢になった移民はふるさとに帰っていきます。
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この回答へのお礼

遅ればせながら、御回答ありがとう御座いました。
ビックリしました。なんてドラスティクな提案でしょう! 私の乏しい知識では仰る政策の効果を検証できず、頭の中がモヤッとしてしまいますが、いずれにしてもこんなアプローチは考えつきもしませんでした。怖さもあるけど、光を垣間見る想いです。
>日本が世界中の人々の繁栄の機会を与える場と考えなければなりません
政策実行にあたって最大の障壁となるのは、おそらく日本人の島国根性ってやつでしょうね。他言語を使うガイジンさんってやっぱり怖いですもん。

お礼日時:2002/08/03 22:54

現在の世界経済のシステムという意味でなら既に終って


いると私は考えています。
ただ、日本の、と言う意味なら単独で没落する、という
事にはならないと思います。

まあ、同じ意味なんでしょうが、どこかの国がバンザイ
すれば世界経済がふっ飛ぶ可能性はあります。
それが、日本だったらまず確実に世界の金融システムは
崩壊です。

新しい金融システムにソフトランディングするのが最も
良いのでしょうが、できるのでしょうか。
どれほどの犠牲が伴うのか、最も多くの犠牲を出すのは
日本かもしれませんね。

あと、ご質問ですが、
国債の暴落のことを金利の上昇と言います。
普通の金利の上昇なら円高になると思いますが、暴落な
ら破滅的な円安かもですね。
そしたら、ハイパーインフレは避けられないでしょう。
日本経済の没落ですね。

ただ、そのときは同時に世界の金融システムが崩壊します。
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この回答へのお礼

遅ればせながら、御回答ありがとう御座いました。
>どこかの国がバンザイすれば世界経済がふっ飛ぶ可能性はあります。 それが、日本だったらまず確実に世界の金融システムは崩壊です。
その通りだと思います。思いたいです。そう思うより他、救いが無いです。でも、ソロモンブラザーズみたいなどこかのヘッジファンドあたりが一斉に日本国債を売り出したら・・・!!「新しい金融システム」を考案してくれるヒーローは現れないものでしょうか?

お礼日時:2002/08/03 22:48

>>日本経済の没落・・・>>IMFの介入・・・そんなの時間の問題だよ。



国債モラトリアムが一番怖いね。 >>国債の暴落・・・いいとこ突いてる。

>>破滅的な円安・・・可能性極めて大。
治安も少し悪くなるよ注意してね。 世界不況の遠因に日本が目の仇にされる
かも知れないので在外邦人も要注意。

日本経済は一度崩壊して焼け果てて「ぺんぺん草状態」になった方がよい。
すると「若い芽」がニョキニョキと顔を出す。 
この国の経済復興には一度「森林火災」が必要。
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この回答へのお礼

遅ればせながら、御回答ありがとう御座いました。来年度の予算編成でも新規国債、地方債、財投機関債の発行で、国の借金が例年どうり75兆円ほど上乗せされるそうです。こんな体たらくでは危機は再来年あたりにやって来そうですね。
>この国の経済復興には一度「森林火災」が必要。
その災禍から逃れようとは思わないのですか? 私は裸で焼け出されるのが怖いです。

お礼日時:2002/08/03 22:47

日本経済の没落・・はもうやってきてるよ


国債~の流れの中に なぜ金利の急上昇が
入っているのかね?
 専門用語の羅列やさんなのか・・・
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この回答へのお礼

遅ればせながら、御回答ありがとう御座いました。仰る通り、日本経済は衰退著しく、これから自分の職と財産をどうやって守ればいいのか解からずに投稿した次第です。他の御回答者の意見には、目から鱗が落ちるような発想に感心するものから、なんだか投げ遣りで笑っちゃうものまでありましたから、是非ご覧になって下さい。

お礼日時:2002/08/03 22:45

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