プロが教えるわが家の防犯対策術!

オリジナルを作る機会が多くなってきました。
今まで大まかな事をバンドメンバーに任せていたため、知識が余りありません。
今疑問に思っていることがあるので、教えてください。

キーってのはどういう意味なんですか?
よくキーをAにするとか聞くのですが、Aから始まりAで終わるというわけではないんですよね?

コード進行について少し勉強したところ、ルートからI・II・III・IV・V・VI・VIIと書いてあります。
トニックがI・III・VIでサブドミナントがIIとIVでドミナントがVとVIIとなっています。
これはキーが違えばそれぞれ、IIやIVに用いるコードが違うということでしょうか?
例えばキーがCだとGがドミナントだけれど、キーがEだとGはトニックになるという意味でしょうか?

また、適当に単音リフを作っているのですが、リフからコード進行に持っていくのには、どのような発想でコード進行を考えれば良いですか?ちなみにリフを作るときもキーとかを意識していません。

皆さんはどういった手順で曲を作っていますか?
参考にしたいのでアドバイスください。

A 回答 (3件)

(1)


>キーってのはどういう意味なんですか?

一言で言えば「調」です。「ハ長調」とか「イ短調」とか言われるものです。

>よくキーをAにするとか聞くのですが、Aから始まりAで終わるというわけではないんですよね?

Aといえば「イ長調」のことで、コードがAで始まりAで終わることが多いと言えます。

一般にAのように言った場合「Aメジャー」の略であることが多く、コード名も調名(キーの種類:この場合はイ長調)も表します。文脈でどちらをさすか判断します。
同様にAmはコードネームと調名(イ短調)も表します。

(2)
>I・II・III・IV・V・VI・VII

必ずといっていいほどこの7つが書いているのですが、このうち「VII」はほとんど使わないので除外してよいです。あくまで理論的・機械的に音を重ねていった場合にVIIができるだけであって使われません。

>トニックがI・III・VIでサブドミナントがIIとIVでドミナントがVとVIIとなっています。

この言い方は正確ではなく、

トニックはI、その代理としてIII・VI
サブドミナントはIV、代理がII
ドミナントはV(VIIはほとんど使われない)
ドミナント7としてV7

大まか言って代理コードは変化を求めるときに使うと考えていいでしょう。一般に代理から本来のコードへの進行はよくないといわれますが実際には見られます。

>これはキーが違えばそれぞれ、IIやIVに用いるコードが違うということでしょうか?

そのとおりです。キーがC(ハ長調)ならドミナント(7)はG(7)、キーがE(ホ長調)ならトニックはE、トニックの代理はG#m、C#mのようになります。

>単音リフを作っているのですが、リフからコード進行に持っていくのには、どのような発想でコード進行を考えれば良いですか?ちなみにリフを作るときもキーとかを意識していません。

単音リフと言ってもいろいろありますが、あまり音が動かないパターンであればその音をコードのルート音として音を重ねてコードをつける方法があります。たとえばEの音をメインに使っていればそこはEまたはEmコードとなるなどです。
もしリフ自体音が動きメロディのようになっているなら、コードを考えないこともよく行われます。ベースもユニゾンになり全体として「ノー・コード」です。
もちろんコードをつけることもできますが、リフの動きにとらわれずかつリフと干渉しないように考える必要があり、慣れとセンスが求められます。

以上はリフというものの存在を前提として考える場合ですが、純粋に「曲にコードをつける」練習も必要だと思われます。作曲法の本はたくさんあり基本的なコード進行の例は載っています(たとえばI・IV・V7・Iが基本であるとか)。
しかし最大の教材は世の中に無数にある既存の曲です。コードを意識するような聞き方をして、気に入った進行は歌本などでコード進行をチェックして自分のものにしていくのが大切です。無味乾燥な理論より自分が「美しい」と感じたものの方が印象に残ります。

理論だけでは必ず行き詰まります。また理論だけでは無数にあるコード進行を説明し切れません。あたりまえすぎるアドバイスですが、いろいろなジャンルの曲を自分の担当楽器とかかわりなく聴くことです。
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この回答へのお礼

丁寧な説明ありがとうございます。
教則本を今日探しに楽器屋に行ったのですが、あまり良さそうなのはありませんでした。
コピーをしていたため楽譜はあるのですが、いかんせん基礎的な知識は余りありません。
最近は曲の構成や展開の仕方に気をつけながら聞いています。

しかし同じコードでも押さえる場所がちがったりするので、まだ幅は狭いです。基本的に6弦か5弦がルートになるバレーコードがメインになってしまいます。

>代理コードは変化の時に使う
という事は、大体のキーでコード進行は決まってしまうということでしょうか?
スコアを参考に調べていこうと思うのですが、スコアを観てキーってのはどうやったら分かるのですか?
分かる人は曲を聞いただけでキ-が分かるらしいのですが。

お礼日時:2007/07/28 21:48

>全弦半音下げで五弦3フレットのバレーコードはB♯で表すはずですよね?でも自分の持ってるスコアはCと表記されますし。

何故でしょうか?

全音を半音や1音下げたチューニングでは、実際に出る音と楽譜上の音が違います。実際の音は楽譜より半音や1音低くなります。

B# と C は同じ音です。

CDEFGABC
ドレミファソラシド

EF間とBC間は半音です(鍵盤では黒鍵がありません)。そのためE#とB#はそれぞれFとCと同じになります。ただし意味合いが違うのでどちらで記譜するかには決まりがありますが、まだ考えなくてもいいでしょう。(興味があればhttp://oshiete1.goo.ne.jp/qa3160160.html
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この回答へのお礼

ありがとうございます!!
そういえば、CとB♯は同じですね!
昔習った記憶があります。

一音下げたチューニングと楽譜上の音が違うってのは良いことなんですか?

お礼日時:2007/07/29 20:04

補足見ました。



スコアを見れば「調号」が分かります。これを見ればキー(調)が分かります。
一覧http://www.gakufu.ne.jp/GakufuNet/dic/dic2/basic …

キーが決まれば使われるコードがある程度決まるといえます。

<例>
Eメジャーキーのとき:E, B7, A
Eマイナーキーのとき:Em, B7, Am

「教科書的」にはこれらを主要3和音と言います。12小節パターンなどはこの3つでできていますが、ポピュラー曲はむしろこれ以外のコードを使い多彩な進行で変化をつけています。

また、コードを押え方、つまり6本の弦と20いくつのフレットと切り離して考えることも必要です。
<コード表>http://www.ady.co.jp/song-chord/chorditiran.htm

鍵盤での押さえ方を見て「構成音」を知るとメロディにコードをつけるときに役立ちます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
サイト見させていただきました!!とても参考になります。
キー=CメジャーとAマイナーは同じ表示なんですね。
でもトニックになる音は違うって事ですよね?
あとはスコアをみて二択の内どちらかってのは使われているコードでって事ですか?
全弦半音下げで五弦3フレットのバレーコードはB♯で表すはずですよね?でも自分の持ってるスコアはCと表記されますし。
何故でしょうか?すみません無知で。

主要3和音で構成させていき、Bメロでは代理コードを使ったりII→Vを使って味付けをしたり、テンションを付けたりするって事ですね♪
なんとなく理解できて来ました。

お礼日時:2007/07/28 22:52

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